リノベーション|建築家の設計事例

窯業の街、岐阜県多治見市。小さな工場のある小さな町の一角。ご夫婦2人だけの終の棲家。

既存の鉄筋コンクリート造2階建ての住宅を構造体のみ残し、鉄骨造で3階を増築しました。
奥さんが車椅子の生活をおくっているため、通院を容易にするようスロープを設置し、

長く狭いアプローチの奥にある、閉鎖的な旗竿型の敷地に建つ木造2階建の住宅の周囲には、南側の僅な余白を残し、隣接建物がぴったりと囲んでいた。既存建物は、内部も小さく間仕切られ、昼間でも真っ暗に近い。また、幾度かにわたる改修や増築の跡も多く見られた。

1階は店舗になっており、改築前の2階にはダイニングキッチンと浴室、洗面トイレ、8畳の和室があり、暗い廊下を介して繋がっており、3階の個室3室と4.5帖の和室も中廊下で繋がっていました。

ご夫婦の家として、大き過ぎる建物の一部を取り壊してボリュームを小さくしました。
その上で間取りを整理して使いやすくて明るく広々とした住宅へリノベーションしました。
また、ちょうどリビング前の庭に地面から1mほど突出した既存のコンクリート堀車庫を使って

南側の広々とした庭を囲む、L型の平屋の住宅。
リビングと子供室をウッドデッキでつなぐことで、いつも家族の空気を感じることができます。

木組み・土壁の家

既存家屋のもつイメージ(外観デザイン、素材)を損なわないように、既存と同じ仕上げを採用した。1階は親世帯、2階は子世帯とそれぞれの生活を分けつつ、プライベートな中庭とテラスでお互いの様子を感じれるように配慮した。

慶応3年以前に建てられた築後150年の古い民家の再生と一部の増築である。

主に地域の木材を構造材や仕上げに使い、自然素材を使った内外装

水回りを壁面の中におさめるため、玄関側とバルコニー側の奥行きに変化を持たせています。また、ユニットバスを撤去し、ユニットシャワーとしました。

ページ

リノベーション|建築家の設計事例 を購読