現在、東京都台東区で旅館業を取得し民泊をやっている戸建てがあります。↓リンク参照https://****東京都台東区**********(お客を入れないために、わざと高い価格設定になっています) 小さな戸建ではありますが、民泊としては15名入るという規模で事業しておりました。こちらの物件を、障がい者が4名以上入居できるグループホーム用の物件として、最適にリフォームできないかと考えております(旅館業は廃業を予定してます)。御事務所ではグループホームの実績があることを拝見させていただきました。グループホーム運営や消防法など、その他守らなければならない法律の観点から、実現可能かどうか、ご相談できないかと思っています。 よろしくお願いいたします。(個別でも同様のご連絡させていただいているかもしれません。ご容赦ください) 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
嵐の前の静けさ。。
昨日は、台風の影響もあって、急に暴風が吹いたり、
急に、たたきつけるような雨が降ったり、不安定な一日でした。
一枚目は、その合間の撮影したもの。
黄金色の稲が、秋を感じさせますね。
台風が接近しているということでしたので、
昨日の朝イチは、予定を変更しました。
まだ、雨仕舞が完結していない現場の確認へ行ってきました。
それって、現場の方の仕事じゃないの?
という声が聞こえてきそうですが。。
単純に、大事な家づくりですので、心配だったんですよね。
先日、現場の方々が、養生をしてくれていたので、
大丈夫だろうとは思いつつ。。
現場の到着すると、棟梁が作業してました。
強い風で、養生がめくれがかったようで、
よりしっかりとした養生をしてくれてました。
それでも大丈夫かなとは思いつつ。。
暴風の程度がわからないということもあって、
万一、その養生がめくれてしまったときのことを考えて、
床面の養生をし始めました。
なんだかんだと、2時間くらい。
結果、しっかり養生できました。
これで、よほど安心だということで、
あとは、大工さんに任せて、次へ移動しました。
午後は、とある家づくりの現場で、お客様と待ち合わせ。
工事がずいぶんと進んできたので、それを一緒に見学。
ずいぶんと部屋らしくなったので、イメージがつかめたようでした。
いくつか気になっていたことを聞かれたりしたので、
それについて、現場を見ながら説明。
現場サイドからの質問とか、確認事項があったので、
その辺うかがいながら、方針を決定。
購入された家具の報告というか、コーディネートは大丈夫かの確認。
(購入後の報告だったので、ビックリしましたが(笑))
カーテンを購入するため、いろいろと相談したり。
なんだかんだと、ワイワイ話しながら、
2時間ほど楽しい時間を過ごさせていただきました。
二世帯が暮らす家なのですが、
親子の関係が、とてもユニークで、
いつも和んだん雰囲気にしていただけます。
それはさておき。
工事が順調に進んでいて何よりです。
その後、現場監督と、現場の台風対策について、
すべて確認したろころ、しっかり対応してくれている
ということで安心しました。
明日の朝に、各現場の方から、情報の報告ありそうです。
外観ファサード(昼景)
約50年前に誕生したニュータウン内の敷地でのプロジェクト。 道路と敷地に約1.3mほどの高低差があり、なるべく高低差を意識せずに生活できるように計画した。 敷地中央部に庭を配置し、リビングや玄関と視覚的に繋がりをもたせて、明るく開放的なイエとなった。 また正面に張り出した庇や軒は日差しを上手く調整してくれる。 間取りは生活の流れを読み取った回遊動線とし、動線上に収納やランドリースペースを上手く取り込み、ストレスフリーを実現しており、 StudioREIではお馴染みの適材適所収納により、余計な家具を置く事なく片付けが可能となった。 外観は白のガルバリウム鋼板、防火認定を受けた下見板、コロニアルのラップウォールを組合せ、清潔感と温かみが感じられる落ち着きのある佇まいとなった。
南大阪エリアの郊外に建つ住宅。 周囲には田畑が点在する静かで長閑な立地。 元々は古い住宅2軒が縦列に建っていた為、間口に対して奥行が深い土地に、プライバシーに配慮しつつ明るく開放的な家をどのように作るか?が課題となった。 敷地両サイドには既存の住宅が迫り道路側である正面も意外に交通量が多いため、極力開口部を避け閉じた印象に… 田畑で開放的な裏面と中庭やバルコニー上部からの採光と採風を上手く利用することで、解決に導く事が出来た。 建物も奥行が長いため、閉塞感を解消するために玄関から奥へ進むにつれてレイアウトされたキッチン前には中庭を、リビングは高天井にする事で奥へ進むにつれて徐々に開放感が得られる。 天井はシナ合板で温かみのある内装に仕上げた。 タイトルの「シマエルイエ」は、”シマエル” = ”仕舞える” あらゆるモノが隠して仕舞える、適在適所収納にとことん拘った家である。 生活動線の中で各所に必要なモノが必要な場所にスッキリ仕舞える、効率的で隠し上手な家となった。
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「沈黙のパレード」を観てきたみーくん@建築家紹介センター(60歳)です。映画「沈黙のパレード」を観てきました。
一つの殺人事件にたくさんの人が関わっていてこれだけ人が関わっていたら、ばれてしまうよなあ……という感じでした。
ただ、それだけでは終わらずそこから意外な展開があります。興味のある方はご覧ください。
9月も下旬ですが、まだまだ暑いですね。スポーツの秋ですけど、 「張り切りすぎて疲れた・・・(^_^;)」 とならないように気をつけてくださいね。
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■建築家紹介センター通信 2022-09-19
【ハウスメーカーで建てた型式適合認定住宅を増築したいあなたへ】
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■ハウスメーカーで建てた型式適合認定住宅を増築したいあなたへ ・型式適合認定とは
型式適合認定というのは、標準的な仕様書で建設される住宅などの型式について、一定の建築基準に適合していることをあらかじめ審査し、認定してもらうものです。
型式適合認定を受けていれば、個々の建築確認や検査時の審査が簡略化されます。
ハウスメーカーの住宅は……続きはこちら↓
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建築家に相談依頼したい内容を投稿すると当サイトの建築家から返信をもらうことができます。詳しくは下記をご覧ください。
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■当サイト会員建築家の設計事例
▼大阪府 浜寺の家 一級建築士事務所 Coo Planning(クープランニング) 中尾 彰良┗ https://kentikusi.jp/dr/node/14461?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は大阪府の「浜寺の家」です。
依頼者は建物を建てる前は
「天井が高く、本棚があり、落ち着いた空間の家を建てたい……」
と悩んでいました。
そこで
「私は海外旅行が好きなのですが、 堀部さんと行った国など共通点があり話しやすいと感じたので……」
とCoo Planning(クープランニング) 中尾 彰良さんに依頼しました。
中尾さんは木造2階建て スキップフロアで構成された家を建てました。
「外観は、可能な限りシンプルにまとめることを心がけました。 内部は、外部と対比させることを考え、 床、壁、天井と、すべてをラーチ合板で構成させました。 深みがあり、落ち着きのある、独特な空間を作ることができています」
と言っています。
依頼者には
「夜、仕事を終えてからリビングに腰掛けながら、 ゆっくりとお酒を飲んでいると、本当にいい家だなと思う」
と言っていただきました
シンプルな家を建てたい方は、ぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
■お客様の声
I-3121、21坪戸建て1階部分のリノベーション(東京都)のこながや様からご成約のご連絡をいただきました
https://kentikusi.jp/dr/irai/23736?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
・建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか? 「過去の業者選びの失敗。 地方でしたが有名なハウスメーカーに 安心して頼んだつもりだったリフォームで、 残してほしいと頼んだ梁を切られ、 また使う予定で保存を頼んだ古民家の電灯や 預けた合いかぎをなくされてしまうなど 見込み違いのことが重ねておきました。
それで、次はそういう事態を避けたいと、 会って選んだ建築士さんに管理していただこうと思いました。 ・なにで建築家相談依頼サービスを知りましたか? 検索エンジンからの場合は検索に使ったキーワードを 教えていただければ幸いです 「もう1年前くらいですので、うろ覚えですが、 『建築士』『リフォーム』ではないかと思います。 『狭小住宅』も使ったかもしれません」 ・建築家依頼サービスを知ってすぐに投稿しましまたか? もし投稿しなかった場合はどんなことが不安になりましたか? 「わりとすぐに投稿したと思います」 ・いろいろなサイトがある中でなにが決め手となって 建築家相談依頼サービスに投稿しましたか? 「似たようなサイトは、そんなにでてこなかった気がします」 ・実際に投稿してみていかがでしたか? 「昨秋にご相談しました。 1週目に7,8件、2週目にも 3件の建築士の方々からのお返事をいただけました。 みなさま、丁寧なお声がけをいただけました。
小さなリフォームでしたのと、 後年またご相談させていただくかもしれないことを考えて、 近くの事務所3軒に概算見積もりまでをお願いし、 あとの事務所様にはその旨ご一報しました。
3人のうち、おひとりが人員のご都合によりおりられまして、 おふたりにリフォーム案を出していただいたうえで、 選ばせてもらいました。 そのお返事をしたのが1月末ごろだったと思います。 ・現在はどの段階でしょうか? 「先日、工務店さんの工事はおわり、ひきわたし、お支払いをすませました。 着工が7月、8月終わりまでの工事でした」
------------------------会員主催のイベント情報----------------------
▼名古屋市天白区「元八事の家」オープンハウス(9月25日開催) 愛知県 2022年09月25日 10:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/25338?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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お世話になります。 サンルームとカーポートの確認申請代行してくださる方を探しています。 自宅(準防火地域)にサンルームとカーポートの設置工事をしております。施工業者は別におり、準備工事は進んでいるのですが、確認申請をしておらず、「申請せずに施工している方も多い」との施工業者の説明も実際そのような状況なのも分かるのですが、後々を考えてきちんと確認申請をしてから施工しようと考え相談させて頂きました。(施工は現状止めています)細かい計算は分かりませんが、現状建ぺい率36%なのでなんとなく建ぺい率は問題ないのかと思いますが、準防火地域だと材質等も制限がある、そもそもサンルーム設置自体問題あるというネット情報等もあり、事前に良く調べていなかった事もあり、困惑しています。 代行と共にこの辺りのアドバイス頂けますでしょうか?概算の金額等も教えて頂けば幸いです。 何卒宜しくお願い致します。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
東京都江戸川区に事務所用の土地を購入しようかと考えております。他と比べても破格に安いのですが、間口が狭く3.8m×奥行20mです。車2台駐車、執務スペース3~4名 打合せスペース、倉庫(6畳程度)、水廻りなどです。狭いですが、空間を最大限活かせるデザインをお願いできればと考えております。よろしくお願い致します 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
画像のような上下の擁壁がひな壇状に配置され、その擁壁が互いに近接している場合に、下部の擁壁に上部の擁壁の荷重が影響すると考えられる配置の状態を二段擁壁と言います。
二段擁壁の場合は、下の擁壁が上の擁壁の荷重を考慮した構造の検討が必要になりますが、下の擁壁に設計以上の積載荷重がかからないよう上の擁壁が設置されている場合はこの限りではありません。
上と下の擁壁が一定以上離れていれば二段擁壁にはなりませんが、過去に経験したのでは、上の擁壁に検査済証があっても役所にはそれ以上の記録が残っておらず、底盤が地中にどの程度入っているのか?改めて調査を行なわなければなりませんでした。お施主さん・仲介業者の方々も最初は簡単に考えていらっしゃいましたが、検査済があるからといって、簡単に安全であると考えてしまうのはやめておいた方が良いと思いました。
なんでもなさそうな廊下。
でも。
よく見ていただくと、少し変わったカタチしてますよね。
直角方向だけで構成されておらず、斜めのラインが
入っているんです。
というのも、こちらの家。
三角形の敷地に建っています。
境界線に沿って、家の外形が構成されているので、
敷地が三角形なだけでなく、家も三角形。
すごいんですよ。
それと。
ミニマルなデザインで構成しているので、
とても洗練された雰囲気で、どこかのモデルハウスみたいです。
昨日、こちらの家に、とあるご家族とおじゃましてきました。
実は。
こちらの家のご夫婦が、家づくりをされているときに、
以前、家づくりをご一緒した別のお客様の家へご招待して、
全館空調の体感と家を見学させていただいたんです。
その際に、家が出来上がったら、見学行きましょう!
という話をさせていただいてました。
昨日、それを実現したんです。
出来上がった家を隅々までご案内していただいて、
こだわりポイントを順次説明していました。
その話を、興味津々で聞き入っていました。。
一通り見学した後は、ダイニングに座りながら、
家づくりのお話や、月々の光熱費のお話まで。
私も、会話に時々参加はしましたが、
基本的には、お客様同士でお話されていました。
なんだか。
その様子を見ながら、ひとり幸せな気持ちに包まれてました。
お客様同士がお会いする機会って、ほとんどありません。
ましてや、私を介した知り合いになるので、
私が頑張って話しないと、会話が続いていかなそう。。
そんなことなくて、私抜きでも、ざっくばらんに、
いろいろとお話していました。
こだわりの家づくりを経験されたご家族同士だからこそ
共通することがあるのかなと思いました。
人と人がつながる。
そんなシンプルなことが、すごくうれしいです。
あっという間に数時間。
いろんな意味で、楽しい時間になりました。
快く、見学を了解いただいた、お客様に感謝ですね。
午後は、とある家づくりの打ち合わせへ。
こちらは、二世帯が暮らす家。
ということで、二世帯と順次お話していきました。
昨日のお話の中心は、間取り。
前回ご提案した間取りをもとに、要望を再度うかがって、
別のご提案をお持ちして、お話しました。
ご両親の方は、ずいぶんと間取りは気に入っていただけたようで、
もうこれで決まり!なんておっしゃってました。
その後、子世帯のご夫婦と打ち合わせへ。
前回方向付けした内容をもとに間取りを構成してたのですが、
別でご提案した内容をベースにした方がよいかもしれない。とのこと。
そこで。
改めて、何を優先していくのかを、いろいろお聞きしていきました。
家事動線。
LDKの開放感。
キッチン周りの使い勝手。
タタミコーナーのポジショニングや広さ。
何を優先するのかで、間取りが全然違ってきます。
ということで。
その辺をしっかりお聞きしていたら。。。
ご主人にひらめきが!
図面にスケッチを書き出して。。
それはそれで、LDKのゆったり感を優先した、ナイスアイデアでした。
その場で、スケッチして、方向性として良さそうだということに。
次回までに、その間取りを納まり考えながら、作図。
その内容がOKとなったら、次のステップで進んでいきます。
こちらの家づくり。順調に進んでいきそうです。
楽しみですね。
大型のスピーカーをしっかり鳴らすと、相当な音量、音圧が生じます。近隣に対して迷惑にならないよう、また、家の中の他の部屋にも家族の生活に支障が生じないように、防音対策が必要です オーディオルームについて青井俊季建築設計事務所 青井 俊季さんに伺いました。
以前、私が事務所で実施していた月一度の「住まいづくり講座」を半年間受講されて、その後に設計のご依頼をいただいたお客様のご主人の方が大変なオーディオマニアでした。 「収集したオーディオ機器のコレクションを思い通りに並べて、大音響で鳴らしても近隣に迷惑を掛けずに音楽を楽しめるオーディオルームが欲しい。」というご希望をいただいた事がきっかけでした。
オーディオルームの設計で、私が基本的に配慮するのは以下の3つの点です。3点全てにおいて費用をかけて実現できるのが理想ですが、ご予算面の事情から必要最小限の仕様となる場合が多いというのが実情です。
基本的には音響に悪い影響を与えない材料という配慮はしていますが、木造住宅の場合、防音のための下地にはコスト面から石膏ボードを用いることが多く、壁紙を貼ったりそのまま仕上材として見せる天然木の合板を採用したりしています。
防音などの機能、仕上、音響、設備など、様々な要素に一般的な部屋をつくるよりも費用がかかります。お客様と細かな相談をしながら、どれだけ費用が掛けられるか、家全体のコストとのバランスを考慮しながら設計を行いますが、通常の単位床面積あたりの単価よりも10~20%増以上の費用がかかると考えた方が良いと思います。
重低音を遮音するために最も効果的なのはコンクリートで空間を包むことですが、鉄筋コンクリート造となると高いコストがかかります。木造の場合は、厚めの石膏ボードを2重張りにしたり、防音シートを下張りする仕様にしています。石膏ボードや合板を張る場合、板自体が音により振動して壁内部で起きる太鼓鳴り現象を防止するため、下地の胴縁間隔を通常よりも狭くして、壁内部に吸音と断熱を兼ねた羊毛断熱材を隙間なく入れています。 窓まわりの防音はコストがかかりますので、コストを抑えるためには、窓を設けないか、なるべく小さな窓にして、窓まわりの気密性を高め、ガラスの厚さを厚くするなどの配慮を行います。
この家のお客様は土地探しの段階からご依頼をいただいたので、オーディオルームを設置することにも適した、道路から1.5m高くなったこの敷地を探し当てることができました。 大音量にも対応できる防音室を、この高低差を利用して半地下方式にすることで、完全な地下室にするほどのコストを掛けずに実現できました。防音室と玄関まわりを鉄筋コンクリート造、地上部分を木造とする混構造を生かしたデザインにバランスよくまとめ、総費用をご予算内に収めることもできました。 防音室の室内側には、吸音と断熱の機能を兼ねた羊毛断熱材を採用し、壁・天井の仕上材には白樺合板を用いて、音響レベルの向上とコンクリートの部屋でも木の温もりを感じられるように工夫しました。 ↑オーディオルームのある家
「オーディオルームのある家Ⅱ」では、ご予算面でさらに限られた条件でしたので、床面を50㎝ほど地盤面より埋め込むにとどめ、上部は木造でつくりました。壁は厚めの石膏ボード2重張りとして、スピーカーの背面は針葉樹合板張り仕上としています。合板張りの反対側の壁には一面の木製棚を造り付けとして、レコードや書籍を入れる事により、隣地側へのさらなる防音対策となるように設計しました。また、このオーディオルームでは、建て主さんの拘りにより、音響に影響のある電磁波防止のための特殊な配線器具を使用しています。 ↑オーディオルームのある家Ⅱ
地下室は防音対策上非常に有利ですが、建築コストが地上よりもかかるので、ご予算に余裕があれば設計は可能です。窓を設けにくい地下室への採光や、土に接する面の防水、湿気対策など、快適な居住環境の確保が課題になります。
既存の住宅などを改修してオーディオルームをつくる場合など、DIYのサポートは可能です。木材、仕上材、吸音材などの材料を直接購入するための支援業務、電気工事など資格が必要な作業を、専門業者への直接発注により費用を抑える発注調整業務など、通常のDIYリノベーションと同様にお受けしています。
今お住まいの家をリフォームしてオーディオルームをつくったり、既存のオーディオルームの防音性能を高めたい、音響を良くしたい、居住環境を良くしたいなどのリフォームも可能です。
土地を購入しての家づくりの場合は、土地探しの段階からご相談いただくことを、理想の家づくりのためにお勧めします。 どの程度本格的なオーディオルームをお考えか、それにどの程度の予算をかけられるか、家の中のオーディオルームの位置付けをどうするかなど、家全体の予算計画を含めて家族での話し合いを重ねながら、建築家と一緒に家づくりをされると良いと思います。
事務所から車で概ね1時間までは、通常の料金で対応いたします。それ以上の遠隔地の場合はご相談の上交通費等の経費をご負担いただければ対応が可能です。
今、リモート勤務等で田舎への移住希望者が増えていますが、お隣との距離が離れている空家をリノベーションしてオーディオルームのある家をつくれば、防音対策は最小限で済みます。さらに、古民家のような昔の木造住宅の大きな空間をリノベーションすれば、無垢の木で包まれた良い音の鳴る部屋で心置きなく音楽を楽しむことができます。 私の事務所は都会にも比較的近い田舎の里山にあります。私自身はオーディオマニアではありませんが、事務所の隣にある古民家をリノベーションして、大きなスピーカーを鳴らして音楽を楽しんでいます。 https://aoitoshiki.com/works/old_fork_house/ 京都の丹波地方と福井の若狭地方をメインに、空家探しからのご相談も承っています。
一番の主要なテーマは、理想のオーディオルームをどのようにつくるか、ということでした。その事を念頭に、数ヶ月掛けていくつかの土地を実際に見て歩いた結果、たまたま道路から1.5m高くなったこの土地が見つかりました。
ローコストでの設計になりますが、オーディオルームの防音を第一に考えて、まずは敷地の一番公園寄りに配置し、地盤面より50㎝ほど掘り下げています。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
このサービスを利用する前に困っていたことは建築家を探す手段が分からなかったことです。 ...
50歳台です、今まで新築や中古住宅など住み替えてきました。中古住宅購入時でも、やはり設計士が関わり時間をかけて立てた家は、住みやすく、こだわりがあります。今回は、...
早速9組ものエントリーをいただきました。設計事務所の所在地、HPから窺える作風、などから直感で、2組の設計士さんを選び、プランの検討を依頼しました。その内、...