建築家の設計事例

中庭を囲む形で洋瓦の切り妻屋根が数棟繋がった特徴ある形態の木造で、親世帯は平屋建て、子世帯は2階建ての二世帯住宅。息子家族の住居から介護が必要な両親の暮らしをそっと見守れるように考えたコートハウスは防犯プライバシー日当たり通風なども良好です。

敷地周辺は芦川渓谷など山並みに囲まれており、その風情に融けこむような形態や色調の要望に呼応しまた、集会場など地域に開かれた施設としてユニバーサルデザインやバリヤフリーなどに配慮しています。

オーナーの希望は南の庭からの光を十分取入れ、庭と一体になる住まい方ができる住宅でした。庭に面して8帖の広間の茶室を中心に動線を組立てました。賃貸住宅は北側の道路より直接アプローチでき、相互のプライバシーが完全に確保できます。本格的な茶室をつくりました。

敷地にゆとりがあり、南の庭との関係を大切にして間取りを行いました。家事をふまえた動線、花粉アレルギー対策として、南西にランドリーを設けたのも特徴です。

道路と平行に幅が長く、奥行の狭い土地に建つ家です。
1階は道を行き来する人との距離が近くなるので、
メインの生活スペースを2階にしました。
白でコーディネートしたインテリアと背の高い窓の組み合わせは、

南に作った庭よりもどの部屋からも見ることができる中庭案を提案して植物や石の配置もきめ細かく決めて行きました。

旧中山道の風情の残る街区に計画した50代鋼板のご夫婦の対の住まいです。
敷地の中で一番環境のよい南西側にコート(庭)を設け、建物と格子状の塀で囲い、コートに対して大きく開いた計画で、太陽の陽射しを一日中感じることができ、窓を開ければ自然に風が流れていきます。

2階建て木造長屋の店舗へのリノベーションです。
既存建物の2階の床に穴を開け、吹抜けによって上下階の空間を繋げました。
エントランス側に配置した階段が、外部と内部を緩やかに分節します。
既存建物の屋根構造材を露出させました。

色々な特徴のある店舗が集まる裏原宿のブティック。老舗のアパレル会社のブランドショップの一つです。使っていなかった古い木造の倉庫部分を店舗に改造。
20代後半の女性層を狙った店舗。

スキップフロアーにすることにより、借景が楽しめると同時に、連続でありながら空間にメリハリが出来て、依頼者のご希望でもある「広さ」を感じる住まいが実現しました。

鎌倉にて
4つの住まいが横並びに繋がった
長屋形式という建築手法で計画した
住まいです。

設計監理はビオフォムル環境デザイン室との協働
photo by 角悠一郎

大きなボリュームの家を希望されていました。
大きな壁面が単調にならないよう、外壁材の張り分けなどで外観に変化をもたせました。

4人家族のための小さな家。リビングが6帖しかないという狭小住宅ですが、スキップフロアで空間を連続させることで広々としたダイナミックな生活空間を演出しています。

鎌倉の閑静な住宅地らしい落ち着いたデザインとし、バルコニー周りは格子を取り入れ、和風を意識させる。一方内部狭小ながらもLOFT、中庭等変化に富んだ内部空間を目指した。

庫裏とは住職やご家族のお住まいのことで、大抵の場合檀信徒さんがお使いになる座敷や書院、寺務所などを兼用する建物です。
昭和34年に新築され約50年強の風雪に耐え、この度改修工事の運びとなりました。

クライアントの会社が業務に必要な機能だけでなく、永続性や効率、企業としてのアイコンとしてのデザインをどこまで融合出来るか工夫し検討を重ねました。

いろんな悪条件の中、施工会社(各職人)、クライアントと綿密な打ち合わせの上慎重に進められた。
コスト削減は考えられるあらゆる手段を使った。(別途事務所発注等)
毅然とした考え、デザインテーマを貫き、スーパーローコストの中、質を落とさず竣工できた。

「この敷地を買って本当に大丈夫でしょうか?」 とご相談いただいたことから始まったこの計画。

購入を検討されていたの敷地は、南側にはビッシリと住宅が立ち並び、その形状も三角形という条件としてはとても不利な敷地です。

家具と建具を造作材として統一感のある内観とした

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