建築家の設計事例

1階平面
 前面道路を動の空間とすると、居室には静の空間が求められます。「静」をつくるために、道路に面した駐車スペースと居室の間には中庭を設けました(緩衝体)。そして、駐車がしやすいこともハンディキャップを持つ建築主には大切なことです。

築約40年の住宅のリノベーション。
家族が集う、居間・食事室を主に、断熱、耐震、暖房工事をしました。
無垢材をふんだんに使い、外部建具、家具など製作とし、温かみのある空間としました。

構造的な優位性から30帖のワンルームを2階に配置しました。
無柱にすると共にサッシュレスのガラス窓を設ける事で視界がさらに広がります。

全ては施主さんのために、なんでも相談、解決策は双方で探し、必ず解決

はじめて現地を訪れた際、現状のポテンシャルの高さに特に何もする必要がないと感じました。
私たちが作為的にやったことはただ1つ。小さく暗い印象だった玄関とその先につづく無駄に長い廊下を統合し、タイル貼の広めの玄関土間としたこと、これくらいです。

雪深いこの地域にとけ込む様な外観を持つデザインをイメージ

敷地が狭く、成人した家族が多く、個室がたくさん必要でしたのでプライバシー的にも有利な2階LDKプランとしています。又、保有する車両が多いので1階の庭になる部分はすべてパーキングとしています。

高い防音性能と駅に近い立地で建築困難地のデメリットをメリットに転換させる計画。

母屋の横に建つ、祖母が暮らした築10年程の住宅を孫が家族と暮らすために増築・リノベーションした住宅です。

「合理的な空間構成」と「徹底したシンプルな構造架構」によるローコスト化。

セルローズファイバーの充填断熱で暖かい家になっています。
構造の大事な部分には合板・集成材を使っていません。
内部は無垢の床材(3センチの赤松)・天井・壁は主に漆喰を塗っています。

祖父から受け継いだ土地を、将来的に両親と住む二世帯住宅に建て替えした事例です。
祖父が大事にしていた庭を残し、コの字に囲むようにほぼ平屋の建物を計画しました。

記念館として、平塚らいてうの事が充分伝えることが出来る、展示物などもゆったりと見ることが出来るスペースがあること。なるべく地元の木材を使って仕上げることなどを提案させてもらいました。

単身で居住される予定の物件であり、プライバシー確保と2階で生活が完結できる間取りを希望されました。
その為、1階には玄関・客間・トイレとし、2階にLDK・寝室・浴室・洗面を設けました。

新町の家は、歴史ある町並みとの調和するデザインとしました。敷地が長方形の狭小地であり、建築基準法の許す限りのスペースを確保しています。表は道路、裏は駐車場となり、プライバシーの確保を行いながら、どうやって外部を取り込むかを考え、目隠し塀のスリットを細かくすることで実現させました。

RC造にしたいという強い要望があったため、その特徴を活かすため打ち放しとしています。
また、駐車スペースも将来的にもゆとりが欲しいとの事であったため、道路側をセットバックして、駐車スペースを確保しました。

静岡県島田市にある島田中央幼稚園を改修して、0・1・2歳児も保育できるように、幼保連携型認定こども園に用途変更するプロジェクトです。天井を緩やかな曲面とし、天井面を柔らかく照らす照明とすることで、緩やかな身体的変化を体感できるような空間を目指しています。

両親の住む家に同居するにあたり、リフォームしたい。若い世代らしくモダンなイメージに一新してほしい。
音には十分な対策をし、両親と繋がりながらも2階にキッチン・バス・トイレを設置し完全な二世帯にしたい。

建築はその人の個性から生まれるもの、この別荘は依頼者の考え方や夢が建物の見え方に大きな影響を与えています。デザインに対する考え方もしっかりお持ちであり、私の提案にも大変理解を示していただきました。暮らしやすさとデザインの両立。

「素朴さと、そこから生まれる懐かしさと包容力」を設計のテーマにした住宅。敷地内に元々あった杏の木を残しながら、切妻屋根、総2階のコンパクトな建物を配置。主室を南面させた民家的な田の字プランを基本にして、居場所となるコーナーを所々につくり、それを回遊する動線で結んでいます。

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