薪ストーブのあるアトリエ住宅
私の自宅兼アトリエです。リノベーションした築約100年の古民家に、渡り廊下で繋げて増築しました。
住宅部分とアトリエで中庭を囲む、コの字形のプランになっています。
もともとあった茅葺き屋根の古民家と里山の風景に馴染むように、自然の素材を使い、屋根の形状は山の稜線に呼応したデザインにしています。
茅葺き屋根の古民家の隣に連続させた家の形として、強く主張することなく、全体のまとまり感を持たせることに配慮しました。
冬場は最低気温が-5℃にもなることから、温熱環境を考慮して、十分な断熱性能を持たせ、べた基礎蓄熱方式の低温式床暖房と薪ストーブを併用させて、寒くない室内環境をつくるという、実証実験的なモデルハウスにもなっています。
地元京都府産の杉材、桧材をはじめとする自然素材を用いて、里山の自然の中できれいな空気と四季を感じながら、快適に暮らせるモデルハウスとして、いつでも見学いただけるようにしています。
施工の面では、工務店にかかる余分な経費を節約したセミ直営方式として、木材は材木店から、設備機器などはネットなどで直接購入して支給しました。
また、床の植物系のワックス塗装や、薪ストーブの設置などは、DIYで行いました。
室内の床はすべて杉の無垢材フローリング、壁は珪藻土塗壁としていて、新建材の有害物質や嫌な臭いは一切ありません。築5年の現在でも、訪れた方からは、「杉の木のいい香りがしますね。」と言われます。
里山の自然に寄り添い、なるべくエネルギーも自給するため、昨年、屋根にソーラーパネルを設置しました。近い将来、これに蓄電池設備を加えて、電力のオフグリッドを実現したいと考えています。
中庭を囲む、薪ストーブのあるリビングルームです。
キッチンはアイランド型で、LDKのワンルームになっています。
天井高は約4mあり、最上部に通風用の窓を設けています。
天井の高い部屋は、実際の面積よりも広くゆったりと感じます。
近隣との適度な距離と、落ち着き感を保つための中庭。
昼間も大開口を、カーテンで覆う必要のない、外とつながった開放的なリビングです。
屋根の高さを利用して、小屋裏部屋を併設した個室。
浴室とガラススクリーンで仕切られた洗面室。
竹林に面しているため、大きなピクチャーウインドウとしています。
桧の板張りの浴室。
坪庭に面した窓を開けて、露天風呂感覚で入ることができます。
中庭に面したコンパクトなアトリエ事務所です。
静かで明るい環境で、仕事やお客様との打合せを行う事ができます。
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