キューブつるま

●設計事例の所在地: 
愛知県名古屋市昭和区
●面積(坪): 
430㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

工事会社のビルを住宅・医院・事務所の複合ビルにリノベーション
半地下倉庫の開口部分は、RC床を増設しエントランスホール&ガレージに改装
外装は既存ALC板の上に遮熱塗料塗りで白いキューブに変身させました

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

住居、妻のクリニック、夫の事務所、別々に賃貸で借りて運営していましたが、子どもが生まれたのを機に一つの場所にまとめて、施設コストの圧縮と職住一体の暮らしを求めました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

自邸です

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

築26年の鉄骨造3階建の事務所ビルを、1階事務所、2階医院、3階住宅に改修しました。名古屋市の中心部に近い、閑静な住宅地に位置します。鉄骨造の長いスパンを生かして、自由な間取りが可能となりました。

その他の画像: 

3階の住宅は、一部屋根を撤去して中庭を設けてコの字型のプランとし、玄関に入った際の広がりの感じられるテラスの風景と、東西2面の大開口を持った開放的なリビングが特徴です。
LDK 左が中庭、右は前面道路、光あふれ風が通り抜ける開放的な空間が出来上がりました

3階住宅のLDK 北側にアイランド型のシステムキッチンを設けた一体感のある空間
背面に食品庫を設け、収納も十分確保しました。

3階住宅玄関前
暗くなりがちな空間に、中庭からの光を取り込むスリット窓で光沢のある壁紙を光らせて、住宅内部の明るい空間を予感させる演出です

2階のクリニック
つながる-心と身体-をコンセプトとする、心と身体を一体のものとして治療したいという漢方内科。
インナーテラスと呼ぶ植栽だけを置いた空間を中心に、受付、待合室、診察室、施術室、虹フロアと呼ばれる多目的室を配置したプランにまとめました。木材を多用した癒される空間を目指していて、「病院じゃないみたい」と患者さん達に好評をいただいています。

2階クリニックのカウンセリングルーム
インナーテラスと一体利用も可能な癒しのスペース。
正面の家具は、オーラソーマという代替療法に使うアイテムのディスプレイで、自作です。

クリニックの受付カウンター。
桧の柱材を年輪を見せつつ積層したオリジナルの家具です。

1階エントランス
既存の半地下部分にコンクリートの床を打ち、ガレージとエントランスホールを造りました。
形枠の廃材を利用して、ルーバーや板張りなどの内装を施しました。

1階奥の事務所 中2階の打合せスペースの壁面収納
床張り、テーブルと共に廃材などを利用した手作りです
使いながら徐々に進化させています。

設計者

ユーザー 時空間計画 田代輝久 の写真
オフライン
Last seen: 1ヶ月 3週 前
登録日: 2012-07-24 10:28

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