登り梁の家

●設計事例の所在地: 
兵庫県神戸市
●面積(坪): 
51坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

柱のない、登り梁だけで支えた天井。床はナラ、天井はサワラで統一した。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

設計は設計に対する知識・経験、
デザイン性やセンスの良さ等は必要だと思う。
ただ、それ以上に建築主の話に耳を傾ける、
建築主の建物に対する思いを共有し、
それを実現させるという覚悟や精神力がとても大切な要素だと考える。

この建物の建築主は大工の棟梁だが、施工にはほぼ関わっていない。
その弟子にあたる大工が施工を担当した。
何故本人が工事をしないか当初疑問に思ったが、いろいろと話しているうちに
誰にも迷惑を掛けない自分の家でその弟子にあたる彼に大工技術を学んで欲しいとの思いで、
ほとんど本人は関わらないということを聞き、その思いに感銘を受けた。
建物のメインのLDKの棟部は通常、棟木に梁を掛けるが、
棟木なしで梁と梁とを手刻みで重ね合わせて接合している。
また、道路側の物置の柱梁は接合部は全て手刻みである。
今の木造はほとんどがプレカット工場で数日で刻み加工が終わるが、
今回は刻み加工だけで1、2か月かかった。
その他、和室は真壁和室であったり、屋根は瓦の一文字葺き、
軒天は希少なサワラ材仕上げ等、至る所に建築主の思い入れがある内容も多かったが、
こちらもその思いに応えるように図面作成、現場監理で必死に応対し、完成を迎えた。

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海が見える家

●設計事例の所在地: 
兵庫県神戸市
●面積(坪): 
49坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
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●メイン画像の説明文: 

白い外壁にレッドウッドのアクセントの外壁が映える。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建築主の要望は様々。
敷地という固定化した縛りはあるので、要望に応えるには物理的に不可能なこともある。
ただそれでも、建築主の要望に耳を傾け、その要望に寄り添い、
それを越える提案をしていく必要があるように思う。

敷地からはそもそも海は見えない。
ただ、建築主の生活には海は切っても切り離せないほどに海が中心に存在する。
そのため、実際に海は見えなくても、海の存在を感じ取れるような、
もしくは、建築主の海の記憶を惹起させるような考え方や設えをすることで
建築主の要望に応えられるように計画した。
外観は真っ白な外壁に多少荒々しいレッドウッドの外壁を織り交ぜることで
海辺のリゾートの建物のようなイメージで作り上げた。
また、内装は建築主が一生懸命貼り合わせた自分達の希望する建物のスクラップブックを中心に、
打合せの中で今まで宿泊した南国のリゾートの話等を手掛かりに
その空間の雰囲気やそれぞれの場所の見せ方等を検討して内容を詰めていった。

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段々天井の家

●設計事例の所在地: 
兵庫県川西市
●面積(坪): 
62坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リノベーション後のLDK。既存の梁を現しにし、間接照明と合わせた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

木造住宅は建設時期によって、構造や断熱、計画内容等の考え方が異なる。
特にリノベーションにあたっては、それぞれの時期による違いを十分理解して計画にあたることが重要である。
もちろん意匠性も重要だが、リノベーションは設計者の構造・断熱等を含めた総合的な建築的知見が試される。

今回計画は築30年の木造2階建て住宅のリノベーションである。
ただし、外装の状態が良いことと、予算上の都合から今回は1階内部のみの計画になった。
建築主の要望に沿った仕上げ等をいろいろと検討の上、ご提案した。
そして、その要望をさらに読み込んで建築的な操作で変化をつける内容もご提案した。
つまり、リビング・ダイニング・キッチンのヒエラルキーを天井高の操作によって創り出し、
空間の変化を敢えて創ることでその要望を超えるような空間作りを目指した。
また、確認申請時図面と既存建物は異なる部分が多かったが、
構造検討等を丁寧に行うことで構造・断熱補強を行うことができた。
建築主に総合的な提案を行い、それが実現できたように思う。

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2つのリビングの家

●設計事例の所在地: 
兵庫県加古川市
●面積(坪): 
46坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物の玄関のある、道路側の外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

郊外に同じような街並みが拡がる。どの家も所謂、”nLDK”の間取りである。
”nLDK”自体が悪い訳ではなく、経済性・効率性を重視した結果の”nLDK”が
日本の街並みを画一的な、無個性な街並みにしているように思われる。
その時代、そこに住む人に則した間取り・計画を行うことで多様で個性的な
街並みが出来ていくと考える。

計画敷地は郊外の閑静な住宅地である。建築主はご夫婦とお子さんが一人。
間取りの希望は、所謂、”nLDK”の間取りであったが、
打合せを重ねる内にパブリックなリビングとプライベートなリビングの2つのリビングが必要であると確信した。
そのため、広めにとった玄関とセカンドリビングに繋がりを持たすことで
家族で過ごすプライベートなリビングとは別にパブリックなリビングを設けるに至った。
また、家に対するイメージを共有した結果、内外共に木の質感を感じられる設えが必要であると考えた。
外装材の一部にはレッドシダー、床材にはチーク、壁・天井の一部にはアガチス、
キッチンやテレビボード、ダイニングテーブル等の家具等はチェリー材、と
木の質感を重視した無垢材を多用し、空間性の充実を図った。

その他の画像: 
ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

・自宅兼美容室の場合、店の顔と自宅の玄関とは
あまり調和しにくいところがあります。
そこで、出入口の面を変えることが外見上
スマートに魅せる方法のひとつです。
この写真は美容室の玄関ファサードで、
自宅の玄関は一度に見せないようデザインしています。

一級建築士 南 俊治

I-2486、物件を購入検討中です(兵庫県)

ユーザー ま の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
西宮市
依頼内容: 

兵庫県西宮市で擁壁と掘り込みガレージの上に木造築50年の古家がついている物件を購入検討中です。既存の建物を残したフルリフォームを提案されていますが、他に新築で建てるなどいい方法はないか検討しています。予算は3000万円です。お知恵を貸してください。よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー アーキシップス京都 古前極 の写真

真冬でも春のような暖かさを得られる、輻射熱暖房。
上下の温度ムラや風切音がなく、じんわり寒くない、使用感では理想の暖房と言えます。
その感触は「あったか〜い!」と言うより、暖かいとか涼しいとか、暑いとか寒いとか、温度を意識する感覚から解放される、いわば無感覚。
季節を感じないことこそが一番快適な状態で、それが輻射式の暖房の「春のような」心地良さです。

蓄熱式床暖房

弊社では長らく、蓄熱暖房機と床下暖房をエアコンと組み合わせた冷暖房システムを構成してきました。
室内の温度ムラが少ない輻射式暖房の代表である床下暖房機は、大変優れた暖房方法です。
輻射式の最大の特徴は、輻射熱の作用によって壁や床など室内で人体を取り囲む物質をも温める点です。
人体に直接届く暖かさとの両輪で、「春のような」暖かさを作り出します。
しかし東日本大震災以降に深夜電力の新規契約が打ち切りになったことで、基礎土間や基礎下に深夜電力で蓄熱層を形成する蓄熱式暖房器使用時の電気代が、跳ね上がる結果になりました。
そこで弊社では、輻射式の床下暖房の選択肢を探してきました。
今回初めて、ヒートポンプ式の蓄熱式床暖房を採用することになりました。
基礎の土間に蓄熱層を形成する方式は従来と同じですが、コンクリートへの蓄熱を、温水管を張り巡らせ、ガスや電気で作った温水をくまなく行き渡らせることで蓄熱する暖房です。

基礎土間に水が通る管を這わせて温水を回し、基礎土間ごと蓄熱層を作る暖房方式の採用結果は、大正解!
室内はまさに「冬を忘れる」暖かさが実現しました。
壁や天井まで暖める副産物か、梁の乾燥が促進されているようにも感じましたが・・・。

暖房方式による体感温度の変化を表した概念図

上の写真は暖房方式による体感温度の変化を表した概念図です。
左:床暖房 足元を温める床暖房は蓄熱層を構成しないため、輻射熱と言うより熱伝導と言われます。足元だけを温めます。
中:蓄熱式床暖房 輻射熱が建物を温め、室内の温度差が少なく、体感温度に優れます。
輻射熱を利用した暖房は、人体に直接到達して体感温度を得る効果と、床・壁・天井を温めてその二次輻射により体感温度を高める効果があります。
右:エアコンの暖房 導入・ランニングともコストにすぐれ、多機能化も進みますが、高温の吹き出しに伴う空気の乾燥や上下の温度差が難点です。

冷暖房の温度調整も大事、断熱も大事、それらを生かす空調も大事で、3つの最適バランスを組み合わせることで、365日心地よい住まいが完成します。

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、弊社の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

背中がうつってるのは。。

そう。

プロのカメラマンです。

実は、昨日は、こちらの家の竣工記念写真の撮影だったんです!

撮影予定だった前回は、残念ながら雨で延期。。

仕切り直しで、昨日でした。

週間予報では、曇りかな。。といった状況でしたが、

迎えてみれば、薄く青空ものぞく、いい天気!

しかも、風がほとんどなくて、いい陽気でした。

窓を開放しておくと、ほどよい心地よさに包まれる感じ。

テラスで佇めば、うたた寝したくなるほどの心地よさ。

ということで。

とってもいい空気感の中での撮影だったんです。

ご覧の通り、床、天井、階段に、木を採用した

優しい雰囲気の家なんですよね。

ただ優しいだけでなくて、ウォルナットという樹種にして、

締まった印象になってますし、アクセントで使った天然石、

ダイニング上のアルミのペンダント照明のおかげで、

かっこいい印象にまとまっています。

とっても素敵な家なんですよ。

でも。

それ以上に、ご家族がとっても素敵なんですよね。

昨日は、ご家族一同が集まって、皆で撮影させていただいたんですが

とっても仲がいいので、自然といい表情になっていました。

その空気感が、しっかりと写真になって表現されてるはず!!

どんな写真になってるのかが、今からたのしみで仕方ないです。

また、こちらでもご紹介しますので、お楽しみに!

午後は、とある家づくりの打ち合わせでした。

昨日は、とっても大事なプロセス。

ご覧の通り、工事の請負契約を締結だったんです。

事前にメールで内容は確認していたのですが、

改めて、内容をしっかり確認して、締結となりました。

緊張な面持ちで、押印されていました。

こちらのお客様。

お会いしてから、何年になるんでしょうか。

とっても長いお付き合いをさせてもらっています。

それが、いよいよ契約>>着工となったので、

とっても嬉しかったですね。

来月早々から、工事は着手となります。

これからは、家の色や柄を決めていくプロセスに入っていきます。

スッキリとしたモダンなデザインの外観が印象的な

かっこいい家が誕生予定です!

また楽しみが一つ増えました!!

地下車庫を設けると容積率緩和できる?

地下車庫を設けると容積率が緩和できる?

 
当サイトに
「地下車庫を設けると容積率が緩和できるのですか?」
という質問を頂いたのでこのページでは「地下車庫と容積率」についてまとめてみました。
 

容積率とは

たとえ自分の土地であって、自由に広い家を建てていいというわけではありません。
法律によってその土地の容積率が決められています。
 
容積率を説明する前に床面積・延べ面積について説明します
 
床面積:
建築基準法施行令の条文では
「建築物の各階又はその一部で壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積」
と明記されています。
建物の広さを表しています。
 
延べ面積:
各階の床面積の合計
 
容積率とは「建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合」のことです。
地域によって容積率が定められています。
容積率が大きいほど、広い建物を建てることが可能になります。
土地を購入する場合には、その土地の容積率について必ず説明を受けるはずです。
 

地下室とは

 
地階にある部屋のことを地下室といいます。
建築基準法の定義では地階は「床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの三分の一以上のものをいう」となっています。
仮に3mの天井高の階があった場合、床面から地盤面が1m以上であれば地階になります。
 
「パラサイト 半地下の家族」という映画で半地下の家に住んでいる家族が出てきます。
あの家族の住む家を見ていると天井高2.4mくらい床面から地盤面まで1.5mくらいはありそうです。
もし、上記の数字が正しければ、建築基準法でいうとあの部屋も地階になります。

地下室

車庫の容積率緩和

自動車の車庫は敷地内の建物全体の床面積の1/5までを上限に容積率から緩和されます。
仮に150m2の敷地で容積率100%の土地があった場合、住宅部分150m2+車庫部分30m2=180m2の家を建てることが可能になります。

地下室の容積率緩和

上記と同じように地下室は敷地内の建物全体の床面積の1/3までを上限に容積率から緩和されます。
仮に150m2の敷地で容積率100%の土地があった場合、住宅部分150m2+地下部分50m2=200m2の家が建てることが可能になります。

地下車庫の容積率緩和

地下車庫の場合、地下室でもあり車庫でもあります。
地下室と同じように容積率の緩和を受けると、敷地内の建物全体の床面積の1/3までを上限に容積率から緩和されます。

地下車庫と建ぺい率

 
建ぺい率とは「敷地面積に対する建築面積の割合」です。
計算式としては下記のようになります。
建ぺい率(%)= 建築面積/敷地面積 x 100
 
地下車庫があってもなくても建築面積には特に影響ありません。
したがって建ぺい率にも影響ありません。

地下車庫のある家を建てるなら建築家相談依頼サービスに投稿してください

地下車庫には容積率を緩和して、より広い家を建てることができるというメリットもあります。
地下車庫のある家を建てるなら、ぜひ建築家相談依頼サービスに投稿してください。
地下車庫のある家が得意な建築家から返信をもらうことができます。

建築家相談依頼サービスの流れ

 
建築家相談依頼サービスの流れ
 
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すまでたったの2ステップ 
相談・依頼したい内容を書きこむだけで 
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すことが出来ます 
  

  1. 相談・依頼を記入する
    下記のフォームに建築家に相談・依頼したい内容を書いて下さい。
  2.  

  3. 返信がメールで届く
    あなたの相談・依頼を引き受けたい建築家から返信がサイトに掲載され、メールで届きます。
    返信を書いていただいた建築家にはプライベートメッセージを送ることができますので
    連絡をとりあってください。
    お断りする場合もお断りのメッセージを送っていただければ幸いです。

  

建築家相談依頼サービスの料金


 
建築家相談依頼サービスは会員建築家が支払う料金で成り立っています。 
そのため、一般の方は無料でサービスを利用することができます。 
なので、参加していただいた建築家には誠実な対応をお願いいたします。 
  

投稿する前のご注意

 
 
建築家相談依頼サービスは一般の方は無料で利用できますが、下記の点にご注意ください。 
  

冷やかし半分での投稿はご遠慮ください

 
  
当サービスは真剣に建築家に相談・依頼したい方のためのサービスです。冷やかし半分での投稿はご遠慮ください。 
  

できるだけ返事をしてください

  
  
建築家相談依頼サービスで返信を頂いた建築家にはできるだけ返事をするようにしてください。お断りする場合でもプライベートメッセージなどを使って連絡いただければ幸いです。 

 

建築家紹介センターの安心安全宣言

 
・条件が悪くても大丈夫です
・しつこい営業はありません
・個人情報を入力する必要はありません
・設計士に依頼すると高くなるとは限りません
・リフォームでも依頼可能です
・土地がなくても申し込み可能です
・小さい仕事でも依頼可能です
 
詳しくはこちらをご覧ください。

I邸増築

●設計事例の所在地: 
久留米市
●面積(坪): 
31坪 103m2
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

木造住宅の玄関部分を改築し、北側にRC造のピアノの部屋を増築しました

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

お洒落でリビングを兼ねた娘が教えるピアノ教室を欲しいが
周りに音などで迷惑をかけたくない

依頼者があなたに依頼した決め手: 

デザイン性と使い勝手
依頼者からは人間性だと言われましたが・・・笑

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ピアノ教室が存在するとわかるような少しの音漏れ
グランドピアノ2台を思う存分弾ける空間

依頼者の声: 

音もデザインも使い勝手も満足しています

その他の画像: 

Y邸 太宰府市
住宅雑誌4誌掲載

U邸 太宰府市
住宅雑誌掲載

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