建築家の設計事例

外壁の材料などメンテナンスにお金がかかる場所にはお金をかけ…自分たちでできる場所とのメリハリをつけた設計ができたと思います。

この家は南北に位置していまして、南側に庭をとっていてほぼ全面が窓になっています。それに対して北側の道路側はあまりオープンにしていません。この構成はよくあるもので、通常は北側には小さな窓が設けられます。それが街並みを規定してしまい閉塞感のある街並みを生み出してしまいます。

当初どんな用途の建物を建てるか検討されていたクライアントと一緒にリサーチをし、シェアハウスを建てることになりました。クライアントの希望する建材や設備機器を設計に活かしながら採用するとともに、シェアハウスの入居ターゲット層に適した空間づくり、家具のご提案もさせていただきました。

スロープで構成された家なので、購入する敷地でそのプランが成立するかどうか?という不安をお持ちだったので、土地探しから購入する際にも建築家としてアドヴァイスしています。

この住宅は、夫婦と2人の子供の為に設計された。

中庭のある家、子育てに適した家、予算内できっちり仕上げる家、新しい生活、プライバシーを確保できる家をつくりました。

高台の見晴らしの良い敷地であり、その展望を最大限に取り込むよう設計しました。設計を進める段階で、外からの視線を配慮する為現地にて様々な方向からの見え方をお施主さんと一緒に確認を行い、開口部の位置を決定していきました。

交差点の角という厳しい音の条件をいかに居住空間に適した空間に仕立てあげるかということが最大のポイントでした。
その為にデザインとしても特徴的なアールのコンクリート壁が交差点側の音を盾のようにシャットし、南側の川辺に光と風を取り込む計画にしました。

自邸の庭を、子育ての為に開放したいと強い先生の希望でした。どのような形で実現させるか相談を受け、作庭家・環境アドバイザーさんとコラボし実現しました。四季折々の植栽に、湧水を利用し池を作りホタルも飛び交う環境作りを進めています。

家族3人のための住宅です。
敷地形状は長辺37mの直角三角形に近い形状であり、この特徴のある敷地形状をいかに読み解くかがPLANの鍵となりました。

駅から程よい距離の住宅地です。奥に細長い立地と、敷地周辺に高さを違えて散在する環境要素を取り結ぶべく、敷地をおおらかに昇り降りしながら回遊できるお住まいを提案しました。

一階をコンクリート造とし、二階は木造としています。これは将来の増築・減築に容易に対応できる構造で、家族構成の将来における予知できない変化に対応できる形式だと思います。また環境負荷を低減するために外壁はすべて遮熱塗料仕上げとしています。

森の中の敷地に、ゆったりとくつろげる住まいをご希望。
庭や周辺の環境と連続した空間になるように心がけ、素材も無垢材、石、左官、和紙などの自然素材のみで作り上げています。

「ハートホーム宮野」はサービス付き高齢者住宅、特別養護老人ホーム、ショートステイの機能を持つ高齢者住宅の複合建築です。

風が流れるオープンなLDKで愛犬とゆったり過ごす 豊かな暮らし。
家族の絆が深まる快適空間は 
将来のライフスタイルの変化も考慮した フレキシブルな空間のある住まいです。

山口市内に建てたケアハウス、グループホーム、デイサービスステーションの複合建築物です。私自身の以降の高齢者施設設計の原点となるアイデアが詰まっています。敷地が農業用水で分断されていたことから、行政と水利権者への説明会を開いて移動させるとこができました。これにかかる申請業務も私達で行いまいした。

敷地は一画が300坪前後のゆとりある別荘地にあり、南側に小高い山(大室山)が見え、北東側には海(初島)を臨みます。現在の住居は過密した工業地帯の中にあるので、ここでは週末住居として自然を充分に味わうための別荘としています。また、幼稚園や保育園の研修所としても使用できるものとなっています。

既存の建物の持つ雰囲気を尊重しながら、老朽化した設備関係の刷新を中心に、派手な操作を避けて計画しました。
20帖の広間は部屋を明るくしたいとのご希望から壁に白い珪藻土を塗り、天井と床は既存の仕上げ材を磨き上げ、補修するにとどめています。

リビング、愛車の居場所、屋外テラスの床をすべてコンクリート土間とすることで、それぞれを連続させながら全体を一つにしています。愛車を眺めながら食事をしたりくつろいだり、愛車を感じながら暮らすことができます。

2014年3月、大規模木造の体育館を建設した。これら建築群は、学園の目指す元気な子ども達の育成のため、すべて木造でつくられた。体育館は、県産材を利用したスパン17メートル×27メートルのトラス組みとして、ミニバスケットボールコート1面を内包する。

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