マンション|建築家の設計事例

■新宿の改装計画/家族の集散が空間の満ち引きとなって現れる住宅
子育てを終えた夫婦の「終の住処」としてのマンションリフォーム計画です。

コンパクトなスペースの中に、暮らしの要素を過不足無く、余白や開放感を持って生活出来る様にまず、2つの事を考えました。そして、施主の個性があふれる設計をしています。

東京都目黒区に建つ賃貸用共同住宅。
多様な文化やライフスタイルが混ざり合う地域にあって、住まい手に合わせて柔軟に様相を変化させていくプレーンで寛容な空間を作りたいと考えました。

 元々リビングに面した部屋の壁と引戸を解体し、サッシやエアコンは活かしつつ、リビングに対して障子で開いたり閉じたりできる構成の茶室とした。既存の窓を活かすため、部屋の中にまた部屋がある入れ子状の構成とした。

改修前は民泊用と住戸用の2か所の入口があったが、玄関は1か所のみとし、3Fは壁を取り払い、開放的なリビングアクセス形式の住戸プランとした。家族や来客は必ず3Fの大部屋を通ることになり、お互いの顔が良く見える風通しの良い平面計画となっている。

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