建築家の設計事例

一番大きいところは、やはり予算。お若いご夫婦で、これからの生活もありますので、できる限り
費用に関しては透明化を目指しました。
結果、予算の削減ができ、当初、建売住宅で検討されていた内容をグレードアップできました。

夏場、トップライトはロールスクリーンで遮蔽されます。

コンパクトな間取り構成ながらも、大変に大きく感じられる住宅となりました。
内部は木の素材を感じられる造作を各所に設け、温かみのある空間になっており
ゆとりを持たせたプランからも窮屈さを感じさせない、バランスのとれた住宅です。

「子供達が巣立った後は、夫婦が平屋として暮らせる様な家にして欲しい」というご要望から、一見平屋として独立している様なLDK+主要室を1階へと配置し、その他家族の時間軸に合わせフレキシブルに使用できるフリースペース的な役割を兼ねる子供室を、上階へと配置するシンプルな建物構成としました。

設計の方針を固めるまでにかなりの時間をかけた。離れの改築、建替え、母屋の一部増築等いくつかのプランと費用、手続きにかかる時間等を提示するなど、常にいろんな選択肢を用意するよう心掛けた。

20坪の狭小敷地に建つ究極のスキップフロア住宅。地下に秘められた寝室から、空に開放された浴室まで空間がゆるやかにつながる。2.7mの片持ち梁の下は駐車スペース。

古民家は土壁でできていてそれだけでも元祖自然派住宅。しかし、土壁の古民家はとても寒いので外側に断熱層をつくり、また屋根裏にもたんまり断熱材を仕込みました。2階を若夫婦の家族室として見晴らしと住まいやすさを重視して計画に取り組みました。

鉄骨3階建でもともとは住居兼事務所だった建物を骨組みだけを残し、
小規模ホテルへと転換しました。
主な利用客はオーストラリアなどの海外であり、
随所に"和"を感じられるような空間に仕上げました。

大谷ビル

南北に長い敷地でしたので、陽射しをまんべんなく取り入れるために
出来る限り「真ん中」を作らず、各居場所が必ず外とつながりを持てる
空間構成としつつ、二世帯の距離感がストレスレスとなることを心掛け
ました。

施主様が自然素材の家を希望されたので外壁も杉板としました。市街地では防火構造とするため工夫が必要でした。

夫婦・子供2人の4人家族、LDK約20帖・将来同居のための和室、ローコストにて実現できました

高原の木々に囲まれ、東に相模湾を臨む天城高原に建つ別荘である。1階はRC造として高基礎を兼ね、上に木造部分をのせて地面より高さを確保し、雪や寒さ対策の一つとしている。

高知県南国市の郊外に建つ夫婦とペット(犬・猫)たちの住宅である。
建物計画は先ず土地探し(※)から始まった。クライアントが候補として選んだ土地は、南側に隣家への通路となる旗竿の竿部分の土地と、北側に拡がる田畑に挟まれた敷地であった。

市街化調整区域に建つ若いご夫婦の為の住宅。
アイランドキッチンのある広いダイニング。
家族参加のできるダイニングキッチンです。
キッチンに続く洗面・脱衣・浴室、食品庫を兼ねた納戸など、コンパクトな動線計画です。

この計画は、ご夫婦2人暮らしのための住まいです。クライアントからのご要望は、「シンプルで暮らしやすく、寒くない家」というものでした。

そのご要望に応えるために、LDKの周りに、それ以外のすべての機能をドーナツ状にレイアウトしたプランを採用しました。

今でこそ、エイジングという技法がポピュラーで、材料も方法もいくらでもありますが、20年~30年前は、試行錯誤の連続でした。
どうしたら、この味わいがだせるのか?何を使えばこの味わいがだせるのか?
「素敵」という結果には、必ずなんらかの原因があるはず。

敷地は間口5m弱に対し奥行き20mと南北に細長く、前面道路からは最大2m程低く、東側隣地はこの敷地からさらに2m低いレベルにありました。

鉄骨造

森林や田畑に囲まれた緑豊かな風景の中に建つ、27坪程度のコンパクトな住宅です。
コンクリートそのものの素材感が好みで、仕上げさえ不要という徹底的なオーナーのご希望に沿って、型枠コンクリートブロック造現しとしました。

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