昨日は、敷地の視察からスタート。
地下鉄の駅から近くて、とても利便性がいい。
周辺に大きな建物はあまりなくて、
ほどよい高さの家が立ち並んでいます。
全面道路は、ゆったり幅があります。
メインの通りから一本入っているので、
車の通りも多くなく、近くに公園があったり。
周辺の環境は、いうことなし。
唯一気になるのは。。
敷地の大きさですかね。
20坪ほどで、建蔽率60%。
いわゆる狭小敷地なんです。
ワンフロア12坪なので、2階建てだと、結構厳しい。
そんな中に、駐車場1台を含む、3LDK+αを計画予定。
しかも。
周辺は囲まれてる+東西長手の敷地。。
普通に建てたら、家に光は入ってきません。
さて。
どんなアイデアを使って、家を創るのか。
これからのお楽しみ。
昨日の午後は、結構長い時間にわたり、図書館へ。
図書館?
本屋じゃなくて??
ネットじゃなくて?
と思われたかもしれません。
もちろんですが、建築的なことを調べるのが目的です。
いろいろ経験させていただいて、建築に関していえば、
たいていのことは知っていて、実際に仕事にしています。
ただ。
少しでも新しいと感じることだったり、
知識が不足していると感じたら、
すぐに、いろんな方法で調べて、聞いて、
体感していくようにしています。
今までは正しかったことだって、
新しくなれば、正しいといえなくなることだってあるんですから。
常に情報を更新しつつ、情報の本質を見極める
ことが大事なんだと思います。
古い知識に捉われず、綱にバージョンアップして
最善のご提案をするために!
定住促進住宅というのは、人口減少などで悩みを抱えている自治体で、人口流入を促進したいために、空き家などを利用して賃貸住宅として利用したり、あるいはその目的のために建設された住宅などの総称です。特に空き家が多い、定住人口が減少しているというところでは活発に作られています。家賃補助、あるいは教育の補助など幾多の特典的なものが付随していることがあります。これらは、各自治体で行っていますので、その自治体の状況によりその住宅の様相も様々に変わってきます。市街地調整区域などの空き家も用途変更などがしやすくなって、空き家対策とともに実施されている状況です。このようなことから、都心部ではあまり見かけません。地方の自治体で多く見られます。
建築確認申請を依頼したいです。建設予定地は石川県河北郡**********土地は個人所有ユニットハウスを設置するための確認申請となります。基礎工事等の業者も紹介してもらえると助かります。詳細は打ち合わせ時にお知らせします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
段差地とは、敷地内に高低差のある土地を表します。一般的には敷地全体を平坦にしてから建築物を建てる提案が多いため、造成・擁壁・地盤改良などに多額の費用がかかることも多いようです。そのため、段差地で費用を抑えて家を建てるためには、造成・擁壁工事のコストを抑えるように設計を工夫する必要があります。 今回は、2階部分に玄関を設けることで段差地のデメリットを解決した事例として、五藤久佳デザインオフィス有限会社の五藤さんに取材をさせて頂きました。
坂道の多い住宅地には、道路と敷地の間に高低差が出来る事も少なくありません。段差のある土地で家を建てる場合、基礎が崩れないように擁壁を作って補強する必要があります。「道路寺の家」が建つこの敷地には、3~5mの高低差がありました。擁壁は高ければ高いほど費用がかかるため、建築費を抑えるために擁壁を低めに設計する必要がありました。 敷地の南側は、錆びたトタン屋根しか見えず決してロケーションがいいとは言えない現状でした。そのため、南側には極力窓を作らないようにしました。その代りに東側は接道がなく建物が建つ予定もなかったため、大開口の窓とテラスを設けるようにしました。
家主は、70歳の夫婦の方でした。お客様の要望は、奥さまが「絵画教室とアトリエが欲しい」、ご主人さまが「デッキテラスでコーヒーを飲みながらジャズが聴きたい」とのことでした。
お客様の要望を叶えるため、まず絵画教室を2階に設けました。絵画教室は、奥様の生徒が2階の玄関ドアを開けてすぐ教室に入れるようにし、生活導線と交わらないよう工夫しました。トイレと洗面台は生徒の皆さんが使いやすいよう教室から出てすぐの場所に設けました。更にキッチンから教室への導線を短くして、おもてなししやすいようにしました。 1階には、奥さまの絵画をたくさん収納するための倉庫やアトリエを設けました。また、「デッキテラスでコーヒーを飲みながらジャズが聴きたい」というご主人様の願いを実現するために、眺望の良い東側に大開口の窓とウッドデッキに繋がるリビングを設けました。大開口の窓から光、風、音、香りなどの自然を生活の中に取り入れ、住む人の心が潤う環境づくりに努めました。
↑1階平面図
↑2階平面図
2階に玄関、リビング、浴室やトイレなど生活の場を多く設けることで、建築主の身体への負担を減らすことができました。接道は2階部分にあるため玄関からのアクセスも楽です。また、2階をリビングにすることで1階に個室を多く作ることができます。それは1階の壁部分が増えて支える箇所が多くなることから、より丈夫な家を建てることが可能です。 デメリットは、建物を土や水から守るための擁壁を作る必要があるためコストがかかる面です。擁壁は大きくなればなるほどコストがかかります。「道路寺の家」では、L型擁壁=構造物を小さく作るよう設計に工夫して、土の移動を極力減らしコストを抑えました。下部の土圧は1階の基礎で止め、上部の土圧はL型擁壁で止めています。
「道路寺の家」は、敷地の高低差を活かして家を建築するように様々な工夫をしています。2階部分は、東西対照的に跳ね出すように設計し、構造体のバランスを保つようにしました。
外観の素材や色は1階と2階でデザインを替え、さらに2階玄関を地面と接しないよう設計したことで、平屋建てがまるで宙に浮いているような不思議な視覚効果を生み出しました。外階段はコンクリートの擁壁から突き出したような形状に作り、外観の意匠に配慮しました。L字擁壁と基礎の間には排水用のU字溝を設け、建物の防水対策にも備えました。
道路寺の家には、住む人の心と身体に優しい木材を使用しています。木は経年により黒く変色するため、窓のフレーム、屋根、1階壁部分、外階段手摺をすべて黒にして家の経年変化と共に環境に馴染むようなデザインになるよう心がけました。東側の窓の引き戸にはアルミサッシよりも大開口がとれる木製サッシを使用し、光と開放感あふれる窓を実現しました。 建築に使用した材木は、床に国産杉、外壁には米杉を使用しています。国産杉はコストが安く、素材が柔らかいため傷がつきやすいなどのデメリットがありますが、足にやさしいので床に最適です。米杉は実はヒノキ科の一種で、水に強く耐朽性に優れている特徴があります。それぞれの木の良さを活かして、お客様の身体に優しい家を作成するよう心がけました。
工場の平面計画では作業工程と機械の配置計画・動線を整理していくことが大切です。 工場について久保田英之建築研究所 久保田英之さんに伺いました。
以前に社屋、独身寮の建設の際に、設計監理を行っており、今回、工場を建設することになりご縁を頂きました。
作業工程と、機械の配置計画、動線を整理していくことです。
社風と業種を考え、街のサインにもなるよう計画しています。
折板です。梁のスパンが長く取れる為採用しています。
アスロック版・鋼板類を採用しています。耐火性能を考慮し、耐久性のあるものを採用しています。
工場は大型ビル用の特殊鉄工場の為、コンクリートの表面に、この工場の特性に必要な、塗装剤(耐水性・耐久性)を採用しています。
省エネ性と作業性を考え、トップライトを設け自然光を取り入れています。工場の特性が、大型ビル用鉄鋼業の為、搬入から作業、搬出までの動線計画。
設備荷重の検討が大切だと思います。
作業は開口を開け放して行うことが出来ませんので、通風、空気の対流を考えています。
影ができない様配慮し、均等に明るさを確保しています。
もちろんお受け致します。
はい、実績もあります。お受け致します。
以前の工場に比べ、規模も大きくなりますので、コストや作業性のシュミレーションや打ち合わせを、担当の方とも積み重ねて行いました。
とある家創りの現場です。
現場といっても、先日、建物の引き渡しは完了して、
外構工事に入っていく流れです。
少し離れた場所から眺めています。
周辺が、瓦屋根の落ち着いた色合いの中で、
上品なクリーム系の外壁が目立ってます。
街並みに馴染ませるのではなく、
街を明るく照らすような家になりました。
(少し屁理屈っぽいですが(笑))
写真は、ちょうど、南東から撮影している感じ。
よく見てください。
南側の壁に大きな窓がないですよね?
でも。
大丈夫なんです。
すんごい明るい家になってますから。
その辺は、竣工写真等を撮影したら、
またご紹介しますね。
別の家創りの現場へ。
こちらは、外壁が、ずいぶんと仕上がっていました。
お客様にお会いした当初から、おっしゃっていた
こだわりの外壁、黒のガルバが印象的です。
それに、これまたこだわりだった木目との組み合わせ。
木目は、本物ではなくて、窯業系のサイディングなんですけど、
とってもいい感じです。
そうそう。
木目のサイディングを使うときは、ちょっとした工夫が必要。
こちらは、それを意識しているので、きれいに見えてます。
単に、ガルバと木目!なんて伝えるだけだと、
それなりになってしまいますので、ご注意下さいね。
内部ではいよいよ階段をかけ始めていました!
こちらの階段。
実は、今までに見たことのないカタチなので、
仕上がりがたのしみ。
というか。
大工さんが、ずいぶんと頭を悩ませながら
工事しているのが印象的でした。
年末までしっかりと工事が進んでいくようです。
現場には、毎週行って、現場と打ち合わせをします。
しっかりと手戻りなく、順調に進めていただきたいので。
1,2階に保育園、3階が本堂とその庫裏のスペースです。外観は打放しコンクリートです。
3階にお寺を配置し、1,2階は保育園です。RC造のモダンな外観3階の庫裏の部分に緑化のためのワイヤーフレームを設置しました。http://www.yumira.com/SpaceFiles/03work/03shisetu/20chigannji/20chigannji.html
寺院へのアプローチ部にお釈迦様の石像を配置した。
3階へ至る階段
寺へのアプローチ
3階のアプローチ通路側ー右側が寺院への入口です。
内部寺院ー壁、天井にケンパス材のフローリング材を目地なしで貼りつける。木目が綺麗に出るよう、板材の色の強弱を見ながら施工した。木で囲まれた中に天空を感じる空間づくりを目指しました。
ケンパスのフローリング材木材の色や模様がストライプ状になるよう施工した。場所ごとに木目の方向を変えている。
寺院の会議室(じ床材は廃材利用のチーク材(アメリカの小学校に使われていた木材)
壁のレンガ再利用レンガ(イギリス)
庫裏のテラスリビングダイニングを連続したつくりとしている。庭と一体になった空間
庫裏のキッチン
工場の設計では将来の可変性や増築なども視野に入れて設計することが大切です。 工場について株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘さんに伺いました。
当時の設計パートナー(東京大学名誉教授 大野秀俊氏)が工場のオーナー様から古くから信頼されてオフィスなど様々な仕事を依頼されてきたことがきっかけです。
クライアント様のご要望はもちろん大切ですが、いつも将来の可変性や増築なども視野に入れています。また第一に優先されることは工場が持つ生産施設としての機能性です。
外観デザインが工場で生産される商品を連想させるなどなんらかの関連性持たせることでデザインにアイデンティティーを与えたいと思っています。また、工場は大きなボリュームになりますので周辺環境への影響を考慮しています。
特に決まった仕様はありません。防水の問題、音の問題、日射による影響など環境の問題など総合的に判断して決定します。
押し出し成形セメント板やアルミ複合板など工場で多く使われている材料を採用しています。理由は工場の場合は生産性の高い単純なスペースをつくることが大前提で、無駄のないローコスト化が求められるからです。
コンクリート金コテ防塵塗装の場合やセルフレベリング材など工場で行われる作業によって様々です。クライアント様の要望で変わります。
生産工程によって室内に求められる環境条件(チリやホコリを嫌う工程や明るさを嫌う工程など)が様々です。ですので実際に使用するクライアント様との密な打ち合わせが欠かせません。
適切な断熱材の使用。屋根からの自然換気など。
生産工程による視認性など明るさの確保、安全性など。
可能です。
日本を代表するサッシメーカーの工場建築です。ここで見ていただきたいことは、建物のファサードに大規模に設けたランダムサッシと、わずかな色違いのパネルで繊細な日本的表現を実現したシャープな黒い外観です。
富山県に本社を置く国際的企業の工場入り口にある守衛所です。車での外来が多い施設の性格から、内側を黄色く塗装したメガホン状の庇によってその存在を確認しやすくすると同時に、内部からゲートが見える視認性に配慮しました。
いろんな色が並んでいます。
ご存知の方であれば、パッとわかりますよね。
こちら。
ガルバニウム鋼板を使った外壁のサンプルたちです。
グリーン。
ネイビー。
ブラック。
レッド。
いろいろあります。
単色で使ってもよいですし、複数を組み合わせてもよし。
色を確かめるときは、建物の中でも、
太陽の光が差し込むところにしてくださいね。
光が当たると、まったく印象がかわりますので。
ガルバニウム鋼板の脇に置いてあるのは、
木目調の窯業系サイディング。
その色合いを並べて確認しました。
実意は、こちらのワンショットは、
とある家創りの打ち合わせの時に撮影しました。
たくさんある中から、セレクトされて、
組み合わせながら、ご夫婦でセレクト。
色を決めたりするプロセスを楽しんでいただきました。
来年から、一つずつ仕様を決めていくことになりそうです。
午後は、とある家創りのため、TOTOのショールームへ。
お客様と私と、さらに工務店まで一緒です。
大人数だったのですが、それまたいいですね。
写真に写っているのは、ベッドサイトにおいておける
移動式のトイレなのですが、水洗式なんですよね。
ご高齢の方や、体に不自由をお持ちの方の場合、
こういったタイプだと便利なんです。
移動できて、水洗なのがポイントです。
実際に触ってみると。
移動するのに、床材が大事になることがわかりました。
カタログだけではわからなかったです。
やはり、しっかりと実物を見るというプロセスは、
とっても大事だと改めて思いました。
こちらのお客様とは、年内に最終工事の契約をして、
年始早々から、工事着工の予定です。
----------------------------------------------------------------- このメールマガジンは建築家紹介センターの会員様と プレゼントの応募者にお送りしているメールマガジンです。 解除方法はメルマガの最後に記載しております。 ----------------------------------------------------------------- ▼建築家依頼サービス ┗ https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig... 年賀状の発送が終わってホッとしているみーくん@建築家紹介センターです。最近は年賀状を出さない人も増えているそうです。 12月もなかばをすぎましたね。 今日はクリスマスイブですね。 「クリスマスのプレゼントを忘れて機嫌が悪い……(T_T)」 とならないように、大切な方へのプレゼントを忘れないようにしてくださね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■建築家紹介センター通信 2018/12/24 【道路より低い土地でも中二階から出入りする】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■道路より低い土地でも中二階から出入りする 道路より低い土地は、造成にお金がかかるとか、 外階段が必要などと思って敬遠しがちです。 一見、デメリットばかりに見える土地ですが、 実は、建築士にとっては腕の見せ所。 何より土地代が安いのは大きなメリットです。 よその家とはちょっと違う魅力的な家を……続きはこちら↓ ▼道路より低い土地でも中二階から出入りする ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/17766?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ----------------------------------------------------------------- ■最近のご依頼(最新5件) ▼I-2036、ビルの用途変更をお願いしたい(長野県) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18121?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ▼I-2035、設計管理をお願いしたい(兵庫県) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18115?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ▼I-2034、小さな住宅の新築(茨城県) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18108?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ▼I-2033、家の間取りの図面(埼玉県) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18105?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ▼I-2032、希望する建物が建つか否かのサポート(東京都) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18104?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... 建築家に依頼したい仕事を投稿すると 当サイトの建築家から返信をもらうことができます。 詳しくは下記をご覧ください。 ▼建築家依頼サービス ┗ https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig... ----------------------------------------------------------------- ■最近のご相談(最新5件) ▼S-0551、図面で断りなく変わった箇所がありました(山梨県) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18120?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ▼S-0550、耐力壁や床材に開口部を設ける際の補強について(福島県) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/17806?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ▼S-0549、在来工法と金物工法について(福島県) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/17590?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ▼S-0548、傾斜地へのアパート等建築(東京都) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/17467?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ▼S-0547、実施設計での協力をお願いできる設計士さん(静岡県) ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/17342?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... 建築家に相談したいことを投稿すると 当サイトの建築家から返信をもらうことができます。 詳しくは下記をご覧ください。 ▼建築家相談サービス ┗ https://kentikusi.jp/dr/soudan?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campa... ----------------------------------------------------------------- ■お客様の声 ※今号は特にありません。 ----------------------------------------------------------------- ■当サイト会員建築家の設計事例 ▼富山県の YKK健康管理センター(診療所) 株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘 ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/9503?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 今回、紹介する設計事例は富山県のYKK健康管理センター(診療所)です。 依頼者は建物を建てる前は 「敷地を森に再生するプロジェクトの中にあり、 診療所機能というプライバシーが尊重される空間に対して、 森の存在をどのように共存させて行くか? 年月とともに森に覆われ、建物自体がそれに合わせて 魅力が増していくような仕上げやデザインにしたい」 と悩んでいました。 そこで 「以前も施設を設計していただき、信頼していたので……」 と株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘さんに依頼しました。 吉田さんは富山県黒部市にある企業診療所を建てました。 「地球環境への貢献として、何もない工場跡地に苗木から育てた木を植樹し、 地域の本来の自然の姿である森を復元する広大な緑地 (一部はYKKセンターパークとして一般公開) の中にこの建物は建っています。 建物の西側に芝生による広大なオープンスペースを設け、 「森」との境界線となる北から東にL型に連なる壁面を 施設の壁面とすることで ランドスケープと一体化された建築となることを意図しました。 外壁面は時間と共に雑草が生えて錆びていく (自然と同化する)事を意図した RCラス捨て型枠打放しによる荒々しい仕上げ面で構成し、 一方屋根面は内部機能を反映した凸形状を持つ 白くて薄い板として軽快に浮かばせ、両者の隙間から採光をとることで、 軽快で印象的な内部空間を作り出しました。 このプロジェクトでは森の中に建築を建てるのではなく、 建築のまわりが将来森となり、建物が森の中に埋没する。 と言った数十年に及ぶ長い時間軸を想定して ランドスケープを含めた建築デザインを考えていきました。 この施設の機能である診療所という性格上から、芝生広場に対しては閉じ、 一方、背後の森に対しては開いた表情となっています。 一般に診療室はプライバシーの問題から外が見えない造りとなりますが、 ここでは積極的に患者に自然を見せることによる心理的な効果 「緑か゛望める病室て゛は患者の治りか゛早い」(※Ulrichの調査) をテーマとして、診療室で医師の診断を受ける時に 視界に樹々の緑が入るよう大開口としました。 プライバシーへの配慮として、 診察室の外部に森を杉を編んだ塀で仕切ることで 安心して診察が受けられるようにしました。 「壊さない時代」を迎えていますが、 我々建築家はとかく長寿命化のための技術的な側面に着目しがちです。 建築が周辺の環境も含めた時間の中で年老いても 環境に調和して生きながらえ、 更に一番大切な事はそんな中でもある種の新鮮さを失わない事、 は今後私たちが考えて行くべき課題であると考えています。 ここで試みた、光と影、自然建築の関係、 などの普遍的なテーマは住宅にこそ発揮されるものと考えています。 待合室や診療室はそのままリビングに置き換えることが可能です。」 と言っています。 依頼者には 「森との調和と診療室への緑の導入はこの種の医療施設としては革新的です。 時間とともに味わいを増すメタルラス打ち放しの外観の今後が楽しみです。 多くの建築賞を受賞し、大変誇りに感じています。 内部で隙間から漏れる光が神聖な感じがして好きです。 と言っていただきました。 サービス付き高齢者向け住宅を建てたい方は、 ぜひ建築家依頼サービスをご利用ください。 ▼建築家依頼サービス ┗ https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig... ------------------------会員主催のイベント情報---------------------- ※特にありません -------------------------------------------------------------------- ■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼ ▼建築家依頼サービス ┗ https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig... ▼建築家相談サービス ┗ https://kentikusi.jp/dr/soudan?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campa... ▼設計料相場算定サービス ┗ https://kentikusi.jp/dr/sekkeiryo?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ▼各サービスの比較 ┗ https://kentikusi.jp/dr/hikaku?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campa... ---------------------------建築家ブログ-------------------------- ■このコーナーでは当サイトに投稿されたブログ記事の中から 気になったものを紹介します。 共感した記事があったら ぜひ、twitter・はてなブックマーク・google+・facebookで 共有してくださいね。 ▼建築家ブログ ┗ https://kentikusi.jp/dr/blog?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig... ▼土地探しのポイント ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/10511?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... ----------------------------------------------------------------- ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 会員数2477社以上・紹介実績1075件以上・土地探し中でもOK 一級建築士が運営する建築家紹介サイト 建築家紹介センター(旧:施主と建築士の広場) webmaster仲里実 nakazato@kentikusi.jp 建築家紹介センター http://kentikusi.jp/ ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ このメールマガジンは建築家紹介センターの会員様と プレゼントの応募者にお送りしているメールマガジンです。 購読を解除したい方は下記のURLから解除をお願いします。
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