ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

過ごしやすい家を考えた時に

部屋の居心地にも関係する

収納のしやすさや

散らかりにくい家の間取り。

※建材メーカーPanasonic

 システム収納キュビオス提案採用の事例(LDK)

家づくりの

基礎知識としての

収納計画収納アイデアの重要性。

家づくりを始める際、

インテリアや

デザインに目が行きがちですが、

実は収納アイデアが

快適な暮らしを

大きく左右します。

適切な

収納スペースがある暮らしの

メリットや

収納計画の目的、

基本原則について

少し書いてみたいと思います。

収納スペースが

適切に存在する

暮らしのメリット。

整理整頓が容易

物がちゃんと

収納できる場所があることで、

部屋がすっきりし、

掃除も楽になります。

必要なものがすぐに見つかる

物がきちんと

整理されていれば、

必要なものを

比較的

すぐに見つける事が出来、

時間の節約や

探す手間、

ストレスの緩和に

もつながります。

ストレスフリーな生活

散らかった部屋は

心身にストレスを与えますが、

ある程度

整理された空間で過ごす事で

リラックスができ、

ストレスフリーな

生活を送りやすくなります。

収納計画の目的と

基本原則

収納計画の目的は、

限られたスペースを

効率的に活用して、

家族が快適に暮らす事の出来る

環境をつくる事です。

以下に収納計画の

基本原則を・・・・・。

使いやすさを優先

収納は頻繁に使うものほど

手前に、

使わないものほど

奥に配置することで、

使い勝手が向上します。

収納場所を明確に

物に固定の収納場所を

設けることで、

無駄な探し物を減らし、

整理整頓が

楽になります。

空間の有効活用

部屋の高さや隙間を

活用することで、

限られた空間でも

効果的な収納を

実現する事が可能になります。

見た目も大切

収納用品や

家具を選ぶ際には、

デザインや色も考慮し、

空間全体の

調和を保つことで

収納の意識も良い意味で変化します。

柔軟性を確保する

家族構成や

ライフスタイルの変化に

対応できるよう、

収納スペースに

柔軟性を持たせることが

大切です。

例えば、

棚の高さを

変更できるようにする事で、

さまざまなサイズの

収納変化に対応可能になります。

これらの基本原則を

意識しながら、

家の間取り検討の段階から

収納計画を立てることで、

快適な暮らしを

実現できやすくなります。

収納の基本要素。

スペースの活用法家の中で

効果的な

収納スペースを

計画する為には、

縦収納と横収納、

高さを活用した収納法、

隠し収納と

オープン収納の

バランスを考慮することが

重要です。

縦収納と横収納の比較縦収納は、

天井までの高さを活用して

収納スペースを

確保する方法です。

縦収納は、

小さな部屋でも

有効活用ができて、

空間を広く見せる効果があります。

ただし、

高い場所の収納は

取り出しにくい事があるので、

使用頻度の

低い物を収納するのに

適しています。

一方、

横収納は、

壁面や床面を活用して

収納スペースを

確保する方法です。

横収納は、

取り出しやすさが魅力で、

使用頻度の高い物を

収納するのに

向いています。

ただし、

無闇に広げると

部屋が狭く

感じることがあるので、

注意が必要です。

高さを活用した収納法

高さを活用する

収納法は、

限られたスペースでも

効果的な収納を

実現しやすくなります。

例えば、

壁面に棚を設置したり、

天井から

吊り下げるタイプの

収納を利用したりする事で、

空間を有効活用できます。

また、

高さを利用した収納では、

使用頻度の低い物を上に、

使用頻度の

高い物を下に

配置することで、

使い勝手が向上します。

隠し収納と

オープン収納のバランス。

隠し収納は、

扉や引き出しで

収納物を

隠すことができるため、

見た目がすっきりして

部屋を美しく

保つことが出来ます。

また、

ホコリがたまりにくいのも

メリット。

ただし、

収納物が見えないため、

何処に何を

収納したのかを

その都度確認できるように

工夫が必要です。

オープン収納は、

収納物が見えるため、

取り出しやすさが魅力。

また、

見せる収納として

インテリアの一部にも

なります。

ただし、

ホコリ等が

たまりやすい事と、

配置によっては

収納物が

散らかって見えることが

デメリット。

隠し収納とオープン収納を

バランスよく

組み合わせることで、

使い勝手と

見た目の両方を

兼ね備えた

収納空間を

楽しむ事ができます。

例えば、

日常的に使う食器や本は

オープン収納に、

季節物や書類などの

使用頻度が低い物は

隠し収納にすることで、

効率的な

収納空間を

実現できます。

これらの収納の

基本要素を理解し、

スペースの活用法を

上手に取り入れることで、

限られた空間でも

快適な収納環境を

計画する事ができます。

各部屋別の収納アイデア。

家の中の各部屋には

それぞれ異なる

収納ニーズがあります。

リビングルーム、

寝室とクローゼット、

キッチン、

浴室とトイレ、

玄関と廊下、

書斎やホームオフィスの

収納計画。

リビングルーム

リビングルームは

家族が集まる場所であり、

機能的で美しい収納が

求められます。

収納付き家具の利用

ソファやテーブルに

収納スペースがあるものを

選ぶことで、

リモコンや雑誌などの

小物を整理できます。

壁面収納の活用

テレビ周りの壁面に

棚やキャビネットを

設置し、

DVDやゲーム機を

収納する事も

簡単な収納効率の

向上につながります。

収納ボックスや

バスケットの活用。

おもちゃや雑誌など、

見た目が

散らかりがちな物を

収納ボックスや

バスケットに入れて

整理する事もポイント。

寝室とクローゼット

寝室とクローゼットは、

衣類や寝具を

収納する場所となる事が

多い場所。

収納付きベッドの利用

ベッド下に

収納スペースがあるものを

選ぶことで、

寝具や季節物を

整理できます。

クローゼット仕切りの活用

衣類を整理しやすくするために、

仕切りや

引き出しを

利用するのポイント。

収納ボックスの活用

アクセサリーや

小物を

収納ボックスに入れて整理。

キッチン

キッチンでは、

調理器具や食器を

効率的に収納することが重要。

家事の方法や

調理時の行動を意識した

収納計画がポイント。

引き出し式収納の活用

調理器具や食器を

引き出し式の

収納に入れることで、取

り出しやすく

整理できます。

壁面収納の活用

鍋やフライパンなど、

壁にかけられるものは

壁面に収納する事もオススメです。

これにより、

引き出し周辺の

スペースを

広く使えるようになります。

収納ラックや棚の活用

スパイスや

調味料を収納する

ラックや棚を設置し、

整理しやすい

家事の環境を。

浴室とトイレ

浴室とトイレでは、

タオルや洗剤、

トイレットペーパーなどの

収納が求められます。

吊り下げ式収納の活用

シャンプーや

ボディーソープなど、

吊り下げ式の

収納に入れることで、

スペースを

有効活用できます。

収納棚の設置

タオルや洗剤を

収納する棚を設置し、

整理しやすい環境

構成する事で

日頃の整理整頓、

掃除なども

行いやすくなります。

玄関と廊下

玄関と廊下では、

靴や傘、

アウターなどの

収納が必要です。

靴箱の活用

靴を収納する

専用の靴箱を設置、

又は玄関とつながる

土間のある収納スペースを

計画する事で

整理しやすい環境を。

壁面収納の活用

傘や帽子、

アウターをかけられる

フックを壁に取り付け、

スペースを

有効活用する事も。

ミラーの設置

玄関周辺に姿見鏡を

設置することで、

外出前の靴を履いた状態で

身だしなみチェックが

しやすくなります。

書斎やホームオフィス

書斎やホームオフィスでは、

書類や文房具、

本などの収納がポイント。

本棚の活用

本や雑誌を整理しやすい

本棚を設置

デスク周りの収納の工夫

文房具や書類を

整理できる

デスク周りの収納を設置

する事で、

作業効率を向上させる事も。

ファイルボックスの利用

書類を

ファイルボックスに

整理して収納し、

重要書類の

管理をしやすく。

壁面収納の活用

壁に棚や

ピンボードを設置し、

メモやカレンダーなどを

収納できる

スペースがある事で

情報の整理整頓も

しやすくなります。

まだ色々とありますが

各部屋別の

収納アイデアを活用することで、

家全体の

収納スペースを

効率的に整理し、

快適な暮らしの空間を

生み出すことができます。

収納ニーズに合わせて

アイデアをカスタマイズし、

よりよい収納空間を。

いちばん大切なことは

収納空間について、

定期的に整理整頓を行い、

収納環境を保つこと。

収納用品の選び方

収納用品は、

家の中を整理整頓し、

快適な空間を

計画する為に

重要なアイテムです。

収納用品の選び方について。

収納用品の種類と特徴

収納用品には

さまざまな種類があり、

それぞれ異なる特徴があります。

主な収納用品には、

収納ボックス。

小物や衣類、

書類などを

整理できるボックス。

プラスチック製や

布製など

素材もさまざまです。

収納棚

壁に取り付けることが

できる棚。

本や飾り物、

調味料などを収納できます。

収納ラック

立てかけるタイプの収納。

靴や本、

食器などを整理できます。

クローゼット用品

ハンガーや仕切り、

引き出し等、

クローゼット内で

使用する収納アイテム。

使い勝手を考慮した

収納用品選び。

収納用品を選ぶ際は、

使い勝手を考慮する事が大切。

必要な収納量を見積もる

収納する物の量を

見積もり、

適切なサイズの

収納用品を選ぶこと。

欲張りすぎると

失敗します。

適量を考える事が重要です。

使いやすさを考慮する

収納用品は、

取り出しやすく

整理しやすい

デザインが

望ましいです。

また、

移動や組み立てが

容易なものも便利です。

空間に合ったデザインを選ぶ

収納用品は、

部屋のデザインや

インテリアに

合わせたものを選ぶように。

プロフェッショナルによる

収納プラン。

プロフェッショナルに

依頼して、

収納プランを

作成してもらうことも

一つの選択肢です。

整理収納アドバイザー等も、

家事代行サービス等でも

スペースの最適な活用方法や

効率的な収納アイデアを

提案してくれます。

僕自身も設計の際には

プロの目線も含めて

最適解となるように

間取りと収納を

建築計画論だけではなくて

生活環境の

価値観にあわせて

ご提案させていただくように

しています。

また、

収納プランでは、

家具や収納用品の

選び方や配置まで

トータルで

サポートするようにしています。

スペースに合わせたカスタマイズ

収納スペースを

カスタマイズする際は、

そのスペースと

家の使い方に合わせた

アイデアを

取り入れることが重要です。

狭いスペースでは、

壁面や天井に

収納アイテムを設置することで、

有効的に

収納スペースを

確保できます。

また、

多目的な家具や

折りたたみ式の

収納アイテムを利用することで、

限られたスペースを

最大限に活用できます。

高い天井のある部屋は

天井を活用して、

吊り下げ式の収納や、

ロフト型収納を

設置することで、

空間を有効活用できます。

不規則な形状の部屋では、

オーダーメイドの

収納家具や、

フレキシブルな

収納用品を利用して、

スペースを効率的に・・・・・。

先にも書きましたが

収納は、

定期的に整理整頓を行い、

収納環境を

保つことが大切です。

収納上手な暮らしのコツ

収納上手な

暮らしを送るためには、

整理整頓を維持し、

収納スペースを見直し、

物を手放す勇気を

持つことが重要です。

定期的な整理は

週末や月末など、

決まったタイミングで

家の中を整理整頓するように。

定期的な整理を行うことで、

継続的にきれいな状態を

保つことができます。

ものごとに決められた場所を

よくある話しですが

物の定位置を設定することで、

使用後にすぐに戻す

習慣を身につける事ができます。

これにより、

部屋が

散らかりにくくなります。

すぐに片付ける習慣を身につける

物を使った後は、

すぐに片付ける

習慣を身につける事。

これにより、

無駄な時間や費用をかけずに

整理整頓を

維持できます。

収納スペースの見直しは

効率的な収納環境を

維持するために

重要です。

現状の収納状況を把握

まずは、

現在の収納状況を把握し、

問題点や

改善点を明確にします。

無駄な収納スペースを削減

不要な物を整理し、

収納スペースを

効率的に使うために

無駄なスペースを

削減します。

使わないものを見極める

定期的に

家の中を見渡し、

使っていないものや

必要でないものを

見極める事。

これにより、

収納スペースが

圧迫されることを防ぎます。

物の価値を見直す事

所有している物の

価値を見直し、

本当に必要なものだけを

手元に置くことで、

無駄なものが

増えないようにします。

将来的な利用を考えて

保持するものは、

適切な範囲で選ぶように。

整理整頓を維持し、

収納スペースを見直し、

モノを手放す事で、

生活空間は良い意味で変化します。

継続的に

収納上手な暮らしのコツを

実践することで、

家の中が常に

整った状態を保ち、

ストレスフリーな

生活を送りやすくなります。

自分や家族にとって

最適な家づくりに必要な

収納と間取りの関係性を大切に。

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

20240127上棟した大曽根の家
今回は天井、壁の断熱方法として吹付け硬質ウレタンフォームを採用しました!
クライアントの断熱要望と工務店さんの意見と予算を加味して最終決定…樹脂サッシと共に気密性を高めたお家になります(^^)/~~~

I-4178、13坪の極小の土地に家族4人が住める三階建て(兵庫県)

ユーザー レオナルド の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

はじめまして。よろしくお願い致します。
兵庫県尼崎市にて、マンションから戸建てを検討しております。両親が現在住んでおります築約40年の家を建て替える事ができればと思っております。
13坪の極小の土地に家族4人が住める三階建て等の建築は可能でしょうか?
希望を申し上げますと、
予算が2000万くらいで
一階 駐車場と物置か一室
二階 キッチン、リビング、バス、トイレ
三階 四畳程の3つ部屋、トイレ
です。
近くには三階建の家も何軒かあります。
家族の中には、極小の土地に三階建は耐震の面が不安だと反対する者もいます。二階建ですと、家族4人が住むには狭すぎるかと思い、ご相談させていただきました。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





高台の家

●設計事例の所在地: 
兵庫県神戸市
●面積(坪): 
90坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建築主から手書きの図面を渡されることがある。
1,2度はあるとしても何度も渡されることは少ない。
経験上、そのやり取りは設計者側からすると不安の大きいやり取りになる。
当たり前だが、意匠、構造、設備、敷地の周辺環境、建築基準法、自治体の条例、
使い勝手、納まり、配色のバランス、素材のなじみやすい組み合わせ、等を考慮しての
プランであることはない。
だが、裏返せば言葉には表せないその強い思い入れを
なんとか伝えたいということかもしれない。

最初にお会いして完成まで約2年の時間がかかった。
建築主が持ってこられる図面をしっかりと理解して、
手を変え品を変え、本人も気付いていない内容を言語化したり、図面化したり。
毎回、打合せ時間が3,4時間が当たり前で
プラン打合せだけで1年近く経っていたように思う。
着工後もひたすら打合せを重ねた。
振り返れば建築主はひたすら自分の理想の要望を。
設計者はそれを踏まえつつ、構造、使い勝手、意匠性等を考慮した提案を。
お互いに苦闘の時間を過ごしたが、
それぞれが精一杯に自身のすべきことを成したからなのか、
最後の完成検査の時にはこの約2年とは真逆のいたって穏やかな時間が流れる検査だった。
建物を引渡した日の帰り道、
ふと振り返ると、坂の上に聳え立つように高台の家が見える。
私なりに筋を通して設計監理を行ったが、
結果、良い仕事ができたかなと思いながら帰路に着いた。

その他の画像: 

I-4177、建築費を3,500万円くらい(税込・設計費込)に……(大阪府在住・土地は兵庫県)

ユーザー KOUYUKI の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

よろしくお願いいたします。
 
マンションから新築戸建への住み替えを考えております。四人家族です。
 
ネットで見つけた土地の購入を検討しています。
 
建築費が高騰している中を恐縮ですが、
予算の都合で、なんとか建築費を3,500万円くらい(税込・設計費込)におさまるようにお願いできる方を探しております。
 
また、かなりの狭小地ですがそれでも雨漏りせず、気密性断熱性などの基本性能をそなえつつ、狭さを感じにくいように住みやすいように設計可能でしょうか。
 
以下が主な希望です
シンプルでスッキリしたデザイン
車庫一台
子供部屋ふたつ
寝室ひとつ
できればミニ書斎ひとつ
三階建 
 
延床面積はできる限り最大でどのくらい可能でしょうか。
 
ご相談いただけます場合、メッセージを頂けましたら土地の資料を送付させていただきます。
よろしくお願いいたします。
 
以下が検討している土地情報です。
 
兵庫県芦屋市
JR東海道本線 徒歩10分
阪神本線 徒歩5分
土地 53平米(登記)16.03坪
接道 東側公道6.6m 間口6.4m
現況駐車場アスファルト舗装
建蔽率容積率60% 200%
第1種中高層住居地域
第二種高度地区
建築条件なし
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-4176、大きな地震が来た時に備えて……(奈良県)

ユーザー いつこ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
奈良県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

初めて相談いたします。
持ち家で築30年経ます。元の地面は畑で盛り土をしてあり家の裏が傾斜をつけてブロックで固めてあります。高さは1.2メートルぐらいになります。
大きな地震が来た時に備えて何か対策は出来ないものでしょうか。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日までは、「美しい」家をつくりたい!
そんな思いを持つご夫婦のお話しでした。

「美しさ」って、人から決められるものでなく
自分らしい感性で、選ぶことだと思います。

ご自身の「好き!」という感性というか、
直観を信じて、それに共感してくれる人と
家づくりできたら、いいと思いますよ。

そんなお話しでした。
この話題。実は、とても意味が深いので、
またの機会で、お話しできたらいいなと
思っています。

さて。
今日からは、新しいお話しに入っていきます。
テーマは何かというと、外構についてです。

外構って、外観とは違いますからね(笑)

ご存じの方からすると、違いは分かりますが、
知らない方だとわからないかなと思います。
少し説明しておきましょう。

外観っていうと、建物の外面のこと。
建物のことを差しています。

外構っていうと、建物の周りのこと。
駐車場とかアプローチ、フェンスやブロック
といった建物以外の部分を差しています。

建物単体のことも大事なんですけど、
その周りの外構についても、しっかりと
考えておくことって、すごく大事ですから。

家の印象って、外構と外観をセットで
決まってきますから。

なので。
建物に集中しすぎて、外構をおろそかに。
そうならない方がいいと思いますよ。

だったら、一緒に考えればいいじゃない。
って思いましたよね?きっと。。

私もそう思います。

でも。。
実際は、そうでもない方って結構います。
竣工したばかりの家で、ずっと外構が手つかず。。
下手すると、数年そんな感じだったりして。

なぜ、そんなことになっているのか。

例えば。
建物をハウスメーカーで建てたとして、
かなりこだわったこともあって、高くなってしまう。

そのまま、ハウスメーカーに外構を頼むと、
予算オーバーするので頼めない。

もしくは。

ネットでいろいろ調べたり、知り合いに聞いて、
外構は、ハウスメーカーを介さず、
直接お願いした方安くするよって言われる。

そういった理由で、外構工事を別途工事かつ、
将来工事にすることにするんですよね。

ただ。
一旦仕上がって暮らし始めると、
日常に追われて、外構を頼むのが億劫になったり。

その後、よくあるのは。。
夏場に、庭(といっても土)の草刈りが大変!
ということで、なんとかしたくて、依頼する。

いずれにしても、家づくりしていたころの熱量がなく、
こだわりなく、サラッと仕上げてしまうことも。

なので。
外構も、見た目にとても影響するので、
後まわしにせず、家づくりと一緒がオススメです。

ということで。
明日から具体的なお話ししていきますね。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある工務店に頼む気満々の奥様を
なんとか一旦落ち着けたい。

そんなご主人からのご相談に対して、
OB見学会→場所を移動して面談までいきつきます。

それまで、ほとんどお話ししなかった奥様から、
突然こんな問いかけ。
「美しいデザインできるんですか?」

それに対して
「奥様のおっしゃる美しさって、どんなところに感じますか?」
と問いかけした。

そこまでお話ししましたよね。

今日は、その続きです。

奥様が、ついにお話しを始めていきます。

大まかなところもあり、細かなところもあり、
建物のいろんな部分を取り上げながら、
それが、どう見えると美しいのかを
説明してくださいました。

話を始めたら、どんどん出てきて、
まるで、奥様がデザイナーなんじゃないかと
思うほど、アツくお話しされます。

一通りお話しされたら。
「思いついたのは、それくらいです」

それをお聞きしたところで。
「ずいぶんと専門的なところまでご存じなんですね」
ってお伝えしました。

「もし、ほんとにそれを美しいと思うのであれば、
 形として表現することは全然できます」

「そうなんですか?全部ですか?」

「私は、お客様らしさを引き出してカタチにすることを
 コンセプトにしていますので。
 本気でそれを美しいと思っているようでしたら可能です」

「・・・・」
「こんな感じにもできるんですか?」
といいながら、スマホで、画像を見せてくれました。

「はい。でも、ほんとに美しいと思ってるのであればですが」

そうお伝えした後、ご見学いただいた家のデザインについて
いろいろと解説していきました。

奥様がおっしゃった美しさの意図と重なったところとか。
違うところは、どういう美しさがあるのかとか。

それを一通りお話しした後に、こんなお話しをしました。

美しさとかカッコよさって、これだ!って特定できる
なんてことでもないのではないかと。

もちろん、設計者がそれを主張することは、
設計者らしさを表現する意味で、あっていいと思います。

でも。
それが万人にとって、美しいということでもない。
何を目指すのかで、美しさは違ってくるんですよって。

そうしたら、その工務店のお話しになって。。
見た目として、最初は美しいと思っていなかったけど、
話聞いているうちに、どんどんそれが美しいと思うように
なっていったんですとの告白(笑)

しかも。
その美しさは、その工務店でしかできない!
そうも思っていたので、私の話は意外だったそうです。

ここまで行きついたところで、ご主人を見たら、
ほっとした表情されていました(笑)

人から、これが美しい!って言われて決めるのも一つですが、
せっかくのマイホームなので、「自分が好き」を基準に
家づくりしていただけるといいのではと思います。

長くなりましたが、この話はここまで。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

壁付けキッチンと対面キッチン。

注文住宅で新築やリフォーム(リノベーション)、

間取りを考える際に

関連する選択肢。

カタチはどうなのか?

レイアウトと使い方等

家の間取り単体ではなくて

設置する設備機器類でも

使い勝手は大きく変わります。

例えば

壁付けキッチンと

対面キッチンでの違い。

キッチンは

毎日の糧となる

食事を作る大事な場所。

いまやその役割は

それだけに留まらず、

家族や来客との

重要な

コミュニケーションツール

ともなりますし

インテリアの要素にもなります。

暮らしの中にも

存在感を発揮しています。

その証拠に

昔は家の一番端(これにも相応の理由はありますが)にあり、

あるいは壁で仕切られた

一つの空間として

独立性を持たせていたことも

多かった「台所」は、

いまや住まいの顔である

LDの中心に添えられることも

珍しくなくなってきました。

キッチン自体は

どのような形態の

住居においても「設備」として

ほぼ必須で

備え付けられているものですが、

この配置には

様々な指向と形態があります。

実際僕も、

間取りプランや

生活のデザインを提案する際には

使い勝手や機能性だけではなく

暮らしに馴染むかどうか?

間取りと過ごし方に対して

どうか?

という観点も含み

イメージを整えています。

様々なキッチンがあるなかで、

大別すると

壁を向いて設置されている

「壁付けキッチン」か、

いくつかのバリエーションは

あるものの

作業を行う人と

それ以外の人が

正対できる「対面キッチン」に

分けることが可能です。

それぞれの特徴としては

壁付けキッチンとは

その名の通り

壁にキッチンの長辺片側が

接する形に配置するキッチンを指します。

キッチン自体が

部屋として独立した

クローズドタイプ、

ダイニングと繋がっている、

つまりLD(リビングダイニング)側に

背中を向けての

作業にはなるが

間続きである

オープンタイプの2種に

大別されます。

対面キッチンとは

壁付けキッチンと異なり、

長辺は壁に接することはなく、

キッチンを挟んで

人と人が対面できることを

可能にするキッチンです。

四辺のどこも壁に

接することがない

対面式のキッチンは

アイランド型キッチン(アイランドキッチン)、

短辺の片側を壁面に接して

配置したものは

ペニンシュラキッチンと呼ばれます。

現在の日本の住まいでは、

その多くが

リビングダイニングと

キッチンをひとつの空間に

まとめていることが

多く見られます。

いわゆるシステムキッチンが

普及したのは

公団住宅をはじめとした

集合住宅が増加したのと

同じタイミングであり、

その大部分は

壁面に備え付けられ、

壁に向いて作業を行う

壁付けキッチンでした。

上水道の使用・排水や排気

ガスの供給などで

壁面に備え付けられていることが

効率的であったことも

関係しています。

壁付けキッチンは

住宅の形状を問わず

広く一般化し、

現在でも少なくない

ニーズと供給が行われています。

一方で、

対面キッチンの

一般家庭への浸透は

集合住宅における

第5次マンションブーム

1986~1989年以降にあると

言われています。

それまでも国内において

対面キッチンが

一般の住まいに

無かったわけではありませんが、

インテリアデザインへの

こだわりが大きく一般化するのと、

住宅供給という

ビジネスの中で

多くの部屋数を提供するためには

無駄のない間取りを

実現させるための策が

それを後押ししたかたちです。

キッチンは隠す場所

という意識が一般的である

これはある程度

築年数を経た

マンションなどを見ると

明らかで、

吊戸棚や造作壁で

キッチンを覆い

LD側から見えにくいように

配慮されていたことがうかがえます。

状況は徐々に変化をしながら

戸建においても

ファミリータイプの

2LDK~3LDKのマンションでも、

対面式(主にペニンシュラ)の

キッチンを配した間取りを

多く見かけるようになりました。

それぞれの使い勝手を確認する事。

実際にどちらが便利か、

という点については

様々な意見があり、

いわば使う人の事情や

感性によるとも言えます。

壁付けキッチンは

限られた空間を

活かすことが可能。

壁面を向いての作業となるため、

集中して作業に

取り組むことができる。

窓と正対する、

あるいは近くにあることも多く

手元が明るい

といった面を

メリットとして挙げる声が

多く聞かれます。

あるいはオープンタイプの

壁付けキッチンであれば

キッチンの背面に

ダイニングテーブルを

配置することも多く、

食事の用意などは

動線が短くできる(振り返るだけ)

ということもあります。

クローズドタイプのキッチンは

どうしても配膳の際

動線は長くなりますが、

仕切られていることで

音や匂いが

リビングダイニングに

届きにくい点を

メリットとして

考える人もいます。

対面式キッチンは

どうしても

広さが限られてしまう

国内の住宅事情において

LDKを無駄なく

空間利用ができることにある点も

さることながら、

配膳・片付けといった作業を

キッチンとダイニング(あるいはリビング)を

往復せずに

カウンターなどを挟んで

行うことができるという

家事動線における部分、

そして常にLD側の

相手が見える・会話ができる

というコミュニケーションの

円滑化を最大の

メリットとして挙げる声も

多くあります。

選択の際に

気を付けること。

一方で壁付けキッチンでは

常に壁の方向を向いての

作業となるため、

ダイニングや

リビングの方には

視線が向かず、

コミュニケーション性、

あるいは家族や

来客の様子を

確認しづらいという点は

多く指摘されることです。

あるいは

特にオープンタイプの場合は

ダイニングテーブルに

着座している人から

キッチンの様子が

丸見えとなるため、

来客の際には

気を使うことが

多くなるかもしれません。

この問題を解決するには

間取りや家具の

レイアウトの工夫、

あるいは

キッチンとダイニング部の間に

アイランドタイプの

キッチンカウンターを

用意する事も一つの工夫です。

対面キッチンは

窓が近くに無いことが多く

手元が暗くなりがちです。

照明計画などには

しっかり配慮して

使い勝手を損なわないように

したいものです。

また、

周囲が視野に入るため、

料理に没頭したいという人には

向かないかもしれません。

リビングダイニングに

料理の臭いが

向きやすいのも

要注意です。

自身の暮らしのスタイルを

よく考慮する事。

壁付けキッチン、

対面キッチン、

いずれの場合においても

その選択には

一長一短があります。

やはり間取りと家族構成、

ダイニングやキッチンで

どのように

過ごして

どのように暮らしたいのか?

という点が重要。

自分の住まいや

暮らしに合うキッチンの配置が

どうかるべきか?

理想だけではなくて

実際に使う状態を

イメージして

過ごしやすさの意味を

考えてみる事も大切。

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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I-4175、増改築についての意見書を求めたい(千葉県)

ユーザー みつお の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

はじめまして、千葉県野田市の****と申します。2021年12月に住まいの増改築を契約して2022年1月31日から工事が始まり2022年3月31日完了予定がいまだに完了してません。2022年5月には各法律無料相談で三人の弁護士さんから取り合えず手直して貰えるなら、お金はちゃんと納めて頂ければお支払いします。と言って昨年9月末まで耐えて来ましたが、浴室解体工事と物置小屋のトタン屋根張り替え工事などを残しているのに突然、これ以上の工事はしないと言って、内容証明郵便で請求を出すと言われて私共の発言を一切聞き入れて貰えないので以前ご相談した弁護士さんと相談して訴えました。そこで一度解体工事を約束した浴室脱衣所ですが、北側に増築した浴室土台部に気密性パッキンを使用していない為冬場の北方向の風が吹くと寒くって入っていられません。私達は夫婦間腎臓移植を2022年8月にしている関係でヒートショック防止や今後私の母親や私本人の自宅介護を考えTOTOのユニットバスにしましたが、打ち合わせの時はお風呂もリフトで入浴出来るようにと言ったのに天井に鉄骨は入れてない、浴槽上部の手摺も無い、冗談かと思いましたで誤魔化したり、脱衣所にも手摺も鍵も無く、トイレも同じです。問題は浴室に基礎パッキンを使った事について契約書に書いて無いから問題無いと相手弁護士さんのアドバイスで急に主張を変えた事です。一度は私共に説明と同意を取らないで勝手に基礎パッキンで着工した事と後から既存の建物の換気口が有るから基礎パッキンにしたと言って来たので、それでは修復困難だと考え解体する事にしました。建築家先生のご意見や気密性パッキンや今回の増改築についての意見書を求めたいので御連絡いたしました。よろしくお願い致します。
 
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