ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家のアプローチです。

アプローチの途中で、少し広くなっているのは、

実は、テラスなんです。

街中の家であれば、間取りによっては、

こんな風に、合体させちゃうのもいいですよね。

こちらの事例のユニークな点。

いくつかありますね。

階段が、ナナメに重ねっています。

実は、直線で玄関まで見えてしまうより

少しずらした方が、奥ゆかしくなります。

ずれていることもあって、階段自体の見え方も、

他にはない感じ。

それともうひとつは、植栽。

フェンスで仕切ってもよいのですが、

植栽で柔らかく仕切ると、透け感があって、

圧迫感を軽減できます。

視線を感じるようでしたら、

植栽の種類を意図的に変化させても良いと思います。

下草もしっかり植えてあるので、

玄関ポーチは、この広さ。

向かって右側は、すぐ道路。

さすがに、玄関出てすぐを見られてしまうのは

いやなので、壁をしっかり立てています。

しかも。

壁だけでなくて、屋根もしっかりかけたので、

安心して家へアクセスできますよ。

さらに。雨の日なんかは、

ここでBBQも出来てしまいそうです。

そうそう。

玄関先が暗くならないよう、

トップライトを付けたrりしています。

贅沢ですよね。

アプローチから、玄関ポーチまでは、

しっかりと演出しておきたいですね。

考えるのって、愉しいですよ。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

著名な建築家の中には椅子もデザインしていたりします( ^ω^ )
私も設計する中で家具の相談にもよく乗らせて頂いてます。建築だけではなく、家具も重要なアイテムになります。置く家具によって空間の雰囲気がガラッと変わってしまったりします。
ソファ、テーブル、椅子…その中でも椅子は割と扱いやすいアイテムです。一つポンと置くだけでその場所がグッと引き締まります!

アップした写真は…
ヴェルナーパントンのパントンチェア、ミースファンデルローエのバルセロナチェア、イサムノグチのコーヒーテーブルです!
みんな私のお気に入りです*\(^o^)/*

ユーザー エヌスペースデザイン室 佐藤 直子 の写真

まだ省エネが叫ばれていなかった20年くらい前は、
白熱電球の暖かな光や、ガラスシェードなどのきらびやかな灯り、
店舗では演色性のいいハロゲンランプが多用されていました。
陰影が立体を美しく引き立てるのです。
省エネの考えが浸透しだした10年くらい前は味気ない蛍光灯をどうやって美しく使うかと考えます。そこで建築化照明なのです。
天井や壁を照らし反射光で明るくする間接照明は今ではおなじみです。
設計段階で組み込み、器具の設置場所、ポケットの大きさなどを計画します。
商業建築などではおなじみですが住宅にも取り入れることが多くなりました。
今は直管蛍光灯も姿を消し、LED照明が主流です。
建築化照明は、バー状の照明やダウンライトが多く使われ、器具そのもののデザインではなく、明るさ、大きさなどで適材適所選定します。
間接照明以外の器具のデザインは明るさよりワンポイント、装飾的なものとして使うのがおすすめです。

草屋根で家を小さな生態系にする・草(sou)空間設計 横地 義正さん


 
草屋根にすることで家を小さな生態系にすることができます。
 
草屋根について草(sou)空間設計 横地 義正さんにお話を伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

 

草屋根の意味を教えてください

 
一言で言うなら、自然との共生の一表現形態です。
人間は人間だけで生きているわけではありません。
 
人間の体は「人間のDNA」を持った60兆個もの細胞の他にその数倍の「人間のDNA」を持たない微生物の細胞との共生で成り立っています。
さらに人間一人の個体を離れて「人類」として見れば、他の動植物や菌類との関係で成り立つ「人類生態系」とも呼ぶべき世界の中で、はじめて生きられるのだと考えています。
 
草が生え、森がある環境の中でこそ、人間は生きてゆけるのだということを無視してしまったところから、現代の地球環境問題は起きていると考えています。
事務所名の「草」は、広く深い意味を込めて付けたものです。
 

草屋根の作り方を教えてください

 
大きく3つに分けられます。
単純に土を載せるだけのもの(建物の一部を埋めることも含みます)、軽量土壌を載せるもの、さらに軽量の保水シート等を載せるもの、です。
いずれも長期的に雨漏りなどを起こさないよう、防根措置を施す必要があります。
 

草屋根のメリット・デメリットを教えてください

 

メリット

断熱効果がある。
家を小さな生態系にすることができる(小鳥や昆虫の生息域の中継点となることができる=生物多様性を守ることに貢献できる)。
下屋を2階から「庭」として楽しむことができる。
下の構造によっては「屋上菜園」なども可能。
ヒートアイランド化の緩和に貢献できる。
 

デメリット

屋根荷重が増えるので、下部構造をそれなりのものにしなければならない(若干のコストアップ)。
防根措置が不十分だと将来雨漏りの危険性がある。軽量土壌や保水シートなどを採用した場合(下部構造への負担は少ないが)、定期的な水やりが必要になる。
 
といったところでしょうか。

草屋根はDIYで作ることも可能でしょうか

 
可能ですが、先に書きました防根措置をきちんと行わないと将来的な雨漏りの心配がありますので、そのあたりは専門家のアドヴァイスを受けながらやってください。
 

 

草屋根が得意な施工業者なども紹介していただけますか?

 
「得意」と言っていいかどうかまでは検証できていませんが、複数おつきあいはありますのでご紹介はできます。
ただ、紹介のみで私がそこにかかわらないのであれば、その後のトラブルに関してまでは責任を負いかねます。
 

草屋根の費用はどれくらいでしょうか?

 
面積や工法、採用する設備(散水等)によって大きく変わってきます。
数十万から数百万まで開きがありますので、どういうことがしたいのか、をご相談いただければいろいろなパターンをご提示できます。
 

草屋根の下地はどうなっているのでしょうか?

 
基本的には、防水層と防根層の上に軽量保水シート(疑似土壌)、軽量土壌、菜園などに使う普通の土壌を載せるという構造になります。
最近ではその構造をパネル化して並べるだけ、という屋上庭園キットのようなものを販売しているところもあります。
 

草屋根で雨漏りすることはありませんか?

 
雨漏りの危険は植物の根が防水層を突き破ることで発生します。
防根措置をしっかりすることが大切です。
 

O邸の設計で工夫した点を教えてください

  
南向きの緩やかな片流れ屋根にした点(急勾配にすると保水性能が落ちる可能性がある)。
下が開放的な空間なので、構造体への負担を避けるため軽量の保水シート(疑似土壌)を採用しました。
 
そのため散水設備が必要ですが、コストを抑えるため、自動散水ではなく、施主さん自身が手元のバルブを操作する形にしました。
散水用の水は地下タンクに溜めた雨水を利用しています。
 
 

草屋根の家を建てたい方にアドバイスがあればお願いします

 
草屋根は単なるファッションではなく、生態系と共に生きてゆくというライフスタイルの表現でもあります。
当然ですが、「生き物」は工業製品のように計算通りになるものではありません。
 
イレギュラーや予想外も楽しみながら、日々様子を見、世話をやいてやることが大切になります。
億万の生命(草の根元には無数の微生物が生息しています)と共に同じ時間を生きる自分自身の生命を楽しんでください。
 

本を出版されたと聞きましたが、どのような本でしょうか?

 
建築とは関係ないのですが、昨年末、地球環境問題についての私見を書いた小さな冊子を自費出版しました。
「新しい文明の話・人類が22世紀にも存続し続けているために」というタイトルで風詠社から出ています。
ワンコイン(500円)です。
 
宣伝は一切断りましたので、本屋さんには置いてないと思いますが、流通はしますので取り寄せはできます。アマゾンでも買えます。
よかったら読んでみてください。
 

草(sou)空間設計 横地 義正さんの草屋根・設計事例

 

 

I-1659、旅館のリフォームの設計(佐賀県)

ユーザー インキーパー の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
佐賀県
現住所‐郡市区町村: 
唐津市
依頼内容: 

佐賀県唐津市で旅館を経営しています。現在事務室に使っている8畳くらいの部屋をお客様が使える図書室に、現在仲居部屋として使っている6畳くらいの部屋を唐津焼の展示室にしようと思っています。リフォームの設計をしてもらえる建築士を探しています。できれば近場の福岡、佐賀あたりの建築士が希望です。施工は特に問題がない限り出入りの大工さんにお願いしたいと思っています。よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

建築家の個性は建築の作風にとどまることなく家具や環境にまでに至ります。
代表的な二人の建築家をみていきましょう。

Le Corbusierル・コルビュジエ. 1887-1965 フランスの建築家、デザイナー. スイス生まれのフランス人建築家、ル・コルビュジエ(シャルル=エデュアール・ ジャンヌレ)は、20世紀を代表する近代建築理論家の巨匠。彼の急進的な建築、都市 計画、家具の設計は、実用的な機能を肯定する独自の機能主義の理論に基づいて 生まれました。

もう一人はフィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトによるデザイン。北欧モダンで厚めのシートと低い座面はで包まれているような安心感を感じさせます。建築作品の悦妙な曲面の優しさを家具にも表現させ、統一したイメージを構築しています。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、朝一番から、夜まで。。

一日がかりで、一級建築士の定期講習でした。

数年に一回は受けることが義務になっていますが、

いよいよ3月までに受けないといけなくて

思い切って行ってきました。

分厚い教材を、全てとはいわないまでも、

割とたくさんの内容について、講習があります。

最後に確認のための試験があるので、

聞く側も、うたたねしてられません。

みな、集中して耳を傾けます。

一日、時間と場所を拘束されてしまうのは、

とても辛いのですが、

実は、実は。

内容は、すごくよかったりします。

特に、法改正があったりすると、

その内容を総括的な視点から、

眺めることができるんです。

実務では、関係するところだけを

重点的に調べることになるので。

今回、法改正があったりしたので、

ほんと、とてもいい機会になりました。

逆に。。

集中しすぎて、頭が相当疲労しました。

たまには、こういった講習っていうのも

いいもんです。

さて。

今日は頭切り替えて、家創り愉しんできます!!

ユーザー 有限会社 長井義紀建築設計事務所 長井義紀 の写真

キッチン、ダイニング、リビングをワンルームで設計する時に注意しているのが、機器的なキッチンにならないようにデザインしています。
キャビネットの材質や色はもちろんですが、冷蔵庫に至るまですべてカラーコーディネイトしないと、機器に囲まれたリビングになってしまいます。
この住宅は、シンク、食洗機をアイランド型のキャビネットに収めて、調理器は壁面に配置しています。冷蔵庫や電子レンジもビルトインです。
アイランド型の場合は、キャビネットそのものを、家具のように見せる工夫が必要です。
足元の蹴込み部分(台輪)を深くすることで、床から少し浮いたように見せています。
カウンタートップはコーリアン、キャビネットはウレタン塗装です。

ダイニングテーブルも、この住宅のために特注デザインしたものです。ウレタン塗装鏡面仕上げです。

ユーザー 有限会社 長井義紀建築設計事務所 長井義紀 の写真

価値観やライフスタイルが多様化するなかで、住み手にとって何が必要なのか?本当に必要としているものは何か?
住み手と、設計の打ち合わせを何度も重ねる中で、見えてくるものがあります。
徹底して必要な機能だけを組み込んだキッチンです。
アイランド型にしていますが、手元は隠すようにカウンターは見えなくしています。
キッチンカウンターは、人工大理石、キャビネットはウレタン塗装です。
ガスコンロは2口で十分。グリルも不要。その分収納を大きく取っています。
大型シンクと、下部に食洗機。
カウンター背面の収納スペースには、左右に冷蔵庫と、棚板を設けています。
扉は無い方が使いやすい。しかし正面に見えては見苦しいことからこのようにしています。
天井は3.2mの高さがあるため、レンジフードのようなものは使えませんし、何より見苦しい。換気扇はキャビネットに取り付けて、床下から排気しています。
「必要にして十分」オーナーの言葉です。
それこそが、価値観であり、ライフスタイル(何がしたいか)と言うことです。オーナーは、フランス留学の経験から得た住まいに対する想いが明確でした。
「機能的で生活感があり、身の丈を知り余計なものをそぎ落とした潔さを感じる。室内には、使うものか美しいものしか置きたくない。」
家具は、今まで使っていたアンティーク家具をそのまま使っています。
だからこそ、住まいの空間は徹底してシンプルにつくっています。
床もすべて450角の磁器質タイル
壁面はガラスか白壁
天井も白
必要なもの以外そぎ落としたライフスタイル。いままでの家具も、しっくりなじみます。

上の写真は
ダイニングとキッチン
リビング、ダイニング、キッチンはワンルーム。
3.2mの高い天井。
背面の四角い箱は収納スペース。
アンティークテーブルが映えるモノトーン空間です。

キッチンカウンター
必要にして十分
オーナーのライフスタイルを表しています。

ダイニングキッチンの図面
1枚目の写真と同じ方向の図面です。
中央がキッチンキャビネット。その上が収納スペースです。

ユーザー 有限会社 長井義紀建築設計事務所 長井義紀 の写真

住宅の設計をしていると、必ずと言っていいほど話題になるのが、収納の話。
建築主にとっては、さまざまな条件のなかで、ストレスになるくらい悩みが多い問題ではないでしょうか。
なにしろ、収納をテーマにした本が、数限りないほどでているわけだから、深刻な問題なのだとも感じます。
以前設計した二つの住宅を改めて見てみると、収納の取り方の違いがはっきりしています。
いずれも、年代は違いますが、3人家族の住宅です。
こちらは延べ面積が40坪ほどの、2階建ての住宅です。
マンション風に言えば、3LDK+書斎。
その収納は、押し入れにして、6カ所分。
その他に書斎の本棚など、小さな部分もあるので、相当なスペースを占めています。

こちらは、延べ面積が30坪ほどの、平屋建ての住宅です。
収納(ユーティリティ)として、1カ所にまとめて3畳ほどのスペースをとっています。
日常で使うものは、それぞれの部屋に置いて、そうでない物は全てユーティリティにあるので
使う時にここに行けば必ず物は見つかるし、どこに入れたか忘れることもありません。
個室にはクローゼットも一切収納はなく、気に入った家具を置くという考え方で、部屋に必要以上の物がないため、すっきりと暮らせます。

生活していく上では、収納は当然必要です。
しかし、せっかくお金をかけて住まいをつくっても、必要以上に収納を取って、その他の部屋の居心地が悪くなってしまっては、本末転倒です。

「本当に必要なモノ」は、そんなにあるのでしょうか?
これは、真剣に考える必要があると思います。
せっかくの暮らしが、モノに支配されてしまっては、楽しくありません。

私も含めて、人はモノを持つということに、喜びや幸せを感じます。決して悪いことでもないし、むしろ普通のことですね。
しかし問題は、本当に自分に必要で、愛着が持てるかどうかということではないでしょうか。
愛着が持てれば、それは本当に幸せであるし、大切にしまっておけます。

そうでない物は、いつしか収納の奥に眠って、二度と使われることはなくなってしまう。
いつか「使うかも知れない」、「もったいないから」、「とりあえず」取っておこう。
これは、一見すると物を大切にしているように思えるけれど、ほとんど使わず仕舞いで、その存在すら忘れられています。
こういうものは、きっぱり捨ててしまうか、必要な人にあげるか、売ってしまうに限ります。
物は使われてこそ生きるのですから。

そうすればきっと、ストレスのない快適な暮らしになると思うのですが・・・・。物心ともに豊かに暮らすために。

ページ

建築家紹介センター RSS を購読