城下町の家

●設計事例の所在地: 
愛知県
●面積(坪): 
53
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

入母屋造りの純和風平屋建て

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

当初、風格のある和風2階建ての家をご希望されていました

依頼者があなたに依頼した決め手: 

打合せを重ね、誠実さを感じて頂いたようです

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建築地は旧城下町であり、周囲は昔の城下町を思わせる和風住宅が多く建ち並ぶ場所でした。「風格のある」和風住宅をご希望でしたので、屋根形状を入母屋造りにし、瓦もいぶし瓦を採用しました。また、道路からの視線も気になるとのことで、中庭的に利用できる建物形状にしました。
玄関には末広がりで縁起物と言われる扇子をかたどった組子細工の内障子を入れ、中庭も見ることができます。風格のある純和風住宅を感じて頂けるのではないでしょうか?

依頼者の声: 

初めは、建替え前の家と同じように2階建てを希望しました。そして2階建てのプランで打ち合わせが進んでいましたが、建て替え前の住宅の利用状況、今回要望の必要部屋数、敷地状況、家族構成、私の年齢などから平屋建ての案を提案されました。打ち合わせを重ねるうちに、やはり平屋建ての方が良いと思うようになりました。ただ、平屋建てだと2階建てより品祖になるのではないかと気にはなっていました。実際に工事が始まり、足場が外されると、近隣の方や通行人から、とても立派な家ですねと言われ大変うれしく思いました。
プロの考えを聞きながら、何度も打ち合わせを重ね、理想の家ができたと思っています。

その他の画像: 
ユーザー 有限会社滝下秀之建築アトリエ 滝下秀之 の写真

静岡市を拠点に設計活動をしています。
今回は、「浴室」(バスルーム)について、弊社設計事例をご紹介しながら解説していきます。
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住宅を設計するにあたり「日当たりと風通しの良さ」が全室、全箇所、パーフェクトになることは難しいものです。
通常は、例えば「LDK」,「和室」,「寝室」,「子供室」・・・・のように、お施主様と打合せをしながら優先順位をつけてゾーニングしていきます。

お施主様の特別な要望がない限り、たいていの住宅は浴室が北側又は西・東側になってしまいます。とかく北側に浴室がある場合、カビが生えやすいと言われています。
そこで私は条件の悪い位置でも「風通しの良い」・「一日のうちで一時間でも日が当たる」浴室になるよう心掛けています。

建築基準法上はマンションのユニットバスのように全く窓がなくても良いのですが、必ず浴室が外部に接するように設計します。
そこにできる限り大きな開口部を設置(ユニットバスの場合も同じ)し、通風と採光が最大限取れるようにします。その場合、隣家の窓の位置を確認して見えない位置、又は塀で目隠しをします。

隣家のどこからも見えないエリアにすることで、そこに「坪庭」を設け大きなサッシを付ければ、たとえ条件の悪い場所でも浴室が外部も含めて「開放的なくつろぎ空間」になるわけです。
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① 2階の中庭(ウッドデッキ)側に、大きな開口がある浴室

② 洗面・脱衣側はトーメイの強化ガラスで仕切っているのでとても開放的

③ 子供2人とお父さんが一緒に入ることができる浴室

④ 浴室の南側にバスコート兼物干し場がある

⑤ 洗面・脱衣も広々。シンプル

⑥ 北側の庭側に大きな4枚の引違いの開口がある浴室と洗面便所。
 北側隣地境界には目隠しスクリーンが付いている。

⑦南側に浴室を設置した例。ユニットバスでこのような大きな開口部を付けることで、星を見ながらバスタブにつかることができます。

⑨ 奥行きわずか80cmのバルコニーにウッドデッキを敷き、植栽を設置するだけでこんなに
明るく開放的な浴室になります。

⑩ 我家の浴室。天井が全面強化ガラス。美しい夜空を眺めながら入浴しています。雷雨の時の入浴はスリル満点で、ちょっと想定外でした。開放的で長年カビ知らずです。右側に露天風呂が見えます。

⑪ 浴室の隣には、狭いながらも露天風呂を設置。現在は、水風呂として使用しています。

⑫ 住宅の屋上に露天風呂を設置。空を独り占めできますよ。

ユーザー アトリエそらまめ 落合晋也 の写真

C値:相当すきま係数で、単位は係数なのでありません。
住宅の省エネを判断する一つの指標で、気密性能を表す値です。
建物の延べ床面積に対する、隙間面積の割合を数値化したもの。
単位面積1㎡当たりに対する隙間面積㎠で表され、数値が小さいほど気密性能に優れているという見方です。
省エネを判断するための外皮計算において、外皮熱貫流率を求める際、建物内部から各部を通じて外部へ逃げていく熱を求めるのですが、その逃げていく熱量を求めるにあたり、開口部となるサッシの隙間からどの程度の空気の出入りがあるかか、サッシの種別により数値化されていたりします。
・相当すきま係数C値=建物全体のすき間の合計(㎠) ÷ 延床面積(㎡)

 

ユーザー アトリエそらまめ 落合晋也 の写真

UA値:外皮平均熱貫流率で、単位:W/(㎡・K)となります。
住宅の省エネを判断する一つの指標で、外皮計算の中で求められる数値。
住宅の内部から外壁、屋根、天井、床および開口部等を通じて外部へ逃げていく熱量を建物の外皮全体で平均した値で、熱損失の合計を外皮等面積で除した値。
この数値が小さいほど、省エネルギー性能が高いことを示します。
換気による熱損失は含まれません。
・外皮平均熱貫流率UA=外皮熱損失量q(W/K) / 外皮等面積の合計ΣA(㎡)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの現場へ。

お客様と2週間ぶりに、現場で待ち合わせして、

進行状況を一緒に確認させていただきました。

内装仕上げがずいぶんと進んでは来ていたのですが、

一部大工さんの工事が残っていました。

先週から大工さんが戻ってくる予定だったのですが、

別の現場が少し長引いているとのことで、

あまり大きく現場は変化していません。

と思っておりましたが。。

照明器具がとりついていたりと、お客様にとってみれば、

すこし進行していることを感じていただけたようです。

それと。

写真に写っていますが、洗面やトイレといった

衛生器具が、納品されて、置いてありました。

内装が完全に仕上がってきて、こちらの器具を付けたら、

内部は、ほとんど完成することになります!!

テンション上がりますよね!

お客様も、新居での生活に向けて、もろもろを

しっかりと準備されているようでしたので、

気持ちは、完全に新居に向いてます(笑)

こちらの家。

断熱気密はもちろんしっかりしているのですが、

全館空調を導入したりしていることもあって、

年中、心地よい空気に包まれた家になる予定なんです。

もちろん。

そういった機能だけじゃないですよ。

お客様らしく、スタイリッシュでかっこいい外観デザインや

優しい雰囲気のインテリア等、とにかく素敵なんです。

こちらの家。

月末には家が竣工して、その後外構を含めて、

来月半ばまでには引き渡しの予定です。

とても、とっても楽しみです!!

ユーザー 設計工房 be with 海野剛 の写真

今回のテーマを違う言葉に置き換えると、
『無資格者が設計者・工事監理者となって
建築確認申請を提出し、確認済証を得ることが出来るか?』
ということになるかと思います。

では、二つの視点から考えてみましょう。

1.法的視点から

これは、規模構造にもよるのですが、
木造で100㎡未満の場合、無資格者でも設計・工事監理は
出来ます。(建築士法第3条の3より)

2.実務的視点から

提出図書・資料の作成に大変な労力を使うことと、
確認済証を受け取るまでにかなりの時間を要することが
考えられます。
これは、建築士が設計する場合の『確認の特例』が使えないため、
提出図書の種類と審査時間がかなり増えることになるからです。

結論としては、

無資格者でも建築確認申請は自分で出来ますが、
お薦めしません。
独学で建築法規や構造を習得し、図面作成できる人でないと
費用、時間のメリットがないためです。
建築士のアドバイスを受けながら自分で申請図書をまとめるとしても、
全体にわたりアドバイスが必要な状況だと、アドバイス料は
それなりの金額になるでしょう。
それに、自分で対応することの労力は減りません。

法的には認められていますが、実行できる人は限られます。

ユーザー タイラヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博 の写真

台風15号の被害に遭われた皆さまにこころよりお見舞い申し上げます。

一日も早く普段の生活が取り戻せる事をお祈りいたします。

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ご相談いただいている方の計画候補地を先日視察してきました。

添付写真は、事務所にもどりイメージを簡単に描いたスケッチです。

陽ざしの入り方を考え、窓の取り方など外観を整理していきます。

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弊所では毎月2回、無料設計相談会を開催しています。

次回の設計相談会は

9/21(土) 11:00~/14:00~/16:00~ です。

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傾斜を活かした住宅・江川竜之建築スタジオ 江川竜之


 
傾斜地は平坦地に比べ土地の価格が安価であるので、その分を建物建設費に充てることができます。
 
傾斜地について江川竜之建築スタジオ 江川竜之さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 江川竜之建築スタジオ 江川竜之 の写真
名古屋市西区名駅2-28-1フェニックスビル5F
052-433-1930

 

貴社が傾斜地をてがけるようになったきっかけを教えて下さい

 
名古屋市内の平坦地は、地価の高騰などにより、なかなか住宅用地としての取得が難しくなってきたことが背景があります。
市内の利便性の良いエリアにて、住宅を建てようとした時には、何らかの特殊な地勢的な条件を受け入れなければ、土地を購入できない案件が増えてきており、結果、傾斜地を選択される方が増えたのだと思います。
 
そのような方々からの相談を受ける機会が増え、傾斜地の物件に携わらせていただくことになりました。
 

 

傾斜地のメリット・デメリットを教えて下さい

 
<メリット>

  • 平坦地に比べ土地の価格が安価であるので、その分を建物建設費に充てることができる。
  • ロケーションによっては、眺望を楽しむことができる。
  • 隣地と目線高さが合わないことが多いので、プライバシーを確保しやすい。
  • 傾斜部分を半地下として、ビルトインガレージなどがつくりやすい。

<デメリット>

  • ケースバイケースであるが、平坦地よりも建設費が高くなる傾向がある。
  • 崖条例や宅地造成等規制法などの法令により、とても厳しい条件が課されることがある。

 

傾斜地で注意する点を教えて下さい

 

  • 先にも触れましたが、崖条例や宅地造成等規制法などの法令の影響を受ける敷地かどうかを把握することが、最も注意すべき点となります。
    敷地内だけではなく、隣地外にある高低差も調査し、建設できない範囲があるのか、擁壁をつくらなければならないのか、ということを調査する必要があります。
  • 接道が傾斜の上方であるか、下方であるか。(希に傾斜に沿った接道もありますが)
    接道が敷地の上方である場合は、下方で接道している敷地よりも、いろいろと有利な点があります。
    例えば、先の崖条例などの法令に関してもそうですし、建設する際の資材の搬入についても、高いところから低いところに供給する方が施工しやすいと言えます。

 

傾斜地の基礎の費用は高くなると思いますが、どれくらい高くなるのでしょうか?

 
傾斜地に沿わせて、あまり地形を変えずに基礎をつくるとなると、確かに平坦地に比べて高くなる傾向にあるかと思います。
ただし、どれくらい高くなるかについては、状況によるので、一概に申し上げることは難しいと言えます。
 
強いて言えば、傾斜の勾配がきつくなるに従い、また接道から建屋位置が離れるに従い高くなる、ということだと思います。
これは基礎だけに限らず、です。
 

 

傾斜地の造成費用を減らす方法を教えて下さい

 

  • 一番効果的な方法は、接道から近い場所に建設することです。
    接道が上方の場合は、道路近くに建設しても、比較的に眺望を楽しめるロケーションが多いと思います。
    一方で、接道が下方の場合は、敷地の高いエリアを使い切らない計画となるので、なんだかもったいない気がしてしまいがちです。
  • 一般的な模範解答は、敷地形状に沿わせて段々形状に、または傾斜形状に基礎をつくる、ということになるでしょうか。
    建物を建てる位置まで、重機が行き来できるようしなければならないケースがほとんどなので、そのための経路をつくる造成費用がかかってしまいます。
    従って、やはり道路から近い位置につくることが、この経路をつくる造成費用を多くかけずに済むことにつながります。

 

傾斜地の擁壁費用を減らす方法を教えて下さい

 
よく採用している方法になりますが、擁壁工事と建設工事を別々に行わず、擁壁を建物の構造の一部として設計し、建設することです。
これは、工事期間の短縮と工事費用の縮減の2つに寄与します。まさに一石二鳥です。
よほどのことがない限り、当事務所ではこの方法を採用するよう計画しています。
 

眺望が拡がる家で工夫した点を教えて下さい

 

↑眺望が拡がる家

この物件は、接道が上方にある物件です。複数社の提案の中から当事務所を選んでいただきました。
他社の提案は、かなり道路から下がって離れた位置に計画していた案が多かったと伺いました。
 
当事務所では、わかりやすく言いますと、ご予算に応じて道路と建物の距離を調整しています。
傾斜地において、道路から離れた計画は、工事費増に直結するからです。
 
クライアントからは、上方の道路から見渡せる景色が気に入ってこの土地を購入した、と伺っていました。
よって、なるべくその眺望を享受するためには、高い位置に建てるべきであると考えました。
 
幸いにも現地を見に行った際に、道路から急勾配の傾斜が始まるのではなく、緩やかな傾斜のあとに勾配が徐々にきつくなる地勢でした。
眺望、コストなどを総合的に検討し、上方道路に沿わせて建屋位置を決めました。
 
次にその眺望の見せ方について考えました。
メインのLDKを二等辺三角形の平面形状として、長辺を楽しむべき眺望の方に向けて、床から天井までの大開口としました。
玄関から二等辺が交わる角にアクセスし、LDKに入ると、一気に眺望の広がりを感じていただけるよう視覚的に演出する手法を用いています。
 
LDK断面の天井にも傾斜を設けています。二等辺が交わる角から長辺に向かって高くなるように傾斜を設けて、
断面方向にも視覚的な広がりを感じていただけるよう設計しています。
 
長辺の大開口の先には広めのウッドデッキを設け、室内からも室外からも眺望を楽しめるように意図しています。
そのほか、居室や浴室からも眺望を楽しめるように、レイアウトに工夫を施しています。
 
眺望が拡がる家・平面図
↑眺望が拡がる家・平面図

眺望が拡がる家・断面図
↑眺望が拡がる家・断面図
 

傾斜地に建つ家で工夫した点を教えて下さい

 

↑傾斜地に建つ家

 
本物件は、住宅街の中にある傾斜地に当たり、特別な眺望を楽しめるようなロケーションではありませんでした。
むしろ、斜線制限等の高さ制限の中、精一杯大きくつくることに苦心しました。
 
そのような条件の中、広いガレージスペースのご要望をいただいていたので、必然的に傾斜を有効利用した半地下のガレージを提案する運びとなりました。
接道は上方と下方の両方にあり、下方がメインの道路であったので、そちらからガレージに出入りできるようプランニングをしています。
 
地下の構造体は鉄筋コンクリート造としているので、全体を鉄筋コンクリート造として建てることも考えましたが、
コストダウンを図るために、最終的には木造との混構造を採用しました。
 
当事務所では、地下部分を鉄筋コンクリート造、地上部分を木造とする混構造を頻繁に設計しています。
住宅という低層の用途の中で、必ずしも全体が鉄筋コンクリート造である必然性は見当たらないので、クライアントより全体を鉄筋コンクリート造で、との申し出を受けない限り、コストダウンの手段として混構造に至ることが多いです。
 
傾斜地に建つ家・断面図
↑傾斜地に建つ家・断面図

ハウスメーカーや工務店ではなく、貴社に傾斜地の建物を依頼するメリットを教えてください

 
実際のところ、ハウスメーカーさんや工務店さんと話を進めていたが、理想の家づくりができるか不安になって、当事務所に相談に見える方がいらっしゃいます。
 
共通でおっしゃられることは、ハウスメーカーさんや工務店さんが言われるには
「まずは大規模な造成工事を行い、擁壁をつくって平場を確保しましょう」
という提案だそうです。
 
結果的にその方法が安価となるケースもあるので否定はいたしませんが、当事務所としましては、なるべく傾斜を活かした提案をさせていただきたいと思っています。
 
一言で傾斜地と言っても、その状況は千差万別、十人十色なので、まずはクライアントの傾斜地への想いをお聞きし、現地にて地勢や近隣との関係を読み取り、法令や予算に照らし合わせて、ようやく案が浮かび上がってきます。
 
当事務所にご依頼いただくメリットは、そういった過程を経た結果、紡ぎ出される空間を提案させていただく、ということかと思います。
  

土地探しの段階から相談にのっていただけますか

 
当事務所は「個性派不動産」という不動産仲介業も運営しております。
「宅建士」と「建築士」を合わせた造語「宅建築士」として、不動産業者の視点だけではなく、
設計者の視点も合わせて、土地探しのご協力をさせていただいております。
 

傾斜地の集合住宅も設計していただけますか?

 
もちろんです。当事務所は住宅だけでなく、集合住宅、寮、ホテル、オフィスビル、テナントビル、医療施設、福祉施設、教育施設など様々な用途の設計に携わらせていただいております。
どのような用途でも、ご相談いただければと思います。
 

傾斜地に建物を建てたい方にアドバイスがありましたらお願いします

 
その傾斜地を気にいった理由、すなわち傾斜地の持つ個性をしっかりと設計者に伝え、その想いを実現してもらえる方をパートナーとして選ぶことが重要かと思います。
 

江川竜之建築スタジオ 江川竜之さんの傾斜地・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
傾斜地に建つ家

起伏の多いエリアの傾斜地であり、前面道路と裏道路には5mの高低差がありました。
斜面に差し込むようなかたちで地下をコンクリート構造のガレージ、上部を木造2階建ての住まいとして混構造にて設計しました。

眺望が拡がる家

敷地のほとんどが傾斜地となっている中で、わずかに残る平場を有効に用いることで、造成工事を極力少なくするよう計画しました。
傾斜地の高い側に建てることで、より遠くまで眺望を楽しめる利点も併せ持っています。

 

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

モダンなデザイン

洋館デザイン

昨日、お会いした方から、こんな風に聞かれました。

「ナイトウさんは、どんなデザインをされるんですか?」

それに対して、

こんな答え方をさせていただきました。

「お客様のらしさをカタチにしています」

これを聞いた方は。。

「??!?」

不思議な顔をされました。

「得意なデザインはあるんですか?」

「お客様のらしさをカタチにすることが得意です」

(笑)

何だか禅問答になってしまいました。

ただ、それでは理解していただけないので(、

その際、お見せした画像が、上記の三枚なんです。

「これ。ナイトウさんのデザインなんですか?」

「はい。お客様と一緒に考えだしたデザインなんですよ」

これで、ずいぶんと納得していただくことができました。

どうやら、建築家っていうと、作風?を持っていて、

それを大事にされているイメージなんですって。

私には、作風?がないようです(笑)

私は、自己表現(自己満足なデザイン)ではなく、

お客様と一緒に、お客様の個性を考えながら、

それをカタチにしていくことを大事にしています。

建築家のためにお客様がいるのではなくて、

お客様のために建築家がいると考えています。

いつも思うんですが。

とある建築家のデザインが好きで、設計を依頼したとします。

家づくりしている途中で、別のデザインに惹かれてきたら、

どうしますか??

お互い困るんじゃないかなって。

ちなみに私は、それ楽しめます。

固定された作風はありませんから。

3つの画像の中で、もともと和モダンというデザインで

スタートされた事例が、実は二つあります。

和モダン??

二つ???

家づくりを進めていくと、知識が増えていくので、

趣向が変わることも、よくあります。

もともと、「なんとなく」惹かれていただけであれば

なおさらですよね。

これは、建築家に限ったことでもないんです。

工務店だって、ハウスメーカーだって、それぞれの

デザインは持っています。

まだ、しっかりとイメージが固まっていないのであれば、

その辺は、しっかりと依頼先を見極めた方がよいかなと思います。

ドルチェ サロン

●設計事例の所在地: 
熊本県 熊本市
●面積(坪): 
210.50㎡(63坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

地域に根付いたサロンとして長年経営されてきた美容室兼ブライダルサロンの、自社ビルとしての依頼です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

現況のサロンの雰囲気やオーナーやスタッフの方との話の中から、長い顧客をたくさん抱えるあり方と、笑顔の絶えないフロアーなどのこのサロンの性質を感じ、表層デザイン的美容室ではない、明るく開かれた来訪しやすい空間が最も望ましいと考えご提案した。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

お互いの取引銀行からのマッチングでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

三角状の敷地や交差点角地である立地を活かし、雁行した平面として緑地帯を随所に設け住宅街のオアシスのようなスポット的空間を成した。内部は親しみやすい木調をアクセントとしながらもノーブルな印象を持たせるべく、ホワイトからライトグレーをグラデーション状に配し、材料を丹念に置いた。

その他の画像: 

待合からエントランス、階段を見る

待合、雁行するカットフロアー

プレイルームと奥にシャンプースペース

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