メインファサード
道路斜線制限によりあまり高い建物に出来ないため、1階を半分地下に下げることで、タテの空間を確保できるようにし、その半地下部分により生まれた段差をリビングとダイニングにも活用することで空間を柔らかく仕切っています。コンクリート打放しの壁や造作のキッチン、浴室、各所に散りばめられたタイルなど、クライアントの個性がたくさん詰まった、空間変化に富んだオウチとなりました。
LDKのスキップフロア
東側に6階建のRCマンション、南側には2階建の母屋がある敷地に対し、できる限りの日当たりを求めるため、南北に分断させた5層からなるスキップフロアを採用しました。さらには、ロフトやくら収納などのボーナスフロアを最大限に活用することで、コストを抑えながら3階建に近い床面積を確保することを可能にしています。家族の一員である猫の遊び場にもなる吹抜はマンションと母屋のわずかな隙間からの光を、西側に向けたバルコニーからは風を取りこめるよう配置。クライアントのこだわりでもあった自然素材をふんだんに使いながら、けっして広くない敷地にスキップフロアによる豊かな空間が広がったのではないかと感じています。
和室をリノベーションしたリビング
母屋の横に建つ、祖母が暮らした築10年程の住宅を孫が家族と暮らすために増築・リノベーションした住宅です。母屋との間にある中庭を暮らしのなかに取り込めるようにLDKを配し、大きな屋根の懐を利用することで、空間に広がりを与え、陽あたりの良くない北側には、坪庭と、浴室の大きな窓によって、明るさと彩りをもたらせました。
南側の風景を一望できるリビング
のどかな風景に囲まれた高台に建つ住宅です。田舎のようでありながらも、建蔽率30%、容積率50%という法規制のため、敷地に空地が必然的に生まれるのが特徴的な場所でもあります。その敷地に南側隣地が建築前ということも考慮しつつも、「南側の風景を大事にした家」をコンセプトに計画しました。軒の深いリビングは南に梁を見せながら伸ばすことで、外を内に取り込むと共に、外と内との一体感を持たせました。和室を含めた個室はすべて南に向け、2階は屋根に乗れる程の大きめの窓を設置し、景色を感じられるよう工夫しています。バルコニーも防水が施されたものでなく、木で製作することで、全体の雰囲気を損なわないよう配慮しました。また、仕上に桧の床や真壁の珪藻土などを採用することで空間に落ち着きと懐かしさを求めています。
傾斜地のメリットは傾斜地ならではの唯一無二の住空間を手に入れることができることです。 傾斜地について市原忍建築設計事務所 市原忍さんに伺いました。
工務店から傾斜地における建売住宅の企画・設計を依頼されたことがきっかけです。
メリットは傾斜地ならではの唯一無二の住空間を手に入れることができることに尽きると思います。また周囲と高低差がある場合は、眺望や採光・通風の条件が平地と比べて良くなります。 デメリットとして挙げられることの多い「工事費が高くなること」や「平らな庭をつくりにくいこと」については、アイデアと設計力で解決できることも多々あります。 しかし設計者が介在しないとその見通しを立てにくい点がデメリットと言えるかもしれません。
計画地ばかりに目がいきがちですが、隣地との高低差や既存擁壁の仕様など、周囲の状況を十分に確認することが大切です。隣地に大きな高低差や安全性を有しない擁壁があると配置計画の自由度が低くなります。
敷地の大きさや傾斜角度などにより基礎の形状が大きく変わりますので、お答えするのが難しい、というのが正直なところです。いずれにしても安全かつ廉価な基礎形式を採用します。
造成費のなかでも残土処分費が高くつくため、切土と盛土の量を敷地内で相殺できるような計画をたてます。
まずは擁壁をつくらなくても良い方法を探すところから始めます。 擁壁が必要な場合は、自立した擁壁をつくらなくても済む方法を検討します。基礎と土留めを一体的に設計したり、最下階をコンクリート造とするなど、建物の一部が擁壁の役割を担う形式を採用すると工事費を軽減できます。
注文住宅では予算が潤沢にない場合、お施主様の要望により外構工事を後回しにする傾向があります。その点、建売住宅は建物と外構を一体的に計画しやすいので、傾斜がより魅力的に映るような造園計画を心掛けています。
機会があれば是非とも挑戦したいです。
まずは直観でこの敷地・眺望を手に入れたいと感じるかどうか、がポイントだと思います。土地購入の動機が消極的な場合(平地よりも価格が安いから購入など)は、あるいは後々おとずれるかもしれない問題に取り組むのが大変です。 傾斜地は建物の完成イメージを描きにくいため、設計者に助言を求めることも有効な手段です。理想の住宅を実現するまでの道のりが、平地に建てる場合と比べて大変ですが、その分、完成したときの喜びもひとしおです。
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写真:太田拓実
駅から徒歩6分の63坪の土地(角地)に、RCデザイナーズマンション(賃貸スタートで、両親死亡の際に売却を検討)を建てたいと思っています。建蔽率70%、容積率200%です。場所柄、若い人向けの小さなアパートが需要があるようですが、将来の売却を考えたら、75平米のユニットを5棟ほど建てたほうがいいのか・・と悩んでいるところです。パリのアパルトマンのような設計も素敵だと思うし、モダンなデザインも素敵だと思いますが、ヨーロピアンテイストを取り入れられたらと思います。アパートマネージメントも必要になりますので、設計・建築・アパートマネージメント・売却の総合サービスをしてくださるような会社を希望します。よろしくお願いいたします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
金額差は、どのくらいあるのでしょうか教えてください。 建坪約40坪 1階は、12坪程の店舗(近くのお店の移転)と10坪程の貸し店舗2軒(未定のためスケルトンでOK) 2階は、ミーティングルーム(トイレ、小さな炊事場を込みで約10-12畳ほど)1室2LDK住居として、8~10畳ほどの和室1、6畳の洋室1、1618サイズの浴室、車椅子で生活できる通路幅等 3階は、3LDK住居で、6畳の和室1、8畳の洋室、6~7畳の洋室、1620サイズの浴室 そのほかで3階までのホームエレベーター(2世帯住宅ですが、居住スペースに設置したくないので階段横に設置)で考えています。 2階3階部は、木造でいいのですが、1階を鉄筋コンクリートラーメン構造にした場合、重量鉄骨ラーメン構造にした場合、軽量鉄骨ラーメン構造にした場合では、それぞれ、どのくらい建物本体の建築費が必要でしょうか? 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
■依頼したい仕事住宅の設計等■建設予定地愛知県瀬戸市・東側が道路と隣接し、その他は住宅■建物についての希望・平屋(希望であるが、2階建てでも可能)・家族構成4人(大人2人、子供2人)・収納スペースがあり、部屋には物が少ない・子供と料理できるキッチンスペース・リビングから隣接したウッドデッキで食事が楽しめる・軒が長いが、部屋は明るく・家相も気にする(鬼門、裏鬼門等)・和モダン・子供部屋にはロフトで収納スペースと遊び心・仏間を置く和室が必要■ご予算検討中■建築家に依頼したいと思った理由ハウスメーカーが作成する規格とおりの間取りではなく、オリジナルの間取りを一緒に考えてほしいから。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
ミコノス風の欧風住宅を設計・建築してくださる建築家さんを探しています。 ・土地あり 敷地面積約100㎡ ・建ぺい率60%/容積率200% ・準工業地域/準防火地区/第2種高度地域 ・予算 3500万 ・2世帯住宅(1階親世帯/2・3階子世帯) モデルルームや実際のお宅や見学してきましたが、普及品を使った素材感や無難な間取りにまったく興味がもてませんでした。内観・外観に真っ白な塗り壁を、構造にスキップフロアを取り入れた驚きと新鮮さのある提案をしていただける建築家さんとの出会いを期待しています。まずはお気軽にご連絡ください。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
依頼内容: 用途変更及び図面一式 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
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沢山のアドバイスありがとうございました。相手方を信頼しずきてしまい、自分達でチェックをするなどせずお任せでここまで来てしまったこと自分たちの甘さを深く反省しております。...
経験豊かな方が応募してくださいました。事務所が近所だったので驚きました。現在、費用の見積もりを出して戴くよう依頼中です。うまく成就することを願っています。 そもそも、...
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