ローン額を1Rの家賃程度に抑えた住宅リノベ

●設計事例の所在地: 
京都府京都市
●面積(坪): 
約20坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

やさしい光が差し込むリビングダイニング。
正面の土壁はセルフビルドで左官を行いました。
元々は和室や押し入れで細かく区切られていた空間を解体し、
上部にロフトを設け、屋根までひとつながりの開放的な空間となりました。
ミニマルな暮らしを実現するコンパクトで意匠性・機能性のある空間です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

賃貸マンションを借りているオーナーが、賃料と同等金額で意匠性の高い戸建て住宅を手に入れたい。という希望から、プロジェクトがスタートしました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

築50年の中古戸建をフルリノベーションしました。

躯体(建物の構造体)の耐震補強・内装下地・設備工事等は専門業者へ依頼し、壁や床の内装仕上げ等は、自らも施工に参加する、「セルフビルド」という手法により、建設コストを抑えています。

急な階段や老朽化した水回りは新しく取替え、内装もラワン合板やフレキシブルボードといった、現代的なシンプルかつカジュアルな印象になるよう仕上げましたが、古い柱や梁、昔の古建具等も上手く併用し、新しいものと古いものがバランスよく混在するよう、デザインをしています。

機能面では、断熱補強と耐震補強を実施しています。断熱補強では、サッシの取替や断熱材の充填を実施。耐震補強では、基礎・耐力壁等の補強工事を行いました。建築基準法で定められた耐震性能を満たした上で、意匠性が高く、尚且つ住みやすい住宅を実現しました。

その他の画像: 

1階の玄関から階段へ向かうスペースです。

階段はラワン合板を使用し、階段下には収納とトイレを設けました。
壁面の白いEP塗装と、階段の壁面の杉板はセルフビルドで施工しました。
階段はリノベーション前がとても急だったため、上がりやすいよう掛け替えを行いました。
古い柱と新しい素材が上手く合わさった空間となりました。

玄関スペースは、グレーの左官とアッシュブルーの羽目板張りとしました。
リノベーションで耐震補強工事を施したため、外観は新築同様になりました。

1階の玄関から階段へ向かうスペースです。

階段はラワン合板を使用し、階段下には収納とトイレを設けました。
壁面の白いEP塗装と、階段の壁面の杉板はセルフビルドで施工しました。
リノベーションの為、古い柱と新しい素材が上手く合わさった空間となりました。

設計者

ユーザー クサノユカリ建築設計室 古屋由貴 の写真
オフライン
Last seen: 6日 4時間 前
登録日: 2021-07-23 13:47

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