構造:木造敷地面積:69m²建築面積:51m²延床面積:143m²竣工:平成28年
木造3階建てに更にロフトを乗せて、道路斜線ぎりぎりに納めた住宅です。間口が狭く、構造的に必要となる壁量が内部空間を分断しかねないところを、外部空間に設けたステンレスブレースで解決し、明るく開放的な家に成っています。敷地面積から言えば、狭小住宅と呼ばれても良いものかもしれませんが、将来の事を考えて、住宅用エレベーターも組み込まれています。
photograhs by mamoru ishiguro
構造:S造敷地面積:65m²建築面積:54m²延床面積:184m²竣工:平成28年
ミシュラン三ツ星・ジョエル・ロブション元総料理長 渡辺雄一郎シェフによる隅田川に面したフレンチレストランです。東京都建設局の「かわてらす」事業の、隅田川の第一号でもあり、2階にはテラス席も設けられています。お店のイメージカラーのオレンジとロゴマークが決まった時に設計も波に乗って進んで行きました。客席の天井は、川の流れを意識してデザインしたものです。凹凸は、スピーカーや空調の吸い込み口を隠すように工夫されたものです。3階の窓辺の席は、ライティングされたスカイツリーや行き交う屋形船を眺め乍らの御食事には最高の席と成っています。設計打合せは終始一貫たのしく盛り上がり乍ら進み、現場の職人さんにも恵まれた仕事でした。有り難う御座いました。
構造・工法:木造在来工法敷地面積:330m²建築面積:70m²延床面積:61m²竣工:平成10年
若いご夫婦から依頼された那須高原の別荘です。温泉が出るため露天風呂が御希望でした。 床面積は18坪と小さなものですが、ひと繋がりの空間にして実際よりも広く感じられる様に設計しています。天井の仕上げ材は藍染めの布を梁のピッチで留めたものです。大きな照明器具は御主人の、畳の上の小さな照明器具は奥さんの手作りとなっています。
構造:RC造 一部 S造敷地面積:5972m²建築面積:1090m²延床面積:1263m²竣工:平成21年
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構造・工法:木造敷地面積:538m²建築面積:204m²延床面積:178m²竣工:平成26年
佐賀県を中心に「無添加住宅の家づくり」をして居られる株式会社プレースホームさんから御依頼戴いた会社のモデルハウスです。子育てを終えた夫婦二人の為の平屋の住まいという設定でした。ソーラーパネルが必須条件でしたので、前面の水田と呼応するように真一文字に26メートルの長さで載せています。外壁は甘木土と杉板張り、その他有田焼のブルーと同色のタイルを一部使用して居ます。平面はシンプルなものですが、造作家具の配置と小さなロフトでインテリアに変化と奥行を生み出しています。
構造:木造敷地面積:527m²建築面積:209m²延床面積:266m²竣工:平成30年
構造・工法:RC壁構造敷地面積:1012.31m²建築面積:282.13m²延床面積:605.71m²竣工:平成20年
一階はK織物株式会社さんの事務所、2、3階は住居です。敷地の北東に立つ泰山木(モクレン科の常緑高木)と既存住居の一部を残すように建て直したものです。事務室の吹抜を上がる階段と、大きな庇の下から泰山木に向かうようにのぼる外階段で、仕事場と住まいを繋いでいます。コンクリート打放しにステンレス目地が入っているのは、縦糸と横糸を織り込んでいた嘗ての御仕事へのオマージュでもあります。月夜に光る其の姿は好評で、提案させて戴いて良かったと思いました。
昨日、とある家創りの現場へ行ってきました。
こちらの家。先週、上棟したところ。
一日で、一揆に立ち上がる建て方とは違って、
それ以降は、ほんと、一歩ずつ進んでいく感じです。
見た目は、あまり変化がないように感じられます。
といいつつ。
結構変化があるんです。
各所に、バッテン(筋交い)がしっかり設置されてます。
耐震性は、この筋交いの本数やバランスが大きく影響します。
しっかりと構造計算した結果が図面になっていますが、
その図面通りに配置していきます。
そうそう。
筋交いは、斜めに入っていればいいというだけではありません。
その端部は、この写真のように、専用の金物があるんです。
専用の金物なのか。
留め方が問題ないか。
全ての箇所でしっかり固定されているのか。
をチェックしたりします。
(実は、来週、その検査を実施しますが)
大工さんは、こういった金物を、一つずつ
固定してくれていました。
それと。
一枚目の写真に戻るのですが。。
黒い枠がありますよね。
これは、サッシ(外部の窓)の枠なんです。
ちょうど私が到着した時に、搬入していました。
構造の金物が終ったら、次は、窓や壁の防水に入っていきます。
梅雨が近くなってきましたので、とてもいいタイミングになりそうです。
段取よく進めてくれてありがたいですね。
とある家具屋さんにワンショットです。
工事が後半戦になってきて、家具を探してらっしゃる
お客様が何組かいます。
お好み、そしてご予算をにらみながら、
家具屋さんをご紹介しています。
そのなかの一つのショップへ行ってきました。
ショップの方は、ほんと詳しい。
というか。
マニアですね(笑)
ソファについて語りだしたら止まりません(笑)
それくらい家具を愛しているんでしょうね。
そういった真摯な向き合い方をされる
家具屋さんっていいですよ。
いろんな家創りが進行中。
毎日楽しませていただいて感謝!
東京都北区にある音楽スタジオのある二世帯住宅。共に教員であった親世帯夫婦と、アマチュアオーケストラの楽団員である子世帯夫妻が同居する計画です。東西に細長い土地であるため、暗くなりがちな1階に自然採光と通風を届けるために中庭を設け、室内の明るさを確保しています。子世帯夫婦の音楽練習のためのスタジオを設置し、近隣や親世帯への配慮しながら楽器練習できる防音室としています。道路に面した建物の西側は、燻煙処理された杉の格子を設け、道路からの視線と強い西日を遮る役割を果たすとともに、住宅の顔として「和」のイメージを現しています。
東日本大震災を期に、築70年のご実家を建て替えることになりました。2世帯住宅のため、親世帯と子世帯が気兼ねなく住めるような設計を望まれました。ご両親のアドバイスにより、設計は家の出来を左右する一番大切な部分なので、設計の専門家に依頼することをすすめられたそうです。夏涼しく、冬暖かい家、音楽練習室をつくりたい。西日を遮る工夫がほしい。派手さよりも品のあるデザイン、ずっと暮らして飽きのこない家にしたい。などを望まれました。
数回の面談をさせていただき、2世帯の同居で特に気をつけなければならないことや、親子間の考え方や生活時間帯の違いを細かくヒアリングをさせていただき、適切なアドバイスをさせていただきました。また将来の家族構成の変化にも柔軟に対応するための可変性のあるプランニングにも共感していただき、ご依頼いただくことになりました。
2世帯住宅は建物が大きくなる傾向があるため、将来負担になってくるメンテナンスに対応するため外壁や屋根には維持管理のしやすい建築材料を選びました。2世帯住宅は設計が特に難しい分野で、同居することが家族の幸福につながることが大前提となります。そのための設計ノウハウは、ひとつとして同じものはないと考えています。地道で詳細なヒアリングをしてそのご家庭の考え方を設計者自身が理解し、そのご家族にとって最もよい方法を提案させていただくことが大切です。この家はその過程において成功した設計事例だと思います。
もちの木が印象的な築100年を越える民家再生
土間のわきに田の字の間取りを持つ典型的な民家を、2世帯が暮らす住まいとして再生しています。小さな玄関を土間の手前に緩衝帯として設け、土間を家族みんなが気軽に過ごせる食堂、キッチンに改修しています。田の字の間取りは、部屋の構成を大きく変えずに、建具等を工夫しながら、各世帯の個室として利用できるようにしています。
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ご紹介頂いたTAM建築。当方からの要望に当初「出来ます」と言うことだったので話を進めましたが、結局、途中でディクライン。確かに難題でしたが、徒に時間ばかり浪費した上...
建築家を紹介いただきありがとうございました。建築家の方と話し合う機会が持て助かりました。 このメールにて紹介を終了しようとおもいます。...
お仕事を依頼した建築家: 南俊治建築研究所 南俊治...