ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

傾斜地や、敷地と道路が段差がある形状の土地では、1階部分に
駐車場を設ける場合があります。当然、地面を掘削することになります。
工事は、掘削のため山留め工事(掘った部分の地面を支える工事)が
必要になります。費用も300万円程度から面積により高くなります。
しかし、駐車場を、建物の基礎構造のように計画すれば、傾斜地等でも、
地盤を安定させ、耐震性を高めることができます。この車庫と併用して、
部屋を設けると、地下部分なので、防音になり、音楽室等の用途に
向いています。車庫が地面下にある場合、建築基準法の扱いが、
地下になり、階数制限を緩和出来る場合があります。以前は、
この緩和規程を用いて、高さ制限や、階数制限を逃れていました。
現在は、規制が厳しくなり、緩和が少なくなりました。
下記の写真のように、車庫の上部を開放すれば、中庭のようにする
ことも出来ます。堀り込み車庫は、構造計算が必要ですので、
専門家に相談の上、計画してください。

車庫の上部が中庭

I-0805、エレベータを付けて、ガレージ、戸建て一体型の家(東京都)

ユーザー DAI の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
大田区
依頼内容: 

建築士の皆さま
 
現在田園調布にて土地を購入、注文住宅の建築を検討しています。
検討している土地は、道路に面した箇所にガレージ、入り口があり、階段を上がりながら高台になり、そこに戸建ての古家が立っています。眺望が良く日当たりが良いので、素晴らしいロケーションである一方、高台に古家が立っているために重機を入れることができず、更地にすることもできず、また道路(ガレージ)から家まで結構高さがあるため、雨の日、大きな荷物、重い荷物の持ち運び非常に不便です。理想的には道路に面したガレージと入り口がすべてつながり、エレベータで家まで上がれるようなつくりであれば良いのですが、重機を入れるのもままならない土地に果たしてそのような基礎工事が可能なのか、また可能であったとしても、莫大な資金がかかるのではないかと予想します。
 
詳細に関しては、以下のリンクをクリックして動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=1YPmQjjEXtk
 
質問内容としては:
1)このような土地で戸建ての建て直しが可能か(重機をクレーンで入れる?)
2)階段、ガレージをすべて取り壊し、エレベータを付けて、ガレージ、戸建て一体型の家を作ることができるか
3)仮に1)2)ができた場合は、概算のコストはどれくらいかかるか
4)そのような大掛かりな工事をしてまで作り直した場合の資産価値はどのようなものか
 
に関してお答えいただければ幸いです。
 
宜しくお願いします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 
 





I-0804、南北に長く細い土地に木造の住宅をたてたい(東京都)

ユーザー ぷりん の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
国分寺市
依頼内容: 

先日土地を購入し、木造の住宅をたてたいと考えています。場所は杉並区です。40坪(50/100%の地域)で、南北に長く細い土地です。(全面道路は4.8m、間口は6.9mしかありません)
土地の形状からどのような間取りが使いやすいのかわからず、設計士さんに是非お願いしたいとおもっています。
必要な部屋は1階に10畳程度の部屋と収納(家族で楽器を演奏するため)、LDK、2階に主寝室、子供部屋2つ、水回りで
なるべくリビングに家族が集まれる家にしたいです。あとは、共働きなので、家事を手早くすませられる間取りが希望です。
どうぞよろしくお願いいたします。
予算は4000万までです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とってもいい天気でした。

きもちいい陽気の中、とある家創りの打合せでした。

一昨日に続いて、屋外での打合せ!

この時期は、外で打合せするのも、なかなかよいですね。

ただし、日差しの強さに注意が必要ですよね。

この二日間で、すっかり顔が焼けてしまいました。。

こちらの打合せでは、

前回プレゼンした内容から、予算の減額があったため、

それに合わせた縮小案を提示させていただきました。

こだわりのいくつかは、機能同等ながらも、

コンパクトにしてご提案。

22坪の平屋に、4人が住まう家なんです。

計画してみて、思っていたよりきちんと住めそうでした。

ご両親との調整等、いろいろと検討が必要になりますので、

こちらのプランをもとに、いろいろとお話していただいて、

また、改めて家創りをすることになりそうです。

午後からは、土地探しからご一緒している

お客様と候補になっている敷地を一緒に視察。

既存建物の解体が済んでいたので、ずいぶんと様子がわかりました。

日当たりは申し分なく、ご要望の間取りも入りそう。

ただし、現状ですと、造成等が必要になる箇所があるため、

その分、土地の価格を下げてもらうような交渉が必要。

ということで、仲介している不動産屋さんへ。

状況を説明して、購入に向けて、前向きに進めている旨を

伝達してきました。

土地をずっと探されてきたお客様。

いろんな意味で、とてもいい条件の土地になります。

ただし、価格は、全体予算を圧迫しないようにしたいところ。

これから交渉しながら、進めていきます。

少しずつですが、前に進んでいます。

もう少しで、家創りがスタートなので、愉しみですね!

ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

少し間が空いてしまいましたね、申し訳御座いません。

前回の告知通り、内装壁材の最後は「タイル」です。

一時期、タイルを住宅に用いることは減っていましたが最近では又復権しているように思います。

何故なのか、はっきりと断定は出来ませんが以前に比べタイルの種類やバリエーションが増えた事も大きく貢献をしているようにも思います。

大判の物からモザイクタイルのような細かな物まで、本当に沢山のタイルがあります。

その中から気に入った1点を見付けるのも一苦労ですが、昨年リノベーションさせて頂いたマンションのお住まいではキッチンの壁面にタイルを採用させて頂きました。

キッチンにタイルを張る事を拒む方もいらっしゃいますが、毎日長時間過ごす場所であるなら、無機質なつるっとしたキッチンボードを貼るよりも色や柄が楽しめるタイルであっても良いと思います。

目地の汚れが気になると言うことでしたら、目地を汚れの目立ちにくい濃いめの色にされるのも手かと思います。

この写真のタイルを見付けるのが結構、難航しました。と言うのも住まい手さんが気になられたお店で貼ってあったタイルが色んなメーカーを探しても無かったからなんです。お店にも聞かれたそうですが、返答をあやふやにされて、はっきりとは教えて貰えなかったことも、その理由となりました。

であるなら丸っきり、同じであることよりも内装とのバランスを考えて選択肢の中から似合う色をと、決定したのが写真の物です。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

道路と高低差のある敷地の一部を掘り込んで造った車庫のある建物を2題。

まずは、造成敷地にすでに車庫がありその上の木造2階建て住宅。
造成工事設計監理、建物設計監理共に修行した事務所で行いその担当。
車庫より建物につながる開口スペースに地下階段を増設し建物と内部でつながるように設計。
駐車場スラブの上に建物基礎がのり、地下階段も後付工事。
地下への止水に悩まされた現場。

次に、道路との高低差がありかつ高低差のある南北2敷地に建物を計画。
要望駐車台数は3台、建物につながる階段。
既存道路擁壁の高さは北側敷地が2mほど。

完全堀込車庫2台、2敷地をつなぐデッキ下に半分堀込車庫1台で解決。

建物につながる完全掘込2台車庫。

庭につながるテラス下半分掘込車庫。

敷地間の擁壁も建物と一体化。
造成工事を絡めると、敷地建物一体となった計画が可能となるが予算配分に注意。

おまけの堀込車庫。
修行した宮脇檀建築研究室のブルーボックス。
ダイナミックで無駄の無いデザイン、バランス。
掘込車庫は土留兼用。
42年も前の建物。
建築科学生だった頃に見て感激。(まさにこの写真)
25年程前に一度内部を拝見。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

深い軒のメリット…何と言っても…
外壁を守る!
1年中通して快適に過ごせる!
これに尽きるのではないでしょうか(*^^*)

昔の建物は軒が出ていたことで、外壁を守っていました。
今のように耐久性のある金属製の材料などなく…左官工事による漆喰等の塗り壁若しくは木材壁だったということもあり…軒はとても大切だったと思います!
現代は特に都心で設計していると法規の関係でなかなか軒が出せない計画にならざるを得ないです(>_<)
それが結果建物の耐久性を弱める要因になってます…私は外壁材の選定にはとても気を使ってますが…
意外に昔の建物に耐久性があり…現代の建物に耐久性がないのはこういう理由があるのでは…

快適に過ごせる…ですが…
これは軒を設けることで、夏の陽射しを遮り…冬の陽射しを取り入れるということにあります!
合わせて…雨の日に快適に過ごせるということがあります。
縁側と軒の組み合わせなんて最高です(≧∇≦)
私は軒の出に自分で出した回答があり…1年を通して快適に過ごせる深さを決めています!

今回のお題はとても深いいお題だと思います。
昔の人々の知恵が詰まった…とても大切なアイテムなのです(*^^*)

ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

子供に家の絵を描いてみて、と言うと多分、多くのお子さんは切妻屋根の絵を描かれるのではないでしょうか?それほど日本の家の定番スタイルとも言える家の形ですが、四季の移ろいがあり雨の多い日本では理に叶った形とも思えます。

軒に出があると言うことは雨から家を守ると言う意味合いが強いように思います。
雨から守ると言うのは、先ず家人を守る、そして建物自体を守ると言うことです。
特に建物自体を守ると言うのは、雨に濡れることで材料が傷みやすくなります、そう言ったことから守ると言う意味なのですが、もしお近くに軒の出のある家と無い家があるようでしたら、じっくりと観察してみて下さい。特に軒下の部分の汚れ具合が全く違っていると思います。汚れる即ち、家を傷める何かしらの可能性が増えることと同じです。
そのような意味で軒が出ているメリットはあると言えるでしょう。

更に、太陽高度が高くなる夏、低くなる冬を意識して軒の出を調整すれば、夏場の暑い日射しが直接、室内に侵入することなく、不快な夏を心地よく過ごせます。

但し、いくら軒を出していても太陽高度が下がる西日には効果が小さくなりますので、建物の外側に日除対策を講じて頂く方が賢明です。

写真はかなり軒を深く出した事例です。
高窓を配し、反射光で住まいの奥にまで光を回すように計画しています。

I-0803、傾斜地をうまく活かした中は楽しく外はかっこいい住宅(神奈川県)

ユーザー peaseeds の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
平塚市
依頼内容: 

傾斜地をうまく活かした中は楽しく外はかっこいい住宅を建てたいです。(シンプルモダンとかナチュラルモダンとか言われるジャンルが好みです。)土地は240坪で、2段になっており、上段は盛土、下段は切土、その間は両端のみ擁壁が作られており二つの擁壁の間は法面になっています。斜面の降りる方向に眺めがいいので、上段をエントンランスとして、家の中で段差を楽しむような空間を作りたいです。ハウスメーカーでは傾斜地に建てることにあまりいい顔をしてくれないので、柔軟な対応を期待して依頼しております。土地は広いのですが、駐車スペースと菜園スペースに場所を取りたいので、延べ床面積30坪(3ないし4LDK)程度で、予算は1900万(ダメもとでも書いてみます)で引き受けてくださる方がいらっしゃいましたら、お願いしたいです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

現在では、深い軒を持つ建物は、寺社仏閣や公共建築しか見られなく
なりました。軒は、建物に陰影を付け、デザインには重要です。しかし、
建築基準法等の規制により、軒は、斜線制限や床面積の算入
(1mを越える軒は面積に算入)、また、敷地面積の有効利用のため、
軒は小さくなる傾向があります。
深い軒は、建物にとって、様々なメリットがあります。軒は、外壁を
風雨から守り、耐久性を増します。さらに、軒が深いと窓ガラスの汚れが
少なくなり、メンテナンスに有効です。また、窓を開けて置いても、
雨の吹き込みがありません。軒は太陽光をコントロール出来ます。
90㎝以上外壁より軒が出ている場合、日本の夏には、室内の直射光を、
防ぐことが出来ます。より深い場合、西日の制御にも有効です。さらに、
軒が深い場合、寺社、仏閣のように、横トイを省略出来ます。
(雨だれが外壁を汚さない)
しかし、軒が深いと、台風、突風等の風の影響も受けやすくなります
ので、注意が必要です。下記の写真の建物は、軒を鉄骨で補強して
あります。深い軒は、建物に有効に働きますが、構造や耐久性に
大きく関係しますので、専門家と相談してから採用してください。

片流れの屋根の軒

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