建築家の設計事例
中高年のご夫婦お二人のお住まいです。 |
■建物を全部変えるのではなく、段階的な再生としました。 |
ー和モダンとフレンチカントリーの2世帯住宅ー |
真言宗の聖地である和歌山県の高野山。 |
愛知県岩倉市の五条川沿いに建つ木造2階建の長期優良住宅です。 |
1、2階はお母様の生活スペースとし、高齢者対応としてあります。 |
元気な奥様が印象的で、家族が大好きなんだな~と感じました。 |
「多様で豊かな生活がイメージできる家」 |
この建築は、4世代4世帯の住居と仕事場、及び賃貸住居3戸からなる複合建築です。家族構成は20代の兄家族・弟・50代の親夫婦・70代の祖母です。高密度に積層する建築の中で、住まいが閉鎖的にならずに広がりが感じられるためには、ゆとりある外部空間が重要です。 |
全体の配置構成として、南東2面道路に面した矩形状角地の敷地条件を最大限に生かすために、敷地奥に吹抜の階段室を兼ねたエントランスホールをコンパクトに設け、そこから各住戸玄関へアプローチし、全ての住戸が扇型状に広がる形で、道路に面したバルコニーへと掃出し窓と、コーナーウィンドウで繋がる、二面採光を |
主要テーマは三つ。一つは、近くのマンションより戻り住む長男家族は、北に隣接する両親主屋の生活を十分に配慮し計画する。二つ目は、主屋周りの既に整った庭園に加えて、深い屋敷林の緑や西側竹林境に沿って流れるせせらぎ(農業用水)等、溢れる自然を出来るだけ害さない。 |