大和高田の家 景色は西、日照は南、庭は東 という矛盾の中で、どこにどの機能を配置するか、かなり悩んだ設計でした。何回も話し合いを重ねた結果、非常に合理的で使いやすいプランになったと思います。 また、周囲には古い民家も残る地域で、洋にも和にも偏らない究極にシンプルな外観としました。 |
佐紀町の家 北側の古墳の池が絶景。その手前にある遊歩道の頭越しに池を眺めることができること。 西側の池、東側の森、南側の景色も、それぞれ美しく、全方向に開く。 絶対高さ5.3m、屋根勾配3寸以上と決められているため、1.5階建ての高床式にする。
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中桜塚の家 具体的には43条但し書き道路の認定をめぐって行政と見解が対立。一度は建て替えを諦めかけたが、数ヶ月をかけて行政と交渉し説得した。 北側に囲繞地(道路が無く建築できない土地)があり、当面は原っぱなので、そこにそびえている巨木を借景にさせてもらった。 |
千里の家 改良杭をつかうこととと、基礎兼用の擁壁とすることで、費用をおさえつつ地盤の問題を解決した。 建て替え前の家をとても気に入っておられたので、居室の配置等はできるだけ従前のものを踏襲した。 |
敷地の高低差を利用した家 現時点ではまだ施工中の家ですが、主に工夫したのは以下の点です。 ・敷地内の段差を、1階分の階高として利用すること ・玄関を2階と3階の中間階として、利便性を高めること ・敷地奥(東)側の緑の景観を活かすこと
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東浅香山の家 配置と植樹によって、太陽と視線をコントロール。 第二リビングとしての広縁、第三リビングとしての中庭デッキ。 |
ボーシュマン(レストラン) 東西南北、すべて良い景色なのでどちらを向くべきかに苦慮。 見る角度によって見え方が全然違う外観にすることで、地味でも目立つように。 |
真田山の家 吉野の山まで、一緒に木を切りに行ったこと。 設計もさることながら、家づくりの原点から進めていった。 |
大阪市内の木三共 門形フレームを使用して、木造でも十分な居住空間を確保しました。 デザイン的に目立つ部分にはタイルが工場施工されたALCを使用しています。後施工による剥離のリスクを減らし、メンテナンス性を高める目的もあります。 |
湯楽里ゲストハウス 球磨杉を生産する地元の関係者と、球磨杉をプロデュースしているSSDプロジェクトと協議しながら設計しました。
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榛原の古民家 古民家の味はそのまま残しながら、構造は全面的に改修した。また、単なる古民家の復元ではなく、現代の生活に合うようにリノベーションした。 |
新稲の家 とてもお忙しい方なので、合理的に生活できる工夫を各所に凝らした。 音楽室、書斎、サンルームなど用途を限定した多くの小スペースと広いリビングの組み合わせで、実際の生活パターンにフィットした配置や間取りとなった。 |
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菜園のある家 奈良県天川村の木を使用。天川村へ同行して、伐採祈願祭を行い、実際に木を伐採体験してもらった。もちろん、その木は使われている。
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藤原台の家 あまり特徴のないニュータウンの一角で、南東側道路の敷地だった。 よくお話しをきいてみて、奇抜な家を望んでおられないことがわかったので、あえてオーソドックスな形を目指した。 バスコートについてはバルコニー手すりと連続されることでデザイン的な処理をした。
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猪名川の家 外観からは分かりにくいが、スキップフロアーにして傾斜地にそって建てた。 玄関には風除室を設けて、玄関土間と客間と書斎を一つの空間とし、大量の書庫を設けた。
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上野坂の家 駐車スペース、ポーチ、玄関、リビング、仕事部屋、トイレ すべてが来客を迎えるためのつながりとデザインを意識した。 キッチンは半独立型とし、奥に二畳余りのパントリーを設けた。 寝室、家事、水廻りは二階に集約し、プライベートを完全に切り分けた。
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鳳の家 普通の二階建て二世帯住宅は、姿は見えねど音はする という関係で、両方にとってあまり良い関係ではない。そこで、平面分割をすることで姿は見えるけれど音はしない という優しい関係を作った。
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センターコートの家 中庭型とし、南には平屋の書斎を配置し南面には窓を作らなかった。北側にリビングとして、中庭は玄関へのアプローチも兼ねている。 2階南東の一等地を浴室として、大きな窓から空を見られるようにした。(実は構造的にかなり苦労した) |
杉本の家 玄関をあえて広くすることで、全体を広く感じるようにした。 2階は無垢の栗フローリングで床暖房など。 3階は15㎝角の太い梁をつかうことで、木を隠さずに見せるようにした。 屋上をつくり、そこから3階の部屋には採光をとった。 |
守口の家 一部3階にすることと、玄関や廊下を極力省略することで広さを確保。 あえて2階南側に水回りを配置し、中庭を介してリビングとした。カーテン不要。 準防火地域の3階建てで内部に木を見せるため、外壁はRC並の耐火性能確保。たぶん日本で最初の事例。
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山坂の家 ほぼ間仕切りがないことで、限られた敷地のなかで大空間。 自然素材を用いながらも、実用性を損ねない使い方。 準防火地域で木の外壁を可能にした。 |