擁壁のある土地でもできるだけ費用を抑えられる方法を提案・TAS高橋洋臣e久美一級建築士事務所 高橋洋臣さん


 
擁壁のある土地は購入してから思ったより費用がかかり、建物にかける費用を減額せざる得ない状況になってしまうことがあります。
 
擁壁のある土地についてTAS高橋洋臣e久美一級建築士事務所 高橋洋臣さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー TAS高橋洋臣e久美一級建築士事務所 高橋洋臣 の写真
大阪市西区川口3丁目4-26-1106
06-6584-2267

 

貴社が擁壁のある土地を手がけたきっかけがありましたら教えて下さい

 
事務所に営業に来られていた方との世間話です。
 
事務所にあったある模型(敷地は平坦地でしたが)に関心をもたれて、「家を建替えたいが、擁壁のやり替えがネックで・・・」とお伺いし、何か解決方法があるかもしれないので、現地を確認しましょうかとご提案しました。
 

 

擁壁のある土地のリスクを教えて下さい

 
宅地造成等規制法(以下宅造法)の許可を受けている擁壁であれば、基本的に問題はありません。
 
しかし、古い擁壁は宅造法の許可を受けていないものも多く、また許可を受けていても年月の経過により、構造的に不安なものもあります。
現状の擁壁に問題があるのかどうかは各担当機関の判断になり、その判断により建替えに係わる費用および期間が大きくかわります。
 
ご自身が所有されている土地であれば、元々もっているリスクであり、またそれらに対する調査や検討に時間を掛けられますが、新規にご購入を検討される場合は注意が必要です。
 
購入するまでに時間をかけて検討する事が難しい場合が多いので、購入してから擁壁に思ったより費用がかかり、建物にかける費用を減額せざる得ない状況になってしまうことがあります。
 

擁壁のある土地に建物を設計する際に注意しているポイントを教えてください

 
施主様の年齢・家族構成・ご要望事項を考慮して、現状の擁壁を活かした方がいいのか、取り壊しも含めて一から考えた方がいいのかを見極める事。
取り壊す場合もどこまで取り壊すのか、古い擁壁を再利用できる方法はないのか、検討します。
 
擁壁の造成は費用も時間も掛かるので、できるだけ宅造法をかけないですむ設計を考えるようにしています。
 
例えば、お施主様がお若い方であれば地盤の高低差を活かしたスキップフロアのお住いにできないか、逆にお施主様の年齢が高く、終の棲家としてご検討の場合は段差のないお住いにするにはどう対応すべきかなどです。
 
もちろん、ご予算も考慮して検討していきます。
 

 

Spring Terrace ーすきっぷてらすーは古くなった擁壁の対策で悩まれていたそうですがどのように解決されたのでしょうか?

 
古い擁壁を取り壊し、敷地の段差を利用したスキップフロアのコートハウスとし、建物の基礎を擁壁の代わりにすることで、新たな擁壁の造成を不要としました。
 
また、取り壊すと問題が生じる擁壁は取り壊さずに、建物の基礎の型枠として利用してコンクリート基礎と一体化することで、強度を補強しました。
 

擁壁のある土地の建物の設計を貴社に依頼するメリットを教えて下さい

 
構造設計から意匠設計に進んだので、プランから意匠と構造の絡みを検討できます。
擁壁と建物の基礎等の関係を考慮して、できるだけ費用を抑えられる方法をご提案させていただきます。
 

 

擁壁のある土地を購入する前の相談にも乗っていただけますか?

 
リスクの項で記載しております様に、擁壁に対する判断は関係機関によりますので、施主様の擁壁に対するご質問への正確なご回答は難しいと思います。
ただ可能性として、その土地に対してどのような方法が考えられるかはお答えできると思います。
 
なので、参考意見程度にお考えいただけるのであれば、ご相談ください。
 

擁壁のある土地に建物を建てたい方になにかアドバイスがありましたらお願いします

 
こちらもリスクの項で記載しましたが、土地を購入される場合は慎重にご検討ください。
既に所有されている土地の方もですが、同じような条件であっても擁壁の状況によりケースバイケースとなり、思わぬ事態になることがあります。
 
先ずは信頼できる設計事務所に土地をご確認いただくのがベターかと思います。
 

TAS高橋洋臣e久美一級建築士事務所 高橋洋臣さんの擁壁のある土地・設計事例

   

画像 建物の名称 紹介文
Due Terrazzi

明石海峡大橋が見える立地の敷地に終の棲家をということで、ご依頼を受けました。

Spring Terrace ーすきっぷてらすー

もともとは擁壁の上に建物がある敷地でした。
建て替えを考えておられましたが、古くなった擁壁のやりかえがネックとなって、計画をストップされておられました。
擁壁をやめ、敷地の段差を利用したスキップフロアとすることで、諸々の問題を解決しました。

 

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