ユーザー 有限会社 アヴニール設計 伊藤 禎 の写真

オープンシステム、建築業界では平成10年(1998年)株式会社イエヒト(旧オープンネット株式会社)代表の山中氏が使用し始めた言葉では無いでしょうか?古くは建築の分離発注、近年ではCM(コンストラクション・マネージメント)が近い意味合いを持ち、そのプロジェクトの中心をCMr(コンストラクション・マネージャー)が担います。国土交通省も平成14年(2002年)にCM活用ガイドラインを作成しています。
ガイドラインでは、CM方式の定義について、「CM方式(ピュアCM)とは、発注者の補助者・代行者であるCMr(コンストラクション・マネジャー)が、技術的な中立性を保ちつつ発注者の側に立って、設計・発注・施工の各段階において、設計の検討や工事発注方式の検討、工程管理、品質管理、コスト管理などの各種のマネジメント業務の全部または一部を行うもの」としています。
CM(オープンシステム又は施主による分離発注)方式を採用する場合、住宅等、比較的小さい物件では、建築設計事務所に設計及び設計監理と合わせ、その役目をCM業務として別途委託する場合が多いですが、どこの建築設計事務所もCM業務が出来るわけではありません。設計監理においては品質管理及び工程管理は施工業者に確認・指導する立場で、きちっと監理できる建築設計事務所であれば問題有りませんが、多くの設計事務所は、工事発注・コスト管理においては通常業務で行わないので苦手としています。いわゆる施工業者(元請け・工務店等建設会社)を通しての下請負業者(電気・水道・仮設・大工・左官・板金・塗装等)との付き合いが薄く、材料販売店(商社)との取引も無いので、実際の市場価格が分からないのが現状です。つまり、CM業務を依託する際には、それなりの技術的スキルと分離発注に伴う実績が有る設計事務所でなければ、工事や材料の発注もずれ込み工程が遅れたり、建築コストに関してもかえって高くなるケースもあり得ると言う事も頭に入れておいて下さい。
それともう一つ、前述したCM方式の中で、ピュアCMの意味を付け加えておきます。オープンシステムも含め、通常のCM業務のことをピュアCMと言い、施工に伴う最終的なリスク(施工を分離することなどに伴う全体工事の完成に関するリスク)は元請けで有る発注者が負うことになります。つまり、工事の遅延や、場合によっては工事着工前にCM業務依託した設計事務所がまとめた見積書にも予期しない見落としや不具合が有り(例えば、工事中に地下水が出たり、大きな転石が埋まっていたり、地盤が緩かったり、特に地面から下の見えない部分は何があるか分かりません。)、思わぬ工事費の増加も有るかもしれません。これに対して、アットリスクCMと言う言葉が有ります。その意味は、CM業務を受諾するCMrに、それらのリスクも含めて業務委託することを言います。その場合、CM業務費がそのリスクの分、コストの安全を考慮して、若干UPすることはやむを得ません。これを回避するためにも、「保険料のつもりで、若干の自己資金(通常の住宅においては100万程度)を別途考えておいて下さい。使わないに越したことは有りませんが・・・。」と、アドバイスしています。
写真は山香小規模多機能施設『ヴィオラ』・・・平成21年(2009年)CM業務

思い起こせば建築設計事務所として、設計・監理業務だけでは無く、直接工事に関わり始めたのは「父の家」平成6年(1994年)、そして「神戸サンド屋」平成7~15年(1995~2003年)大分県内外のフランチャイズチェーン一連の店舗から始まりました。主としてテナント入居の店舗設計で、「設計料○○万円です。」と言う言葉がなかなか言えず、そうで有れば直接工事も請けようと言う切実な気持ちから始まりました。ここで多くの下請負業者さん、建材販売店さん等と取引が始まりました。それから「自宅の設計・工事」平成10年(1998年)で分離発注を本格的に始め、現在に至ってます。
当社は専業の建築設計事務所です。通常の業務は設計した物件を建設業者に相見積もりして頂き、施工業者を選定し工事着工、現場監理をしています。CM業務を行うのは、主として当社で設計した住宅のみで有り、設計業務が忙しいときには発注者にお断りを言わざる得ないときも有りますが、当初からCM業務を考慮して依託有る場合は出来るだけ期待に応えられるよう考えています。監理と管理、前者を皿かん後者を竹かんと読んでおり、読んで文字の如く、同じ「かんり」でもその内容、意味合いが違って来ます。
では何故CM業務で建築工事するとコストダウンにつながるのか?まず下請け業者さんがそれぞれ元請けになって、発注者と工事契約又は注文書・注文請書を結んで頂き、CM業務は設計監理業務と合わせ、オプション契約で業務委託契約を結びます。この内容は全て工事に関わる原価で行い、発注者に対しての金額も明らかで何の含みも有りません。
設計事務所の多くは小規模で技術屋さんだけの集団です。建設会社・ハウスビルダーのように特別な営業・役員がいるわけでも無く、販促費としてのモデルハウス・宣伝広告費も伴いません。口コミとインターネットが最大の営業手段と言えますが、そう費用は伴いません。ただ、CM業務はコストダウンするのが目的では無く、建築トータル予算の範囲で、如何に理想の「我が家」に近付けるか?プロの建築家として、常に発注者の立場に立ち、作品を残すのでは無く、一緒になって造り上げていけるのが私の喜びで有り、共通の目的だと信じています。
当社はCM業務を行うに至って、どこの団体にも加盟していません。しかし長年の実績と経験により、当社独自に、システムを構築し、資金計画から支払計画、銀行融資から保険の紹介、発注者には万が一のことを考慮して工事に伴う賠償・火災保険加入して頂きます。
労災に関しては各業者が元請けになるのでそのことを契約書・注文書にもうたっています。大工さんらに多い一人親方に関しては建設業等の共済保険に加入するよう薦めています。当社もリスク回避するために、通常の労災に加え、年間で工事賠償保険、任意労災保険、建築士賠償保険に加入しています。
工事終了後のアフターに関しては、私の方に直接言って頂くようにしていますが、万が一のため、工事施工業者及び仕様材料一覧表も発注者に渡しています。加えて、分離発注の場合でも10年の住宅瑕疵担保責任保険の内容を確認して頂き、加入は施工業者(グループ)ですがその分の経費も元々見ていないので、発注者に費用負担して頂く事になります。
写真左は挾間の家(整骨院併用住宅)・・・平成17年(2005年)CM業務
写真中央は金池南の家・・・平成20年(2008年)CM業務
写真右は賀来の家(整骨院併用住宅)・・・平成21年(2009年)CM業務

工事施工会社が工事するのと、CM業務として設計者が自ら工事に深く関わるのと、目的が全く異なります。与えられた設計図・仕様通りの工事して、決められた予算の中で、如何に利益を残すかが建設会社の主たる目的で、これは当たり前のことです。しかし、設計事務所が関わっていくと、発注者との協議で、設計図・仕様変更も自ら行うので、計画変更等役所に必要な場合はその手続きも覚悟の上です。つまり、設計段階では見えなかった発注者が望む内容を一緒に協議し、場合によっては設計サイドからも提案しながら「遊び楽しむ」事が出来ると言うことです。それは、費用がかかることも有るでしょうし、かからないことも有ります。予算の範囲で費用コントロールすることも、よりやり易くなるのは必然です。
住宅設備、仕上げ材料の当初見積はあくまでも予算取りとしてとらえて頂き、工事工程に間に合う範囲でギリギリまで検討し発注することにも融通が利きます。CM業務は工事の一括請負契約では無く、業務に関する契約なので、工事がスムーズにさえ動けば、極端な話、頑張っても頑張らなくても契約に関わる金額には変動有りません。こだわればこだわるほど発注者の負担も増えるかもしれませんが、それらも含めて一緒に楽しめたら良いものが出来る。と常々感じながら作業しています。
写真は鴛野の家・・・平成28年(2016年)CM業務

やはぎの家

●設計事例の所在地: 
千葉県千葉市
●面積(坪): 
81.74㎡(24.68坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ゆるやかに傾斜する、成熟した住宅地に建つ、若い夫婦の為の住宅です。
生活の場、子育ての場、愉しみの場、交流の場、仕事の場など、これからお二人の人生の時間を包み込めるよう、家中の至る所がお気に入りの場所になるような家をつくりました。
~LDKという間取りの既成概念に捕われず、いくつもの場がありながら、家全体が一続きに感じられるような空間作りを目指しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・リビング/ダイニング、キッチンを家族が集える場所にして欲しい。
・リビング/ダイニングは用途を特定せず、自由に家具を配置できるようなフレキジブルな空間にして欲しい。
・家具をあまり置かなくてもよいような空間にしたい
・狭くてもよいのでタタミスペースが欲しい

・キッチンは広々と調理や盛り付けができるように作業台を設けて欲しい。
・キッチンの近くに食材などを収納してパントリー的に使える収納が欲しい。
・キッチン周りは食器などを十分に収納できるような作り付けの棚が欲しい。

・いつでも日の光を感じていられるよな空間にして欲しい。
・通りや隣家からの視線は遮りたい
・敷地東側は景色が良いので大きな窓を設けたい
・屋根の垂木は現しにして欲しい
・ガレージを設けて欲しい(可能であれば密閉できる空間で)
・広めのウッドデッキが欲しい
・洗濯物や布団の干せる十分なスペースが欲しい

・階段はリビングに隣接するなどして個別の空間にしたくない
・子供スペースは個室にしたくない
・寝室は寝るだけの必要最低限のスペースでよい
・寝室に隣接した大きめの収納(ウォークインクローゼットが欲しい)
・内装は塗装仕上げにして欲しい

などなどです。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

以下、依頼者さまに書いて頂きました。
「ヒヤリングにじっくりと時間を掛けて、こちらの意見の意図をしっかりと汲み取ってくれた点。メールなどで疑問点などを問い合わせた際の返信が早く丁寧な点。図面だけでは想像のしづらい部分を模型やスケッチで丁寧に説明をしてくれた点。メリットだけでなくデメリットに対する説明や、金銭的に無理な要望、実現の難しい希望などに対して包み隠せず誠実な回答を貰えた点。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

依頼者のご要望と、こちらの捉え方とのギャップを摺り合わせるため、必要に応じて図面、スケッチ、模型をご準備して、とことん打合せやご説明を重ねました。

依頼者の声: 

以下、依頼者様に書いて頂きました。
「当初から単純な「広さ」を求めるのではなく、空間的に魅力のある家にしたいと思っていました。
家族が集まる場所や一緒に何かを楽しめるスペースを第一と考え、主寝室をタイトに作り子供用のスペースもオープンな作りとなりましたが、どちらも天井高が高く単純に面積では表せない気持ちの良い空間になりました。
逆に「チューブ」スペースは天井高が低く内装の仕上げ色と合わせてとても落ち着く空間となりました。この空間はじっくり仕事や勉強ができるだけでなく、セカンドリビング的にも使えるだけの広さがあります。
階段の踊り場に隣接するタタミスペースは3畳ほどしかありませんが、座ったり寝転んだりするのには十分な広さでこちらもとても落ち着ける空間となりました。
全体的に、横方向の「面積」ではなく縦方向の「高さ」を有効に使って面白い空間ができれればと思っていましたが、完成してみて改めてその視覚的な「広さ」を実感しています。
現場が近かったこともあり、頻繁に現場を見学させて頂いたことで「家づくり」の過程を間近に見ることができ、実際に作業をされている方と信頼関係が築けたのみならず、尊敬の念すら抱いてしまいました。
一生ものの買い物が少しづつ形づくられている過程を間近に見ることは、安心と満足に繋がりました。
ただ、素人だと図面だけでは完成した様子が想像しにくいというジレンマもありました。
その都度模型や手描きのイラストなどでイメージを補って頂けたことはとても助かりました。
特に空間的な「広さ」や「明るさ」は内装塗装(白色仕上げ)をする前と後ではかなりイメージが変わりました。そのあたりも経験豊富な建築家に任せていれば安心できると思えました。」

その他の画像: 

東側の外観。特徴的な開口部がチャームポイントです。

車庫の上部を利用した広々ルーフテラスです。
植栽を配して空中庭園にすれば、ティータイムを楽しんだり、テントを張ったり、ビニールプールで水遊びをしたり、楽しみは尽きません。

1階広間全体を見渡したところです。
天井を高く取り、間接照明を使って、落ち着ける空間をつくりました。
大きな窓は、取付ける位置や高さを注意深く検討し、プライバシーを保ちつつ、外の景色や光をたっぷりと室内へとり込めます。

角度を変えて。1階広間の北面に配置したキッチンを見渡したところです。
大きな調理台とキッチンセットをシンプルにレイアウトし、壁面全体にたっぷりと収納を用意しています。

西側からの光を広間にとり込む中2階。たたみ敷きのカクレガ。

中2階から広間を見返したところ。
中2階レベルは階段の踊り場と同じ高さにあり、車庫の屋根を利用したルーフテラスと繋がります。

2階にある2つめの広間。夫婦の部屋とこどもの部屋を繋ぐ家型のチューブです。
東側の借景を楽しみ、風を感じながら仕事や趣味に没頭できる屋根裏部屋的な空間です。

こども部屋から家型チューブの出口を見たところ。視線が届くところと繋がるところをつくり、家族の空間とあいまいな関係にしています。こどもが大きくなったら仕切ることもできるようになっています。

夫婦の部屋から家型チューブを見返したところ。この部屋はベッドを置く最小限の床面積ですが、高さ方向の空間を豊かにすることで、広々と感じられる気持ちの良い寝室になっています。天窓から見える空が美しいです!

オープンハウスの日、お客様が途切れた隙に一休みする私たち設計スタッフと、工事を担当した工務店・職人諸氏。感慨に耽っています。

グラスコート新飯塚

●設計事例の所在地: 
福岡県飯塚市
●面積(坪): 
一部屋22坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

新飯塚の古い商店街の一角に建てられたこの賃貸マンションは都会的になり過ぎず、それでいて少し上のステイタスを感じさせるデザインとなるように気を配りながら設計しました。
エントランスは道路境界ギリギリまで突出し、背の高い建物でありながら、しっかりと地面に根を張ったような安定感を与え、バルコニー手すりにはガラスを採用し、軽快感を感じさせるようにしています。 建物の色はあまり奇抜なものとはせず、アースカラーを用い、居室は梁型をデザインに利用した折上天井とし、空間に豊かさを与えています。 また、駐車場は住戸数分設け、設備ではカギにICカード式の電気錠を採用し、セキュリティー効果を高め、前途に床暖房や浴室TVを設置するなどして、入居者のステイタス感の向上と入居率の向上に貢献しています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

地域の建物の色遣いになじむようにしています。内部には広いエントランスホールを設け、
ホテルのロビーにいるような演出をしています。

その他の画像: 

必要なものは自らの手で作って行くハーフビルド

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▼週末家づくりを楽しむ―私のハーフビルド生活キャンペーン 
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先日、ipadが故障したのでamazonのkindle fileHD8を買った 
みーくん@仲里実(54歳)です。 
 
ブラウザに登録されているお気に入りをkindleに登録しようとしたのですが、 
いくら調べてもその方法が見つかりません。 
なんでこんなに不便にしているのかわかりません。 
 
 
12月に入りましたね。 
 
12月と言えば忘年会の季節ですね 
 
「暴飲暴食で胃がいたい・・(T_T)・・・」 
とならないように、ほどほどにしておいてくださいね。 
 
 
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■建築家紹介センター通信 2016/12/09 
【必要なものは自らの手で作って行くハーフビルド】 
 
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■必要なものは自らの手で作って行くハーフビルド 
 
 
ハーフビルドとは建物を建てるにあたり、 
プロの手である段階まで作ってもらい、 
途中から建て主が工事を引き継ぎ、 
完成(生活のできる状態)にもって行く建て方です。 
 
ハーフビルドについて空間スタジオ 遠藤泰人さんに伺いました。 
 
 
・貴社がハーフビルドを手がけたきっかけを教えて下さい 
 
私自らも、卒業論文で3階建ての木造住宅の 
セルフビルドに挑んだ経験があります。 
またセルフビルドの建物をいろいろ訪問したりしました。 
 
必要なものは自らの手で作って行くと言う生き方に憧れていました。 
 
当時は自力建設という言葉が・・・(続きはこちら↓) 
 
 
▼必要なものは自らの手で作って行くハーフビルド 
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■最近のご依頼(最新5件) 
 
 
▼I-1164、依頼内容でプラン作成(東京都) 
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▼I-1163、電車の音をある程度ブロックできるような家(岐阜県) 
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▼I-1162、シンプルで飽きのこないガレ-ジ(栃木県) 
http://kentikusi.jp/dr/node/14095?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼I-1161、新築の戸建を土地探しから希望(大阪府) 
http://kentikusi.jp/dr/node/14094?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼I-1160、マンションの図面の作成(神奈川県) 
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※今号は特にありません。 
 
 
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■当サイト会員建築家の設計事例 
 
 
▼神奈川県 
 アビタ鶴川 
 更田邦彦建築研究所 更田邦彦 
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今回、紹介する設計事例は 
神奈川県の「アビタ鶴川」です。 
 
 
依頼者は建物を建てる前は 
 
「当面はシェアハウスとして運用して、 
 いずれは2軒のテラスハウスに変更できるようにしたい 
 
 この敷地(南側には道路を挟んで川がある)の特性を生かした 
 設計にしたい」 
 
と悩んでいました。 
 
 
そこで 
 
「庭がこの建物の中心として活用されるよう、 
 建物をコの字型の平面計画としたことで、 
 『建物全体を楽しく使ってもらえそう』 
 と思ったので・・・」 
 
と更田邦彦建築研究所 更田邦彦さんに依頼しました 
 
 
更田さんは庭を挟んだコの字型の平面計画のシェアハウスを建てました。 
 
 
「各個室のプライバシーを保ちつつ、庭を含めてた共用スペースが、 
それぞれ皆さんの様々な<居場所>となるように考えました。 
 
例えばそれは、個室に行くための廊下を単に<廊下>とするのではなく、 
庭に面してお茶を飲んだり、 
ちょっとした作業スペースにも使えるような 
<縁側>のような場所にするといったことでした。 
 
また、エントランスに全員の靴を収納する大きな下足入れを設けることは、 
エントランスの計画上、 
また、それぞれの住まい方にとっても適したことではないと思い、 
各個室までは土足のまま行けるような床の仕様としました。 
 
特に1階共用部の床と庭の敷石に大谷石(柔らかい天然石)を用いて、 
内外一体に連続して使える(共用部が外に広がる)ようにしました。 
 
川に開けた南側の庭には、 
住人それぞれが植物や作物が育てられるような畑を設けることが 
当初から計画されており、 
加えて、大谷石製のピザ窯も庭に設置することになり、 
シェアハウスの住まい方を選んだ方には、 
お互い適度にコミュニケートしながら、 
それぞれ独自の生活を楽しんでもらえる建物になったと思っております。」 
 
と言っています。 
 
 
依頼者からは、 
 
「テラスー庭につながる、 
 1階のダイニング・キッチンが明るくて広々と使える 
 
 1階ダイニングの吹抜けになっっているので、 
 2階の共用部から1階の様子がうかがえるのが楽しい 
 
 大谷石の床の見た目と感触がよい」 
 
と言っていただきました 
 
 
シェアハウスを手がけている建築家はたくさんいます。 
シェアハウスの建設を考えている方は 
ぜひ建築家に依頼することをご検討ください。 
 
 
▼建築家依頼サービス 
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■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼ 
 
 
▼建築家依頼サービス 
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▼建築家紹介サービス 
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▼店舗設計依頼サービス 
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▼建築家相談サービス 
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▼設計料相場算定サービス 
http://kentikusi.jp/dr/sekkeiryo?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_cam... 
 
 
▼各サービスの比較 
http://kentikusi.jp/dr/hikaku?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campai... 
 
 
▼”千波町の家リノベーション”完成時までの随時見学 
 茨城県 
 2016年12月05日 11:00 to 2017年01月15日 17:00 
http://kentikusi.jp/dr/node/14070?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼「大府の家」オープンハウス 
 愛知県 
 2016年12月10日 10:00 to 2016年12月11日 17:00 
http://kentikusi.jp/dr/node/13971?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼★子供の好奇心と大人の遊び心をかきたててくれる「スキップフロアーの暮らしを愉しむ家」完成見学会 
 山口県 
 2016年12月10日 11:00 to 2016年12月17日 16:00 
http://kentikusi.jp/dr/node/14017?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼オープンハウス~田んぼの中に建つ薪ストーブのある平屋の家 
 埼玉県 
 2016年12月11日 12:00 
http://kentikusi.jp/dr/node/14004?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼Rカベの家 オープンハウスのご案内。 
 愛知県 
 2016年12月17日 10:00 to 2016年12月18日 10:00 
http://kentikusi.jp/dr/node/14041?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
 
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建築家紹介センター通信[建築家紹介センター]
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 オープンシステムという言葉はあらゆるジャンルで使われています。ITあるいは病院、そして住宅づくり等々です。日本語に訳せば解放した仕組みとでもいうのでしょうか。
 住宅づくりでオープンシステムといえば、いわゆる直営工事‐分離発注をすることでもあります。一般的な住宅の作り方が工務店に依頼するとか、住宅メーカーに頼むとか、そこに設計事務所が介在するのは少ないですが(実際にはそれぞれに設計の専門家である人間が携わっていて、設計事務所が設計しているものも多いのですが、名前が出ないようになっている場合が多いでしょう)、オープンシステムでは建築主が直接各種工事業者(たとえば、土工事の会社、コンクリートの会社、鉄筋の会社、大工の会社、左官の会社、塗装の会社、設備の会社などなど、これらは会社ではなくて職人と言い換えてもよいのですが)に個別に発注していくやり方です。まさに分離発注であります。ですから、常駐の工事監督はいなくて、設計事務所が専門家の立場で見積もりをチェックしたり、工程の調整をしたりして施主とともに作り上げていくやり方です。こうすることで、工務店の経費が必要なくなり、コスト削減ができるというわけですが、住宅というものが完成してから後の方がずっと長い付き合いになるということを考えると、メンテナンスをどうするのかといった不安が沸いてくるのも正直なところでしょう。また、設計事務所の作業が増大するということは設計費に影響してきます。
 建て主が直接設計し、指示していくやり方は官公庁などでは建前(現在では)として行われてきています。昔のたとえば、東京駅前の中央郵便局などは故吉田鉄郎(昔の逓信省)の設計したもので、素晴らしい名建築です。もっと前の江戸時代までさかのぼると商人の普請道楽で造られたものや、店舗(いまでも店主自ら設計し、施工を指示しながら作り上げて商いをされている方もいらっしゃいます)などでも行われていました。このやり方で成功する場合もありますが、住宅のようにごく一般の庶民が作る場合には、日々の仕事をこなしながらの建築になりますので、大いなる覚悟がいります。半分セルフビルドとしてコストを抑え、なおかつ製作する楽しみを持つという方法もあるでしょう。
 オープンシステムを標榜している会社やその協力設計事務所もかなりありますので、皆様にはじっくりと研究・検討されることを願っております。

I-1165、リビングを中心とした明るい家(千葉県)

ユーザー いしもと の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
松戸市
依頼内容: 

■依頼したい仕事
新築の設計
 
■建設予定地
千葉県流山市
 
■土地・テナントの所有・賃貸状況
土地は持っていないが、目星はついている。
幅9.0m、奥行き13.0m、南側4.0m道路
 
■建物についての希望
・リビングを中心とした明るい家
・リビングとつながったデッキは欲しい
・一階にリビング、水回り、主寝室が欲しい
・子供3人予定で、将来的に間仕切りできるようにしたい
・小部屋のような形で和室が欲しい。中2階とかにあれば理想。
(一人寝る、少人数で酒をゆっくり飲む等の場)
・車は2台予定(ミニバン+軽)
 
 
■ご予算
建物+外構等で2500~3000万
 
■希望する地域
千葉県流山市及びその周辺
 
■建築家に依頼したいと思った理由
本や雑誌を見て、明るく開放的な家に憧れたから。
よくある家とは少し違ったものがいいから。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家創りのため、
サンワカンパニーのショールームへ行ってきました。

いろんなデザインの洗面化粧台が並んでいます。

洗面化粧台っていうと、主要メーカーが出している
タイプを想像しがちですよね。

せっかくなのでおシャレにしたい。

家具として製作すると、思い通りになるのですが、
どうしてもコストがアップしがち。

そんな時に、こちらへいくと、
おシャレで、価格も抑え気味なモノが発見できます。

ただ。
種類は多いのですが、既製品は既製品なので、
その辺は上手に採用していきたいですね。

ベッセルタイプにすれば、
もっと種類が増えますよね。

黒いスチールのフレームに、
オークの集成材を組み合わせたボディに、
洗面器を組み合わせると、ナチュラルながら、シックな
洗面ができますよ。

ブラックの洗面器も個性的でよいかもしれません。
(ただし、白に比べると若干汚れやすいかも)

水栓一つとっても、いろいろセレクトできるので、
愉しさが広がりますね。

たかが洗面。
されど洗面。

家全体の計画も大事ですが
こういった、細かなところも、こだわったりすると、愉しいですよ。
もちろん。
コストも考えながら。

ユーザー 有限会社 アヴニール設計 伊藤 禎 の写真

農地を宅地にして家を建てるには、各市町村の農業委員会の許可又は届け出が必要です。いわゆる農地転用には大まかに農地法4条申請と5条申請が有ります。4条は耕作者自らが建物建設する場合等で、5条は当事者以外の人が建物建設する場合等を言い、それぞれ申請方法と流れがが異なります。
建築設計相談が有ったとき、まず建設地の確認をし、その場所・内容に応じて、土地の登記簿謄本の地目確認を行う必要が出てきます。都市計画法で言う市街化区域内であればまず問題有りませんが、市街化調整区域又は都市計画区域外では注意が必要です。住宅を建てたい場所が農地で、市街化調整区域又は農業振興地域で有れば、基本的には農地転用が禁止されている場所なので、手続きは複雑で結構大変な作業が伴います。手続きできないケースもありますので、事前に各市町村への確認が必要です。
農地転用するためには、耕作権又は地権関係、耕作者と住宅建設等事業計画者との関係、なぜあえて農地に建物を建てなくてはならないのかと言う理由書(目的)、生活排水や雨水処理・道路からの寄り付等土地利用(造成)計画、建設したい建物の計画及びそれらに伴う資金計画等が必要になります。
写真は宗方の家・・・平成15年(2003年)、市街化調整区域

市街化区域で農地転用する場合、基本的には届出だけで済みますが、一定以上の敷地面積又は敷地造成が伴ったりすると、都市計画法で、開発又は宅地造成の許可申請が必要になってくる場合があります。
都市計画区域内のその他の区域においても、同様に5条申請の届出だけで済む場合もありますが、許可が伴う場合もあります。事前に各市町村に相談した方が良いです。
写真左は佐賀関白木の家・・・平成18年(2006年)、5条届出
写真右は鴛野の家・・・平成28年(2016年)、宅地造成許可申請及び5条届出

都市計画地域外の農地は、農業振興地域になっている場合が結構多いので、まず、都道府県の事前確認が必要です。確認して農業振興地域で無ければ、次に各市町村の農業委員会への確認及び農地転用許可申請になります。
市街化調整区域ほどの規制は無いのですが、前述したそれなりの書類と許可までの期間(書類提出後1~2ヶ月)を要します。尚、農地転用許可申請の書類内容は各市町村によって異なるので注意が必要です。申請は申請者本人でも出来ますが、一般的に行政書士・土地家屋調査士・司法書士に依頼する場合が多いようです。その場合、土地利用計画及び建築計画だけ設計事務所で行いますが、その内容を農業委員会に説明する場合があるので、手続き共々、私の方で代行する場合も多々有ります。
写真は豊後大野澤田の家・・・平成28年(2016年)現在建設中、5条許可申請

ユーザー 木の家プロデュース 明月社 山岸飛鳥 の写真

私が多く仕事をしている大阪市や大阪府下の市では、ほとんどの地域が準防火地域になっています。
準防火地域で木造3階建てを建てようとすると、普通より厚い石膏ボードで柱や梁を包んでしまうことになります。火事の時に燃えにくくするためです。
でも、せっかくの木の家でも、全部包んでしまったら木の家なのか何の家なのかわかりません。

そこで、合法的に木の家らしさを見せるための工夫が「燃え代設計」です。
簡単に言うと、「万が一火事になって燃えても、残った部分で充分に家を支えることができるくらい大きな木材を使う」ということです。
でも、木なんだからすぐに燃えちゃうでしょ と思われますか?
ところが、ある程度厚さのある木は、そう簡単には燃えないんです。

柱などが燃え進む速度は、だいたい1分間に0.6mmと言われています。
だから、30分たっても表面から18mmまでしか燃えていません。消防体制の整っている日本の都市部では、ほとんどの火災が30分以内に消火されているので、これプラスアルファーの余裕があれば、建物が倒壊したりしないということです。
法律では35mmの余裕をもたせなさいということになっています。普通の柱が105mm角だとすると、4面とも見えているような独立柱なら 35+105+35=175mm角の柱にすれば、石膏ボードで包まなくてもOKです。

下の写真の梁は、そういう設計で大きくなっています。向こう側の柱の幅と比べてもらうとよく分かります。

写真ではちょっと伝わりにくいのですが、実物をみると、ど~んとした貫禄があります。

実はこの燃え代設計以外にも、準防火地域の3階建てを木の家にする方法は二つあります。一つは開口制限法、もう一つは外壁耐火法です。
開口制限法はまた別の機会に書くことにして、ここでは外壁耐火法について。専門的には「ロー1準耐火」と言います。

普通は外壁を耐火構造にすることは、木造ではできません。鉄筋コンクリートや鉄骨造になってしまいます。
でも、木の家にこだわり抜いている私は、たぶん全国でもあまり例が無いと思いますが、外壁耐火法で設計したことがあります。設計事例にある「守口の家」です。

ただし、この方法は、ものすご~~~く施工が大変です。
やってみて思い知りましたので、ちょこっと書きましたけど お勧めしません。
やはり、一番簡単に 準防火の木造3階を木の家らしくできるのは、燃え代設計です。

ぜひ機会があればチャレンジしてみて下さい。

下の写真が完成したところです

ユーザー 有限会社 アヴニール設計 伊藤 禎 の写真

シックハウス対策のための規則が建築基準法で定められたのが平成15年(2003年)、私が建築(住宅)に炭を取り入れ始めたのがそれから遡ること5年、平成10年(1998年)頃からだったと思います。世間で健康住宅と言う言葉が本格的に出回り始めた頃です。備長炭による敷炭、埋炭から始まり、木炭塗料に行き着きました。現在では木材の防蟻・防腐処理剤として普通に使用しており、室内環境においては天然木材、漆喰、珪藻土で補っています。予算に応じてビニルクロスを使用することも有りますが、現在では法規制も浸透し、まだまだ確認は必要ですが、有害物質を含むことはまず有りません。
写真は平成18年(2006年)王子町の家

木炭塗料塗りは、木材を焼いて(昔は外壁や軒天、板塀に焼杉がよく使われていました)表面を炭化させる代わりに、擬似的にそのような状況を作るようなものです。
効能としては、防蟻防腐、調湿、有害物質の吸着・分解、その他セラミック効果に有る、マイナスイオン、磁場の安定などが上げられます。
一般に木材の防蟻防虫防腐処理する場所・範囲に塗る木炭塗料は、床下・又は仕上げ前のヶ所なので.多少汚しても差し支えなく、素人でも簡単に取り扱い作業できます。材料・道具は私の方で手配し、お施主さんに声を掛け、都合に応じて一緒に塗るようにしています。
そうすることで、一緒に家造りをしている一体感、コミュニケーションも計れ、外注コストも抑えることが出来、大変では有りますが、それなりに楽しいひとときを過ごすことができます。黙々と塗ることに没頭してストレス解消になるというお施主様もいます。
また、防蟻処理材として必要部分を塗った後、余った材料は現場で保管するようにしていますが、一通り使用方法と効果は伝えているので、日を改めた時間の合間に、納得するまで念入りに再塗装したり、他の部分も独創的に塗るお施主様もいます。
写真は日出団地の家、鴛野の家、賀来の家・・・家族で木炭塗料塗り

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