※吹抜けと低い天井を組み合わせたLDKイメージ提案事例図
住宅設計の勘所にも
いろいろな要素があります。
人それぞれの暮らしやすさや
心地よさの定義が異なるように
空間の定義にも様々な観点があります。
天井を低くしたり高くしたり
どのような天井高さを検討するのか、
計画するべきなかという事でも
快適な空間づくりの工夫についても
大きく暮らしを変化させる
要素が存在しています。
天井の高さを
どのように決めるのか・・・。
※吹抜けは計画せずに2200㎜の天井高さと2350㎜の天井高さを組み合わせた折り上げ天井のイメージ提案事例
家づくりを考える際、
天井は高いほうが開放的で良い
と思う方も
多いかもしれません。
しかし、
すべての空間で
天井を高くするのが
最適とは限りません。
空間の用途や
心理的な快適性を考えると、
あえて天井を
低めに計画することで
落ち着きのある住まいが
実現できることもあります。
天井を低めに計画する
メリットや、
圧迫感を感じさせない工夫を
少し書いてみたいと思います。
住宅における天井高さの基本。
日本の建築基準法では、
居室の天井高さは
最低2100mm(2.1m)以上と
定められています。
※小屋裏等(居室)に該当しない場合は2100未満で問題はありません。
一般的な住宅では、
以下のような
天井高さが
採用されることが多いです。
2100mm(最低基準)は
コンパクトな設計向き。
2300mm~2400mm(一般的)は
標準的な住宅で多い高さ。
2600mm以上(高天井)は
比較的広い家や意図的に天井高さを
確保したい場合。
開放感があるが、
掃除面や照明計画、
設備計画に
イレギュラーが起こる事も
想定が大切。
この中でも多いのは、
できるだけ高くしたほうが良い
とおい意見ですが、
実は天井を
低く計画することには
多くのメリットがあります。
※個人差によるパーソナルエリアの意識も考慮しておく必要性があります
天井を低く計画するメリットとは?。
落ち着きと
安心感のある空間をつくる。
広々とした空間は
開放感がある一方で、
心理的には
落ち着かないと
感じることもあります。
例えば、
広い空間というよりは
こたつの隅と部屋の隅は
安心感があるという経験はありませんか?
これは、
人間が適度な囲まれ感を
求める傾向があるためです。
住宅でも、
リビングや寝室などの
リラックス空間では、
天井を低めに
計画することで「包まれる」ような
安心感を得られる
場合があります。
省エネ&コスト削減につながる。
天井を低くすると、
家全体の「階高(かいだか)」も抑えられます。
階高が低くなることで、
以下のようなメリットが
生まれます。
室内の体積が減る事で
冷暖房効率が向上し、
光熱費を節約・・・・・。
外壁や断熱材の使用量が減る事で
建築コストが
削減できる・・・・。
階段の段数が減ることで
上り下りが楽になる。
天井の高さを調整することは
以外にも
そういう意味で
ライフプランにも関係します。
外観のバランスが良くなる。
建物全体の
バランスを考えたとき、
各部屋の天井が高すぎると
縦長のプロポーションになり、
不安定な印象を
与えることがあります。
逆に、
横の広がりを意識した
デザインのほうが
美しく、
落ち着いた印象に
なることが多いです。
圧迫感を
感じさせない工夫・・・・・。
部屋の天井高さの
変化を活用する。
すべての空間の天井を
低くするのではなく、
部屋の中に
部分的にでも
吹き抜けをつくることで、
開放感と落ち着きを
両立できます。
リビングは天井を低めにして、
その先に
吹き抜けを設けることで、
視線が自然と抜けるため、
実際の天井高さ以上の
広がりを感じることが
できます。
照明の配置を工夫する。
天井が低いと感じる
原因のひとつに、
天井の存在が
強調される
照明配置があります。
そのため、
以下のような工夫をすると、
天井の低さを
意識しにくくなります。
ペンダントライトを
低めに設置。
天井の高さを気にさせない。
間接照明を活用 。
壁を照らすことで
奥行きを演出。
壁付け照明を採用。
天井に光源を
つけないことで
圧迫感を軽減。
窓の配置を工夫する。
天井高さと
同じくらい重要なのが、
窓の配置とサイズです。
天井いっぱいまでの
掃き出し窓(テラス窓)を
採用すると、
目線が外へ抜け、
空間が広く感じられます。
また、
窓の上に「垂れ壁(たれかべ)」を
つくらないことで、
壁と天井の境目を
意識しにくくなり、
開放感が生まれるという
効果もあります。
※ハイドアの効能もそういったところです。
天井の高さは
空間ごとに調整するのがベスト。
住宅全体で
一律に天井を高くするのではなく、
空間の用途や目的に応じて
高さを調整することが重要です。
例えば・・・・・。
リビング→適度に抑えつつ、
ソファの高さを吟味し
一部を吹き抜けにして開放感を演出。
寝室→低めの天井で
包まれるような落ち着きを演出。
キッチン→家具や設備の高さに合わせ、
無駄なスペースをなくす。
廊下や玄関→天井を低くすることで
メリハリをつけ、
リビングをより広く感じさせる。
このように、
天井高さのバランスを
調整することで、
快適な住空間が実現できます。
メリットとデメリットを意識して
ご自身の生活にとしては、
どちらのほうが
より魅力的な暮らしになるのか?。
天井は高いほうがいい
という固定観念にとらわれず、
空間ごとに
適した高さを選ぶことで、
より快適で心地よい
住まいを実現することに近づきます。
やまぐち建築設計室はその家に暮らす家族の過ごし方をデザインする設計事務所です。
暮らしの意識と時間を丁寧に。
‐‐----------------------------------------■やまぐち建築設計室■奈良県橿原市縄手町387-4(1階) 建築家 山口哲央https://www.y-kenchiku.jp/
住まいの設計、デザインのご相談はホームページのお問合わせから気軽にご連絡ください------------‐-----------------------------
先日から、少し変わったお話。よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を積み重ねてできているんですよね。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになるなんてこともありますから。
昨日まで、浴室についていろいろお話しました。浴槽のこと、シャワーブースのことについて。もしかすると、シャワーブースだけでいい!なんて方も出てきそうなので、ぜひ考えてみてください。
今日から違う場所のお話です。どこかというと、タイトルにある通り、ダイニングについてです。
みなさん。ダイニングっていうと、どんな空間を思い出します?
キッチンの近くに、4人掛け、6人掛けのダイニングテーブルとダイニングチェアが必要な分おいてありますよね?
家族みなで、食卓を囲んで、楽しく食事する。素敵なヴィジョンです。
それって当たり前の光景だし、それ以外の形があるの?って思う方が多いんじゃないでしょうか。
では。順にお話していきますね。
突然ですけど、サザエさんの家を想像してください。
家族みなで食事するシーンを思い出してみると、テレビのある部屋で、大きなテーブルを囲んで床に座っています。
こんな感じです。
これって、かなり古くて、昭和な感じだから、今の暮らし方には合っていないでしょう。そんな印象を持ってると思います。
でも。少し考えてみてください。
新しく家づくりされる方の中には、コタツが大好きな方って意外にいたりします。
断熱気密性能がいいから、エアコンでOKなので、コタツはいらないでしょう。
それも一つの考え方なんですけど、コタツに座ったり寝転がったりするのも魅力的な暮らし方の一つだと思いますよ。
LDKとは別に、サブでコタツスペースをつくる。そんな方もいれば、掘りごたつをつくって、リビングとダイニングを兼用してしまう方もいます。
掘りごたつといっても、床に掘り込んでる形だけでなく小上がりみたいになってるパターンもありますから。
例えばこんな感じ。
これなら、リビングとして、ダイニングとして使えます。それって、サザエさんの茶の間と同じ発想ですから。
ダイニングには、テーブルとチェアがあって、そこに座って食事をする。
その当たり前を、少し外してみると、もっと違う食事空間ができると思いますよ。
みなさんはどう思いますか?
昨日は、浴槽をなくしてシャワーだけだと冬場の寒さに耐えられないんじゃないかについて。
家の断熱性能が上がってることやユニークシャワーで対策はできそうですよ。そんなお話でした。
今日は、シャワーブースの広さについてお話していこうと思います。
みなさん。シャワーブースっていうと、どんな広さを想像しますか?人にもよりますが、こんなイメージではないですか?
ドアを開けるとシャワーとちょっとした収納棚があって、ほんと最小限な感じ。天井も低かったりします。
もしかすると、海水浴の時に海の家で使う、シャワーブースを思い出す方もいるかもしれません。
規格品で最小限の広さというと、80cm角。よくあるトイレの半分ほどの広さです。
シャワーを浴びるにはそれでもよいと思いますが、さすがに窮屈に感じる人が多いかもしれません。
実際のところ、80㎝角サイズですと、戸がじゃまになって、出入りしにくかったりします。
もっと広くしたい!ということであれば、規格品でも、もっとサイズはあるんです。
80cm×1.2mサイズ80cm×1.6mサイズ
1.2mサイズでも、先ほどお話した戸の分は気にならなくなる方が多いでしょう。
たかが40cmですが、ずいぶんと違ってきます。
ですので。最小でも80cm×1.2mサイズがオススメです。
それと。シャワーブースっていうと、なんとなくですが、立って使っているイメージが強くないですか?
私も最初はそう思っていましたから。
何かっていうと。シャワーブース内にベンチがあるタイプもあったりします。
こんな感じ。
腰かけながらシャワーを浴びるのもいいですし、脚の裏を洗ったりする時にも重宝しますよね。
いやいや。80cm幅が狭くて困る。そんな方には、先日ご紹介したファブリック浴槽にすれば、1.2mX1.6mサイズもありますし、タカラスタンダードにすれば、サイズオーダーができて、広くすることも可能ですから。
シャワールームって狭い。そんなイメージは払しょくできたかなと思います。
いかがでしょうか?
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はじめてとんかつ神楽坂さくらに行ったみーくん@建築家紹介センター(63歳)です。
先日、初めてとんかつ神楽坂さくらというお店でランチを食べました。厚切りのとんかつなのですが、お肉が柔らかく美味しかったです。今後も時々、食べに行くと思います。
2月ももうすぐ終わりですね。 だんだんと暖かくなってくると思いますが 薄着をしすぎて風邪をひかないように注意してくださいね
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【セカンドオピニオンで安心して家作り】
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・セカンドオピニオンとは?
セカンドオピニオンを直訳すると「第二の意見」になります。主に医療分野で使われている言葉で「患者が検査や治療を受けるに当たって 主治医以外の医師に意見を求めること」というような意味で使われています。 建築の場合、一般の方は建築についての知識が少なく、工事の依頼先である工務店・ハウスメーカー・工務店は百戦錬磨のベテランです。
相手の言っていることを理解できなかったり、勘違いすることもあります。そのため、セカンドオピニオンを……続きはこちら↓
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■当サイト会員建築家の設計事例
▼愛知県 上条の家 今井賢悟建築設計工房 今井賢悟┗ https://kentikusi.jp/dr/node/17871?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は愛知県の「上条の家」です。
依頼者は建物を建てる前は
「夫婦そろってこう高校教師ということもあり、 子供との接点を大事にするため、目の届く2階に、 2人の子供勉強部屋と仕事のスペースと 来客があった際のチャイルドスペースをほしい。 子供部屋、チャイルドスペ-ス、 リビングダイニングを一体に配置したい。……」
と悩んでいました。
そこで
「年齢が近いこと 事務所が建築地と近いこと 建物のデザインが好みだったので……」
と今井賢悟建築設計工房 今井賢悟さんに依頼しました。
今井さんは外断熱と全館空調の家を建てました。
「駅が近く古い住宅と税金対策による新しい低層アパートが建ち並ぶ。 昔からの地主が所有する田畑も多く、 数本の農業用水路と細い道路が走り、雑然と町並みを形成している。
そんな中に、実家が所有していた敷地に2階建ての住宅を新築する。
化粧垂木を表しにした吹き抜けがある空間に リビングダイニングからチャイルドスペ-ス、子供室と、 緩やかに繋げながら空間を構成する。
また大空間による快適性の向上を配慮し、 外断熱と全館空調を施している」
と言っています。
依頼者には
「春日井市上条町持っていた土地に住宅を建てる ということで家づくりがスタートしました。
子供たちが小学生になるまでに大きい家に住みたいなぁ とは思っていたのですが、 『絶対に春日井に住みたい!』 とかそういった渇望があったわけではなかったんです。
本当に漠然と 『そろそろ家を建てようかなぁ』 といった感じの家づくりのスタートでした。
正直に言うと今井さんにお会いするまでに 4人の設計士さんとお話はさせていただいてたんですよ。
急いで家を建てたいわけではなかったから 私たちの建てたい家を建ててくれる設計士さんを じっくりと探していたんです。 その中で今井さんのデザインした家が一番よかったんですね。
もともと建築士さんに頼もうと思っていたわけでもなかったのですが、 家づくりに対して勉強していくと やっぱり自分たちのしたいことを しっかり汲み取ってくれるのは建築士さんのほうがいい ということを思ったので今井さんに家づくりをお願いしたんです。 自分たちは人が来ても窮屈さを感じないような 広いリビングとキッチン、子供たちのくつろげる空間、 たくさん入る収納と中2階が絶対欲しかったんですね。 そしてシンプルで機能的なこと。 これが一番強い希望でした。
シンプルなデザインの中にも機能的で、 家のディテールはほぼ今井さんの提案どおりに進めてもらって、 あえて玄関からリビングに入る前の廊下を天井低くして リビングに入った時により解放感があるように設計していただいたり といろんな仕掛けをしてもらったんですが、 それが大正解でしたね。
シンプルで機能的でそれでいても デザインもすごく気に入っているので 今井さんに私たちの家をお願いして本当によかったです」
と言っていただきました。
シンプルで機能的なを建てたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
------------------------会員主催のイベント情報----------------------
▼SO建築設計 家づくり無料相談会のお知らせ 東京都 2025年01月03日 10:00 to 2025年02月28日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/29676?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼
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依頼内容:平成24年建築の木造2階建の1階部分増築工事の建築設計確認申請を依頼したい。現状建物の建築確認済証・建築確認申請書は保有してます。建設予定地:福岡県大野城市****敷地面積:952.15m2 住居地域既存木造建物:延べ床面積97.22m2 1階51.68m2 2階45.54m2増築予定建物:1階64.6m2増築着工予定:建築確認申請許可後に着工したい。増築工事完了後に300m2位の敷地分割して、残りの敷地652m2の部分に戸建て住宅もしくは賃貸アパートを建築するなどの土地の有効活用を検討したい。取り急ぎ、増築工事の建築確認申請をお願いしたので、よろしくお願いします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日は、思い切って浴槽をなしにして、シャワーだけにされたお客様のお話をしました。ストレスなく過ごしているそうですよ。
ちなみに。あまりないそうですが、湯舟に浸かりたいと思ったら、スーパー銭湯に行かれるそうです。
確かに。とっても合理的な発想ですよね。
とはいっても。。やはり、シャワーだけだと、冬寒いんじゃないか?そう思う方が多いんじゃないでしょうか。
では、仮になんですけど。冬場に家の中がものすごく暖かいとしますよね。
例えば、ホテルとかを想像してみてください。想像でも、しっかり暖房が効いてますよね?
体はかなり温かくなっているはずなのですが、それでも熱い湯船に浸からないと困りますか?
ちなみに。最近では、シャワーしかないホテルもありますよ。
何をいいたいのかっていうと。家にしっかりと暖房が効いていて、暖かい。そんな環境になっていれば、湯舟で暖まらなきゃ!って思わない方もいるんじゃないと。
最近は、家の断熱や気密性能が高くなったので、家中暖かい環境は実現しやすくなっています。
ひと昔前の家であれば、そうもいかないので、湯船で温まりたいと思うのも自然かもしれませんね。
それ以外にも、シャワーを工夫するのも一つのアイデアかもしれません。
シャワーっていうと、ヘッドがあって、そのヘッドから出てくる湯を浴びますよね。
どうしても、一点から出てくるので、体の浴びる範囲が限定的です。
そんな中、こちらのシャワーだとどうでしょう?
ヘッドはもちろんある前提ですが、正面鏡脇にボディーシャワーがあります。
このボディシャワーのおかげで、体のより広い範囲へ同時に湯を浴びれるので、温まり方が全く違うと思いますよ。
使ってみないとわからないので、なかなかハッキリは決めれないと思いますが、もしかすると、いいアイデアかもしれませんね。
それと、もうひとつ。狭いことについて。。明日お話します。
※周辺の環境や風景も意識して近隣からの影の影響や視界、風景の特徴も加味して間取りと環境を整えたとトップライトのある家
快適な住まいを実現する
「間取りと窓」の設計思想 。
住まいの設計において、
「間取り」はもちろんのこと、
「窓の配置」もまた、
暮らしの快適性を
大きく左右する重要な要素です。
適切に設計された窓は、
自然光を取り込み、
風の流れを整え、
空間に開放感をもたらします。
一方で、
不適切な配置は、
室温のムラや
外部からの視線の干渉といった
課題を生じさせることもあります。
住まいの計画の際
時には窓の特徴次第で
おなじ間取であったとしても
全く異なる生活環境や
外観の差にも大きな違いが生まれます。
間取り計画では、
間取りと窓の関係を
丁寧に紐解きながら、
心地よい住まいを
実現するための
考え方を整理整頓してます。
今回は少しだけ
そういった視点からの
窓の配置等について
書いてみたいと思います。
間取りと窓の配置が
暮らしやすさを左右する理由。
採光のバランスと
日当たりの確保。
光の入り方は、
室内の快適性を
決定づける重要な要素です。
たとえば、
南向きの大きな窓は、
冬場に暖かな陽射しを取り込み、
室温の安定に寄与します。
しかしながら、
すべての空間を
南向きにすることは難しく、
それぞれの部屋の用途に応じた
採光計画が求められます。
〈方位別の窓の特徴〉
南向き:
冬は太陽熱を取り込みやすく、
日中の暖房負荷を軽減。
東向き:
朝日が入るため、
寝室や書斎に適している。
西向き:
強い西日を受けるため、
庇やシェードによる
調整が必要。
北向き:
直射日光は少ないですが、
安定した自然光が得られるため
作業空間に向く。
窓の向きだけでなく、
窓の高さや形状も同時に
工夫することで、
より心地よい採光環境を
実現することができます。
通風計画と
空気の流れを考えた設計。
室内の空気の流れを
整えることは、
快適な住環境をつくる上で
不可欠です。
窓の配置によって
風の流れをコントロールし、
心地よい自然換気を
対角線上に
窓を配置 → 風が効率よく通り抜ける。
高窓を設置 → 暖かい空気が
上部へと流れ、
温度差換気が促される。
玄関や廊下にも通風窓を
設ける → 住まい全体の
空気を循環させる。
計画的な窓の配置は、
エアコンや換気設備に
頼りすぎることなく、
四季を通じて
自然な涼しさと
暖かさを享受する
手助けとなります。
外部環境との関係を
考慮した窓の配置。
都市部や住宅密集地では、
プライバシーの
確保が求められます。
隣家との距離が近い場合、
適切な設計を施さなければ、
視線が気になり、
落ち着いた
住環境を確保することが
難しくなります。
すりガラスや格子を
用いる→ 採光を確保しながら
視線を遮る。
高窓(ハイサイドライト)の活用
→ プライバシーを守りつつ、
光と風を取り入れる。
庭に向けた大開口を設け、
道路側の窓は
コンパクトに→ 居住空間の
開放感を損なわずに
視線を調整。
住まう人が安心して
日々を過ごせるよう、
周囲の環境と
調和した設計を
心がけたいものです。
暮らしやすい間取りを
実現する窓の活用法 。
窓のサイズと配置による
開放感の演出。
限られた空間の中でも、
窓の工夫次第で
広がりを
感じることができます。
天井付近に横長の高窓を
設ける → 空間の圧迫感を軽減。
吹き抜け
+
大開口の窓 → 上下の空間に
広がりをもたらす。
庭やテラスに面した
窓を大きく取る→ 内外の一体感を演出。
視線の抜けを
意識しながら
窓を配置することで、
より伸びやかで
心地よい住空間を
創り出すことができます。
プライバシーを
守りながら
採光を確保する工夫。
日々の暮らしの中で、
開放感とプライバシーの確保は
バランスが求められる
要素です。
縦長の
スリット窓を採用 → 外部からの
視線を遮りながら
光を取り入れる。
中庭を囲うように
窓を配置する→ 外部の干渉を
避けつつ、
豊かな光を享受。
天窓(トップライト)の
設置 → 空間全体を明るく保つ。
周囲の環境に合わせた
窓の選定は、
快適な住まいづくりの
重要な要素となります。
ライフスタイルに合った
間取りと窓の設計。
家族構成や
生活動線に適した
窓の配置を大切に・・・。
窓の配置は、
生活スタイルに応じた
設計が求められます。
子ども部屋 → 朝日が入る
東向きの窓で、
自然な目覚めを促す。
ワークスペース → 北向きの窓で
安定した光を確保し、
作業効率を向上させる。
リビング → 家族が集う場として、
開放感と
両立させる窓配置を。
快適な住まいは、
住まう人の
ライフスタイルに寄り添う
設計から生まれます。
窓の配置ひとつで、
住まいの快適性は
大きく変わります。
採光・通風・プライバシー
開放感を
バランスよく組み合わせることで、
心地よい空間を
家づくりを考える際には、
間取りだけでなく、
窓の役割や特徴にも
十分に目を向けることが
大切です。
家を建てる予定の敷地から見える
周辺の環境にも
いろいろなイメージを持ちながら
視界の意識も大切に。
暮らしの環境を
整えるという意味でも
間取りの中で窓の持つ役割は
大きいです。
勿論断熱や遮熱などの
特徴も意識しながら
視界に関する概念で
住む人が長く快適に
暮らすことが出来るように、
光と風の流れ、
風景とその周辺要素を意識した
暮らしを大切に。
昨日は、ユニークなお風呂のお話でした。
なんと。浴槽がファブリックで出来ていて収納可能!湯船につかりたい時だけは浴槽を出す。
そんなおもしろ浴室でした。
奇抜すぎる!と思った方が多いかもしれません。
ただ、シャワーメインの方にとってはいい形なのではないかと思います。
今日はその続きから。
昨日ご紹介したお風呂を、もし、私が設置したら、おそらく浴槽は使わなくなってしまって、シャワーだけの暮らしになるかなと思います。
正直なところ、浴槽を設置したりするのは面倒だし、どこまでいっても、掃除はしにくそうですから。経年で劣化もしていきそうですしね。
よく、お客様とショールームへご一緒しますが、その時、お風呂で話題になることを一つとして、掃除があります。
FRP浴槽より、人造大理石浴槽の方が掃除しやすい。人造大理石より、ホーロー浴槽の方が掃除しやしい。といった感じの話がよく出ます。
浴槽に浸かることより掃除なの?って思うかもしれませんが、大変な家事の一つなので理解はできます。
ここまでお話してくると、ふと、こんなふうに思ったりしませんか?
そもそも浴槽ってなくてもいいんじゃない?
みなに当てはまることではないんですけど、ピンとくる方が、かなりいるんじゃないでしょうか。
実際に、家づくりに関わらせていただいたお客様の中に、シャワーだけという方がいました。
浴槽は全く使わないのに、掃除はそこそこ必要。それがストレスだったそうです。
なので。シンプルでコンパクトなシャワーにされました。
ちなみに。コンパクトなのは、掃除の範囲を最小限にすることと狭小住宅だったので、その他にスペースを使いたい。そんな理由でした。
その後、どうだったのかを聞いてみたら、自分たちの暮らしには、最適でノンストレスです!っておっしゃってました。
とはいえ、シャワーだけって。。体が温まらないからいやだな。。
明日、その辺についてお話しておきましょう。
リフォームをしていましたが、今年から建売を始めます。二人三脚で走っていける方を探しています。依頼内容・図面・確認申請・監督管理・私が分からないことの相談現段階での決定事項・土地購入済み・省令準耐火基準・コスト重視・今後年間10棟以上を受けていただける方・大工、基礎、ライフライン、内装、外構はこちら手配予定です。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日は、トイレの窓のお話でした。窓があるかないか。どちらが当たり前なのか。それまでの暮らし方で違いますよ。そんなお話でした。
今日は、別の場所、お風呂について。
えぇ??浴室なしとか??って思った人。先読みしすぎです(笑)
さすがに古い下宿じゃないので、浴室はあった方がよいかもしれませんね。
ご存じの方がいるかわかりませんが、こちらをご覧ください。
あれ?何だか違和感ありませんか?
そうそう。浴槽が何だかおかしな感じですよね。
LIXILから発売された面白いユニットバス。
浴槽が、ファブリックで出来ていて、浴槽をなしにしてしまえるんです。
すごくないです?
とはいえ。硬くないので、体を預けれなそうだし、長い間使って耐久性がどうなんだろうとか、汚れが付いたら、取れにくそうとか掃除しにくそうとか。。
なんとなくネガティブなイメージになりそう。
というか。そもそも、なぜこんなふうにしたの??って、頭の中が?でいっぱいになってる方もいるんじゃないかなって思います。
私は開発者じゃないので、ほんとのところは知らないのですが、順にお話していきます。
いきなりですが、みなさんにうかがいます。
夏場、お風呂に入った際、湯船につかる方ってどれくらいいらっしゃいますか?
湯船につかるということが習慣になってる人は自然な動作の一つなので、入ると思います。
でも。あの暑い夏の夜に、温めた湯船にはつからない。そんな人って、多いんじゃないでしょうか。シャワーを浴びて終わりって。
家族みながそうだとしたら、夏の時期は浴槽は使っていませんよね。
だからって、冬場はいるでしょう!
そんな方に向けた浴室として、この製品は提案されてるわけです。
おっと。長くなってしまったので、明日に続きます。
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本日資料を受け取りました。
有難うございました。 6人の建築士の方から資料やご連絡をいただき感謝しています。
内容は、...
今回、偶然、このサイトを見つけましたが、まず、運営側の対応の速さと丁寧さに驚きました。崖条例に関する事でしたが、1日でその分野に詳しい建築家から数件コメントが届きました。...
お仕事を依頼した建築家:土屋隆志設計室一級建築士事務所 土屋隆志 ...