木造|建築家の設計事例

広い敷地のなかの一画に建てた住まいです。
中庭をはさんでお互いの気配が感じられる2世帯です。
温かく伸びやかな空間を和風外観の中にまとめました。

街中での光や風の取り入れ方に配慮しました。ここで長年、暮らして来た住まい手さんによると風はある一定方向からしか入らないとのことでした。主となる開口位置は、そのような考察も判断材料の一つにしています。

この計画は、ご夫婦2人暮らしのための住まいです。クライアントからのご要望は、「シンプルで暮らしやすく、寒くない家」というものでした。

そのご要望に応えるために、LDKの周りに、それ以外のすべての機能をドーナツ状にレイアウトしたプランを採用しました。

それそれの生活空間でのプライバシーを保つことのを希望、

平和町の家は愛知県稲沢市の日光川沿いに建つ木造2階建ての住宅です。
ガレージとデッキまで延びた三角屋根に西面の白い杉板張りの外壁が目を引きます。
リビングから繋がる広々としたデッキはお茶を楽しみながらゆったりとした時間が流れます。

既存住宅の減築リノベーションです。基礎、柱梁等の骨組みを残しプランや設備、耐震性、断熱環境を一新しています。

建て主のM氏はこの土地を購入しました。そして、設計に先立って設計者に伝える文章を示されました。
□家づくりのテーマ
黄色い花の咲くミモザの木のある家
その木から発想する、家づくりのイメージをスタートさせたい。

音楽ができることと、ご夫婦ともお仕事を持っておられますので、
猫ちゃんがお留守番できるお住まいをご希望でした。
木造、吹き抜け、住宅街で近隣は住宅密集地であること、また予算もありました。
プランは、箱型の住宅の中に小さな箱を作ることで、

三方に崖があるため、1階を鉄筋コンクリート、2・3階を木造の混構造で設計。
LDKは一部天井を高くして梁を見せることで開放的な空間を演出しました。
水廻りは家事導線に配慮した間取りを提案。

京町家の良さ、風合いを生かしながらも耐震性や寒さ対策にも配慮しました。
京町家という伝統的な建物をシックでモダンなデザインに。

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