傾斜地|建築家の設計事例

1階は親世帯で漆喰で仕上げた古民家風に仕上げています。
2階は木をふんだんに使って仕上げています。
敷地の高低差に沿うように内部も高低差を生かした設計になっています。
都心部ではあり得ないような木々に囲まれ春には桜が咲き乱れる好立地で

傾斜地に逆らわずに建築をし、伸びやかな空間を実現しました

見晴らしの良い敷地に建つ住宅です.
北側に緑あふれる公園を背負い,南には斜面越しに遠く街並を楽しめる敷地を選択された施主に対して,どの様な計画がふさわしいか悩んだプランです.

予算を押さえるため、業種を絞りました。
壁は外壁も内壁もすべて漆喰としました。建築主のご家族やお友達、設計者の知り合いなど毎週末荒壁に取り組んだことで左官費用は半分程度に収めることができました。

内部は自然素材で仕上げ、ワンルームのような構成で家族の気配が感じられるようにしました。断熱や通風、床暖房等で快適な住環境になっています。

高さ3mの擁壁の圧迫感を感じさせない様、建物と擁壁を一体につくり、道路からセットバックさせる事で、道路と住居部分の間にアプローチ、緑、土間といった曖昧な緩衝帯を中間領域として設けています。

施主がこだわりを持っているだけに、当方もでティールに気を使いました。予算的にも十分になく、まして施工業者が変わったのでコストが必要以上にかかりました。ただ、材料など安く仕入れる関係を知っておられたようで、その面はお任せしたことでデザインに集中できました。

ペットの安全性確保、匂いやペットトイレの問題、程よいスケールのペット居室、滑りにくい床材等
ペットが快適に過せる様々な工夫が満載の家です。

とにかくご夫妻のお話をよくうかがいました。それに対してこちらの考えをお話させてもらい、自然の中でのコートハウスのあり方を話し合い、提案させていただきました。

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