建築家の設計事例

待合室に自分の居場所があるという感覚。
面談の声が外に漏れない工夫。
自然光を取り入れているが、クリニックの性質上明るすぎない、暗すぎないようにする工夫。
心理学に基づく色彩設計

外装の改修は最低限に抑え、内部を大胆にリノベートすることで、古い家ならではのめりはりが生まれました。
カフェのような家をイメージしています。

音楽教室の防音と近隣への音漏れを気にしていましたが、建材メーカーの防音機能を
体験して頂きながら、防音、遮音、音響建材など決定した。

工事費の予算管理を行いつつ、構造上でも高強度補強筋を使用するなど十分な強度の確保にも努めました。
また、最上階10階のオーナー住戸は間取り検討、内装材選定など多くの時間を費やし、オーナーの要望に応えました。

前面道路を挟んで向かい側が桜並木と梅林公園という好立地。この景観を最大限居住空間に取り込むような立体的なワンルームプランとなっています。また造成された法面を生かして半地下空間も設けています。

空港から俵山トンネルを抜けてほどなく、木立に囲まれた木造の建物が見えてくる。熊本市で開業30年を迎えた眼科医院の分院として、ここ南阿蘇に昨年開院した診療所である。

「今までの資料は見ないでくれ」と、最初に言われました。
すくなくとも、日本の建築は参考にしていません。
ダルトンのポリーシーと重なる海外のケースを探し、表現技法を研究しました。

建築に詳しいお施主様のこだわりがいたるところに反映された住宅となっています。玄関のストリップ階段や、ダイニングキッチンからのぞむ箱庭、造作建具など様々な見所があります。また、北側にマンションがあるため、プライバシーを守るためにコートハウスにて建築しています。

 レディースファッションを扱うお店のリノベーション

ペンシルビルになりますが、狭い敷地でもこんなものができるという提案ができました。

地域に分散する木造廃校舎の利活用の提示。その地域資源としての価値の再発見・再認識。
保存・活用への士気の鼓舞。

車を見ながら趣味の部屋で過ごしたいというご要望から、1階の構成を設計しました。
また、4人家族の個室をそれぞれ独立して確保したいということから、吹き抜けや外部で区切りながら独立性を保って、設計しています。

狭小敷地+前面道路に傾斜があり、更に角地だったため、低い方の道路高さで天空率を利用する悪条件となり、斜線クリアが厳しい敷地でした。

新興住宅地の一角に建つ少住宅です。
外観は、ガルバリウム鋼板とモルタル左官壁を使用した、シンプルなモダンデザインです。

来客が多いので玄関脇にシューズクローゼットを設けました。広い玄関もいつもすっきりと美しく。近くに大きな川が流れているので、耐震耐久性に富み安全であること。又毎年行われる花火大会を家族で楽しめる空間を。広いベランダは大活躍です。

20年数年前に建てられた鉄骨造建物(階下は工場)の最上階の使っていないスペースの改装工事である。
コストと余条件からやり過ぎない、くどくないデザインを心がけた。ただ、使用材料には熟慮し、心地の良い雰囲気とその階の持つ雰囲気に合わせ自然材料を使った。

二世帯住宅は住宅の中でも特に難しい分野です。今の生活だけではなく、建てられた後の未来の姿にも目を向け、長い目でみて使い続けていけるプログラムを丁寧に組む必要があります。変わるものと変わらないもの、親子が同居する形を、一番よい形で実現できることを計画の主眼とし、設計しました。

閑静な住宅地に建つ“和モダンテイストの住宅”
中庭を中心にコの字型の平面計画とした。
ファサードの列柱には耐水性の良いグラピア材の無垢木を使用し、モノトーンの外壁に木が持つ温かい印象を加え、存在感のあるデザインを演出した。

患者の立場として、歯科医院では実に様々な場所を転々とさせられると経験的に感じています。
例えば、受付→待合→歯磨きコーナー→治療室→レントゲン→治療室→待合→会計という具合です。

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