グランドピアノを背景にして、手前に模型が見えてます。
こちら。
音響関係の相談をさせてもらっている会社の一室。
ピアノが置いてあることから、想像ついたかもしませんが、
こちらは、ピアノを実演できる、防音ルームなんです。
40dBという音を減衰できる遮音性能を持っています。
詳しくは、ネットで検索していただくと一番わかりますが。。
すごく簡単に言うと、ピアノの音が、部屋の外に出ると、
人の話し声の中でも、小さいくらいの音に聞こえるようになります。
さらに、その防音室が家の中にあって、その家の気密性能がよければ、
音はさらに減衰するので、まわりに対して音の心配は少なくできます。
住宅街で、ピアノの練習を夜にするような場合は、
こういった防音対策をしておくとよいです。
昨日、こちらの防音関係のプロと、とある家の防音室について
打合せをしてきました。
その際、画像の手前に見えている模型が大活躍でした。
床、壁、天井に、どんな素材が使ってあって、
どんな音への対策をしているのかについて、
模型を見ながら、詳しく説明をしていただけました。
図面でも理解はできるのですが、模型だと、よりイメージわきます。
面白いなと思うのは、防音ルームを使う目的は、遮音がメインと思いつつ
それだけではなくて、中で適切に音を聞き取れる環境づくりにあること。
そういわれれば、それはそうですよね。
実は、我々でもマンションなんかで、隣家との境目の壁って、
ある一定以上の遮音効果が必要になったりするので、
遮音については、ある程度知識や経験はあります。
ただ、それは、遮音だけ。
音色をきれいにすることまでは、考えることができないんです。
なので。
音楽家やご趣味で音楽を演奏される方の家で、防音ルームを設置する際は
そちら方面のプロに相談するようにしています。
そうそう。
昨日、プロといろいろ打合せした、その後に、お客様と打ち合わせへ。