西原Apartments

●設計事例の所在地: 
東京都渋谷区西原
●面積(坪): 
73坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

 この計画は最優秀者の計画案をそのままの形で実現できるという民間の公開コンペで実現した建物です。主催者の要求は『都心生活を楽しむディンクス(DINKS)の夫婦がすごす賃貸住居4戸を最大のスペースでつくる』というものでした。敷地は路地状の密集地の一番奥にある一般的には条件の悪い土地でしたが、唯一、南面は玉川上水の緑道の豊かな緑に接していました。そこでコンペに提案するにあたり、このすばらしい景観を100%建物内に取り込めないかと考えました。南北に開放性があり、東西の密集地側には閉鎖的で、建物中央に開放された通り抜け通路をもち、メゾネットタイプの住宅4戸が立体的に組み合わされた建築を提案しました。運良く最優秀案に選ばれ実現しました。
http://www.yumira.com/SpaceFiles/03work/02shuugoujuutaku%20/07nishihara/07nishihara.html

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

室内は生活スタイルの自由度を高めるため、移動家具や引戸の間仕切で住まい手が重空間を自由にレイアウトできるようにしました。
ローコスト化をはかる 構造体を内部に表して、壁,天井は打放しコンクリート仕上とする。 床は木フローリングとし、間仕切にポリカ板、合板をつかう。 将来にわたってのメンテナンスを考慮し、クロスは使用しない。

その他の画像: 

南外観(道路側)
外壁はGRC断熱パネル打込みの外断熱工法でつくりました。
手前のエキスパンドメタルフェンスは緑化のスクリーンになります。

外観(玉川上水側)夜景
室内を外部に映し出します。

アプローチ通路
建物の中央部に地域に開放されたアプローチ通路をもうける。
路地敷地の奥が玉川上水側の緑道とつながる。

アプローチ通路
住戸Aはスライドドアの開閉でアプローチ通路と連続する。

メゾネットの4タイプの住居を
立体的に組合わせて構成する。
タウンハウス形式のアプローチ。

住戸A 土間通路
部屋の一部が南北に土間スペースとなっている。ギャラリーなどに利用する。

住戸C リビングダイニング
玉川上水緑道を望む。

住戸C
玉川上水の緑道側に開放された大きな吹抜け空間をもつ。

浴室

洗面所
外部に開放的につくる。

設計者

ユーザー 株式会社ユミラ建築設計室 弓良一雄 の写真
オフライン
Last seen: 1年 7ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:21

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