店舗複合施設木造トラス、木組をデザインに取り込んだプロジェクト
予算、周辺環境に適した建物の提案
木をふんだんに使ったインパクトのあるデザイン
地域産材の活用、周辺環境の調査分析、集客を目的とした建物配置の検討など
片流れ屋根はシンプルなのでコストを抑えることができます。 片流れ屋根について桑原建築設計室 桑原 廣さんに伺いました。
屋根を勾配を付けた1面で覆う形式の構造を持ったものです。一般的には、屋根の掛け方の1形式ですが、その中でも、もっともシンプルな形式です。 タイにムラブリ族と言う少数民族が、昔、バナナの葉を斜めにかけて家としていたこともあります。このように、単純な形式なため、古くから簡易な建物の屋根に多く掛けられました。
ローコスト住宅を考える時に、コストを押さえるため、単純な形で家を構成する必要があります。片流れは、屋根の構成はシンプルですので、最初に採用しました。
屋根の工法、素材から、現在は金属になる場合が多いと思います。勾配は3寸以上あれば、問題が起こらないと思います。しかし、勾配は全体のフォルムを考えて決めた方が良いと思います。
片流れ屋根は、庇のバランスが、外観に大きく影響を与えます。庇は、左右、前後に外壁より出る場合が多いですが、庇の無い片流れも多くあります。私自身は、空に向かって,庇が出た方が、ダイナミックな外観になり、片流れの形式を生かすことが出来るのではないかと思います。
デメリットは、風の風圧の影響をかなり受けます。特に上部の庇には、かなりの力がかかります。事務所が手がけた片流れの住宅では、庇を補強するために、鉄筋で補強して、デザインに生かしました。 片流れの低い部分が北側の場合問題が起こりませんが、方位が振れると、北側斜線に、引っかかる場合があります。また、高い部分の庇と壁の部分から雨漏りが多いのも事実です。しっかりした防水対策をしなければなりません。 メリットは、シンプルなので、コストを押さえることが出来ます。太陽光パネルの設置などでも、屋根面積を最大限に利用出来ます。メンテナンスも比較的に楽です。また、屋根裏の空間を利用し易いのも良い点でしょう。
大きな敷地が確保出来て、庇が大きく取れる場合と、箱型住宅のようにシンプルな形に合います。事務所では、シンプルでローコストを目指して、片流れを積極的に採用しています。
片流れの庇と壁の接点部分の防水をするために、防水シートや、テープを貼り、雨の浸入の対策をはかります。また、庇が風で大きく動かないように、補強をする必要があります。
軒の出は、1100㎜程度です。片流れは、形態がシンプルで分かり易い形なので、部分的なディテールもシンプルで力強く見せる必要があります。あまり出が小さいと、貧弱に見えます。
瓦でも可能ですが、屋根の下地及び構造の補強が重要になります。何故なら、瓦は金属屋根に比べ重量があるので、風と共に、屋根に重さが加わります。地震時に不利に働きます。揺れが大きくなると、瓦のズレも招きます。
片流れの屋根を瓦棒の工法で造ると、屋根の棟(高い部分)に瓦棒の切断面が見えてきます。これは、余りデザイン的にきれいではないので、図面のように、棟とケラバ(側面部分)の高さを合わせてスッキリさせました。また、軒を風圧から守るために、鉄筋で補強をしました。
片流れ屋根の特性を理解してから建てることをお勧めします。方位や場所にフィットしないと、余り良い結果が得ることが出来ません。専門家のアドバイスを勧めます。
屋根の形をシンプルにする(片流れ)ことにより、コストと地震等の安全性を守る。窓の配置を工夫して。壁量を臆して、耐震性を高めました。建築主がネットで購入した、設備を支給品で工事しました。洗面器、エアコン、物干し等
当サイトの建築家依頼サービスを利用して仕事を受注した建築家にお話を伺いました。 案件名:I-1410、古家付き土地購入の相談、建替えorフルリフォーム相談(東京都在住・建設予定地は神奈川県)
過去の事例を見て頂いた上で土地探しからお付き合いさせて頂きました。 初めてお会いした時にクライアントには好印象を持ちました。お喋りしていて盛り上がる雰囲気を感じました。 最終的にはお互いに建築に対する考え方が一致したのだと思います。
私から是非お会いしたいと連絡をさせて頂いた後…気になる案件が見つかり一緒に見て頂きたいとの連絡を頂きました。
その時は結局決まりませんでしたが…その後も連絡を取らせて頂き、2回目にお会いした際に5?6の土地を共に見させて頂きその中の一つに決まりました。その後正式に設計監理のご依頼を頂きました。
初めてお会いしてから、半年ぐらいで設計契約をさせて頂きました。
今回はLDK、寝室等の生活空間スペースの他にトレーニングルーム、防音ピアノ室というような趣味部屋をつくりたいとの要望がありました。デザインに対してもこだわりを持ってつくりたいとのことでとてもやりがいのある建築でした。
プラン打合せにも積極的に携わって頂き共につくりあげたという感覚が強いです。沢山の打合せを重ねながらまとめていきました。特に24時間弾けるピアノ防音室に関しては防音遮音音響の専門家に入って頂き、世にある固定観念にとらわれず木造という構造の中で究極の天井、壁、床を考えました。
最終的に、更地の土地を購入しての新築になりました。
今回正に土地からのお付き合いでした。むしろ最近は全体予算を把握しながら進められるので土地からお付き合いするクライアントが多いぐらいです。
最初から全体予算を把握しながら進められるのがメリットです。お金の問題はプラン、デザインとはまた別の話で皆さんが最後まで気にしなければならないことなのでとても大切に考えております。 そして…なんと言っても、プランも何も決まってない状態から私を選んで頂いたという100%の信頼感を持ってお付き合いさせて頂けるという私にとっての安心感も大きなメリットと感じます。
今回の敷地は旗竿形状です。竿部分も含めた無駄のない全体計画を何よりも念頭に置きました。合わせて廻りには雑木林と畑があるので、借景を意識してうまく取り込めるようにプランを考えていきました。 ↑大きな軒の真っ白なお家~上和田の家
お互いの価値観とタイミングはありますが、とにかく会える可能性を秘めているサービスだと思います。
自宅敷地内に150m2程の鉄骨ガレージをセルフビルドしたく、建築申請や施行に関してアドアイスを頂ける建築士さんを探しております。予算は住宅ローンを利用するので、登記関係も一緒に依頼したいです。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
大阪城東区にリクシルのガレージを建てたいです。建築確認申請をお願いできますか。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日、とある家創りの打ち合わせがありました。
最終変更の図面が仕上がって、内容を確認。
その変更に伴う増減、そして最終契約金額の確認。
申請関係の進行状況の共有。
等々。
実施設計も最終プロセスとなりました。
工事の契約に向けたお話しになり、
金額、支払い条件、工期について一通り確認しました。
その後。
地鎮祭の日程調整へ。
いろんな日柄を見ながら、日程を絞り込み。
神主さんの予定を押さえて、決定!!
お客様と、いよいよ!というワクワクした空気を
共有させていただきました。
次回お会いするのは地鎮祭となります。
カッコよくて、快適で、使い勝手もよい。
お客様らしい、素敵な家が着工となります!
今から楽しみです!!
午後、カーテン類の布地を探しに行ってきました。
通常、カーテン類のメーカーに行くことがほとんどなのですが、
昨日は、珍しく、布地を専門にする店舗でした。
写真に写っている、藍色の二つの布地。
上はリネンで、下がオーガニックコットン。
天然素材ゆえに、風合いや肌触りは抜群。
特に、通常メーカーで見かけない色合いがとっても
魅力的でした。
こちらは、エトアニアのリネン。
リネンっていうと、クシュとした薄手で優しい感じなのですが、
このリネンは、少し厚みがあって、布地がしっかりしています。
通常のリネンというよりコットンにも近い感じ。
実は。
その独特な素材感に、魅了されてしまいました。
カーテンは化学繊維が主流なんですが、
こういった天然素材にも、いろんな良さがあったりします。
幅広い視点から、いろんな素材を比較して、
自分に最適なものを採用したいですね。
そのご提案できる幅を広げることができて、よかったです。
若いご夫婦の平屋の家。片流れ屋根の勾配に添って天井が緩やかに登っていく。リビングの奥に和室。その奥にスキップフロアの寝室。全てが一体となった空間です。
片流れの緩い勾配屋根の平屋の家です。家の中心に円弧を描くスクリーン壁を配置し、つながりながら視界をさえぎる工夫をしました。動線が良いことを強く要望され、家の中心にスクリーン壁・キッチン・食品庫・納戸を配置し、周りを一周できるプランとしました。
片流れの緩い勾配屋根の平屋の家
リビング・和室を見る和室奥にスキップフロアの寝室。その下部に広い床下物入。
リビングよりダイニング・キッチン・和室・デッキを見る
家の中心に円弧を描く木製のスクリーン壁を配置
玄関よりスクリーン壁を見る
リビングよりスキップフロアへの階段・玄関を見る
和室
デッキより室内を見る
片流れ屋根はシンプルな形状なため雪や雨による漏水や落雪のリスクを比較的少なくする事が出来ます。 片流れ屋根についてto be Designed 船坂大樹さんに伺いました。
2方向もしくは4方向に勾配がある屋根を、切り妻屋根(2方向)、寄せ棟屋根(4方向)にというのに対して、1方向のみに勾配がある屋根の事を『片流れ屋根』といいます。
『オオヤネノイエ』がto be Designedとして初めての片流れ屋根の建築です。学生の頃から片流れ屋根は好んでデザインに取り入れていました。 ただ、北海道の市街地において落雪をさせる場所の確保がなかなか出来無いため、勾配屋根自体を設計に取り込む事が現実的ではありません。今回北海道内でも比較的積雪の少ない地域であるとともに、勾配屋根でありながら落雪をさせない屋根材の選択をするところから、片流れ屋根の採用が決まりました。
片流れの勾配は、屋根勾配方向の間口とそこに納まる空間の天井高さによって決まります。またプロポーションによって美しいと思われる屋根勾配は変わってきます。間口が狭い場合は比較的勾配をきつくし、間口が広い場合は勾配を緩やかにします。 『オオヤネノイエ』では比較的間口が広く、低い方のエリアは平屋、高い方のエリアで一部2層という構成のため、勾配角度を緩やかにする事が出来ました。模型で何度も検証し、プロポーションの良い屋根勾配と内部天井高さのせめぎあいで、2.5寸勾配と決定いたしました。
まず第1に、先述のプロポーションがとても大事だと思います。 また、庇を出すのか出さないかによって変わりますが、出すのならしっかり出して屋根を強調したデザインとする。出さないのであれば軒先のディテールをしっかりつめソリッドな形を印象づけるデザインが私の好みです。 『オオヤネノイエ』では前者の庇をしっかり出して屋根面を強調し、1枚の大きな屋根の印象のデザインといたしました。また淀と破風(軒先の水切りと板)のディテールをシャープにする事で軽やかな屋根を印象づけるデザインといたしました。
屋根に関して、特に北海道では雪や雨による漏水や落雪のリスクをいかに少なくするかが重要視されます。 メリットとしては、片流れ屋根はシンプルな形状なため上記のリスクを比較的少なくする事が出来ます。切妻屋根や寄棟屋根に比べると屋根の低い側と高い側の高さの差が大きくなり、比較的ダイナミックな空間構成になります。 デメリットとしては、降雪地方では落雪の問題が考えられます。屋根材の選定によっては雪止めの設置が必要になったり、落雪をさせても問題ないくらい敷地に余裕が必要になります。 また、逆に切妻屋根や寄棟屋根に比べると屋根の低い側と高い側の高さの差が大きくなり、高さ制限のある地域などでは不利に働く場合もあります。比較的外壁面積が大きくなる傾向があるため、内部空間を有効に使う工夫が必要です。
比較的雨漏りの問題が起きにくいため、特別な事は必要ないかと思います。ただし勾配によっては(緩やかすぎると)風の影響で雨水の逆流が起きる可能性もあるので、緩やかにしすぎない。 頂部の納めに関しては、デザイン的にすっきりさせる事と問題の起きない納め方を注意いたしました。
『オオヤネノイエ』では基本的に柱芯から450mmと設定しています。敷地に対して要求された内部ボリュームと隣地境界線からの離れ、模型製作によるプロポーション検証から決定いたしました。 当初は先述の軒を全く出さないソリッドなデザインの検討もしていましたが、外壁・屋根の材料選定の変更により外壁への雨掛かりを可能な限り避けるため、軒を出すデザインといたしました。 中庭に面する南側の開口部に関しては、夏場の日射を考慮して900mm出しています。雁木空間に至っては1650mm出しています。
アスファルトシングル葺きです。北海道では一般的に板金屋根(カラー塗装ガルバリウム鋼板)を使う事が多いですが、比較的積雪量の少ない地域という事と、海岸線から500m以内の塩害地域ということもあり金属系の材料を使いたく無いと理由で選択いたしました。 外壁も同じく金属系ではなく木質系とし、上記にあります軒の出のデザインにも関係してきます。様々な条件を整理する事から、材料選択に始まり形状・屋根勾配等デザインの方向性が決まってくるかと思います。
『1枚の大きな屋根』を表現するべく内部空間の構成をいたしました。大型犬4頭を含む6匹のわんちゃん達が遊べる中庭に対してリビングと寝室・わんちゃん達の部屋を配置し、『1枚の大きな屋根』の下、豊かに暮らせる工夫をいたしました。 その中庭に立つと『1枚の大きな屋根』に穴が空き光が落ちてくる、屋根にぽっかりと穴が開いていて空だけが見える。そんな空間演出をいたしました。 プロポーションに関して、2層部分を出来るだけ低く抑えるため、1階天井高さを低く取れるエリアと2階天井高さをを低く取れるエリアの階高を変え、その間を吹抜に面したブリッジ状のスロープで繋ぐ事としました。それにより片流れ屋根を生かしたダイナミックな空間とする事が出来ました。
↑1階平面図
↑2階平面図
↑断面図1
↑断面図2
↑断面図3
↑断面図4
やはり大事なのはプロポーションかと思います。単純な形なだけに屋根の勾配一つで見え方が全く変わります。 勾配が適正でないと、せっかくのシャープな片流れ屋根が不格好になってしまいます。模型やパース等でしっかり検討していただく事をお薦めいたします。 また内部空間に関しても、ちょっとした床高さの工夫で有効的な使い方ができ、片流れ屋根特有の空間演出が出来るかと思います。
わんちゃんが自由に遊べる空間を確保するため中庭タイプを選択安定した熱空間のため、土壌蓄熱式床下暖房を採用
昨年末に竣工した新築住宅では、建て主さんからのご要望でダイニングに収納家具を造り付けにしました。この家具は、階段とダイニングを仕切る役割りも兼ねたカウンター収納になっています。そしてカウンター天板には、このようなコンセントを設けました。ひとつは通常のコンセント、もうひとつはUSB・AC用になっています。これは建て主さんからスマートフォンやタブレット端末の充電を直接USBに差し込んで行いたいとの希望で、このタイプのコンセントにしました。また、コンセントを使用しない時には、カバーをスライドさせて、スッキリ仕舞うことが出来ます。時代のニーズに合わせて、コンセントも日々進化しています。
ファサード
閑静な住宅地に建つ2世帯住宅(ガレージハウス)高台を活かしたガレージと大容量の中2階蔵収納が魅力。2階建てを6層の床にスキップさせて空間を最大限に活用した。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お蔭様で4件の建築士事務所から御連絡を頂き、その内の1件の方と契約を結び、現在進行中です。 非常に良い方で有り難く思っております。 ...
お仕事を依頼した建築家: エヌスペースデザイン室佐藤 直子様 ...