傾斜地|建築家の設計事例

■名古屋市守山区の金城大学の向かいに建つ、森に囲まれた急斜面に建つ、橋のような住宅。
■2方向の急斜面(30度以上の傾斜地)に建設致しました。

 眼下に海を見渡す事が出来る高台に敷地はあります。
建て主はこの素晴らしい景色に一目惚れし、数年前にこの敷地を購入しました。

お施主様と一緒に、土地探しから始めました。
利便性、予算、お子様の学校等、家族みんなの思いをかなえる土地探しに1年半の歳月をかけ、希望の土地に出会えました。
コスト、耐久性、遮熱性などのCPの高い金属サイディングを採用しています。

高台に土地があるおかげでリビングには光がサンサンと入り家族の集まる中心地になっています。食事、くつろぎの時間を通して家族の会話を楽しんでいます。特別な材料は使わない自然の材料でシンプルにまとめた明るい内装になっています。

吹き上げる風から守る鉄筋コンクリート造の住宅の殻のような外壁に希望されている木造の内部を作ることです。

周囲と高低差がある敷地に建つ、混構造の小住宅です。隣地の崖からの悪影響を受けないように1階部分を鉄筋コンクリート造とし、上部は木造としています。敷地面積に余裕が無いのでまず法規上許される最大限の容積を箱として確保し、それを効率的に覆うために捩れた屋根をかけています。

雛壇の敷地に建つ二世帯住宅です。外観上特徴的なコーナーのガラスブロック壁の内側はテラスとなっています。また全体的に白を基調としたシンプルかつ落ち着いた空間で構成された建物です。

山の林の中の敷地に案内されて初めて感じたことは、日本独特の仄暗い静かな美しさでした。この環境の中に明るく静かな抽象的な空間が作れないだろうか・・といったことが計画の中心となりました。

現在は3階が寝室ですが、老後は1階が寝室になる予定です。
壁面緑化も計画しています。自然素材をふんだんに取り入れ、コストダウンのために左官仕上げの壁はご自分たちで塗られました。
小さな中庭の上は光が通るグレーチングのバルコニーになっています。

丘の上に完成したとても景色の良い住宅。コンクリートの建物が御希望でしたが、傾斜地ということと地盤が擁壁上にあり構造的に難しいため基本構造は木造です。そこで道路からのファサードにコンクリート打ち放しの大壁を設けて階段擁壁と一体化を図り、木造とRC造の混構造としました。

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