建築家の設計事例
3つの住棟に囲まれた中庭を街路空間のように演出し、エントランスホールから各住戸に至る通路はこの中庭を見ながらいろいろな場を通過する。 |
家の大きさはそれなりにあるけれど「個室主義」とでもいうような、ひとつ部屋を移動するとぽつりと寂しくなるような家でした。空気の流れも悪くカビくさい。ともかく”空気”も”気”も「流れの悪い」家でした。 |
外壁は焼杉板、屋根は和瓦とし、内部は漆喰塗り仕上げとしており、天井も垂木・梁・化粧丸太をあらわしとした、昔ながらの仕上としています。桧風呂など、あらゆる部分でお施主様のこだわりを取り入れた住宅です。 |
両親の住む家に同居するにあたり、リフォームしたい。若い世代らしくモダンなイメージに一新してほしい。 |
お子様の誕生をきっかけに家づくりプロジェクトをスタート、インターネットの情報を駆使して、弊社にご相談に。 |
38㎡という狭い変形敷地に最大限のスペースを確保しつつ、風が通り、光を潤沢に享受できる空間をつくりました。らせん階段のある吹き抜けが大胆な空間を構成し、狭さを感じさせません。 |
構造は木造で、2階建てのメゾネットタイプが東側に4軒、西側に5軒並んでおりその間を共通の通路である路地が南北を貫いた形式になっています。また、各々の住戸にはそれぞれ専用のコートがあり、そこにはデッキテラス、プランターが設けられています。 |
RC造にしたいという強い要望があったため、その特徴を活かすため打ち放しとしています。 |
外観は、漆喰で白を希望されていました。ただ予算とメンテの関係で一部白を取り入れ、全体的にガリバリューム鋼板の黒で仕上げました。壁面は合板でとのご希望なので、合板の色の違いや釘の打ち方に非常に気を使って大工さんが仕上げてくれました。 |
古い住まいの建て替えです。思い出を残したいということで、庭の大きな椎(しい)の木をシンボルツリーとしてアプローチに取り込んでいます。また、ご先祖さまから引き継いだ荷物が多いことから、収納をたっぷり確保しています。 |
限られた敷地・高さ制限のなど制約のある中、 |