Vallée Blanche〜長屋x2棟

●設計事例の所在地: 
東京都足立区
●面積(坪): 
30坪×2棟
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

木造メゾネット集合住宅
敷地が幹線道路による延焼防止のため、防火地域に指定されている敷地条件でしたが、コストを抑えるため、100m2×2棟の木造で設計しています。2棟のあいだの通路は幅4mとなり、採光通風をもたらす空間となっています

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

◯投資用賃貸集合住宅であり、建設及び管理運営コストの低減
 →構造を木造にすることにより、建設コストの低減
 →共用部のない長屋形式にすることにより、管理コストを低減
◯敷地条件(駅から遠いこと)を克服する建築プログラム
 →1階を土間(コンクリート床)にすることにより、SOHO等様々な使い勝手に対応

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

長屋形式の木造集合住宅。各戸の玄関が1階にある1階+2階+ロフトの構成のメゾネット形式を採用。「寛ぐ(リビング)」、「食べる(キッチン・ダイニング)」、「寝る(ベッドルーム)」をフロアに分けることも出来、住み手の生活の選択肢がより自由になることを想定。
1Fの床はコンクリートとして、オートバイの駐輪場、SOHOとしても使用可能。
この敷地は駅から遠いというデメリットがあり、駅近のワンルーム系にはない魅力を持たせ、競争力のある賃貸住宅を目指した。

その他の画像: 

通路夜景
通路の照明は、両側からスポットライトで床面を照らし、演出した照明計画をしています。照明はタイマーで制御されており、管理運営コストの低減を図っています。

大きな窓と小さな窓 採光用の大きな窓(透明ガラス)と採風用の小さな窓(型板ガラス)が組み合わされ、向かい合う住戸や隣地の建物の窓の位置等を考慮し、レイアウトしています。

1階はコンクリート床(塗床)となっており、SOHOやバイク置き場等に使える仕様になっています。

貸室面積は、28-36m2ほどであり、1階は、玄関のスペースを区切ることなくワンルームとして自由に使うことが出来るようにしています。

水廻り(A棟)

階段上部は、1階からロフトまでの吹抜となっており、7m近くの吹抜となっています。メゾネットのメリットとして、階段の吹抜等、天井を高く見せることが出来、階ごとの住戸にはない空間を見せることができます。

2階居室

2階居室

2階居室
上部にロフトがあり、2階の居室も天井を高くしています

設計者

ユーザー 横山武志建築設計事務所 横山武志 の写真
オフライン
Last seen: 1週 3日 前
登録日: 2012-07-24 10:20

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