自然素材|建築家の設計事例

100周年(2012年)を迎えるための教会の増改築計画。
・耐震・防火性能を現行基準に合せること
・平面を現代の礼拝様式に合せること
・バリアフリー
・礼拝堂内の通路・付属室、事務所の拡張

開放性とプライバシーの適度なバランス。

外壁や内部主室もオリジナルの塗り壁仕上げ、杉板の下見張りや和紙張り、敷き瓦など昔から日本の住宅に使われてきた仕上材で構成されています。外壁・梁や柱にも及ぶ大規模な工事になりましたが、家に愛着を持った3世代が共に住み続けられる家に生まれ変わりました

築30数年となる木造2階建て住宅のリノベーションです。
もともとはご両親が住まわれていたこの住まい、子世帯に孫が生まれたことをきっかけに、2世帯住宅として一緒に暮らすことができないかと計画が始まりました。

市街化調整区域
野菜直売所
とんがりやね
地域密着

地下1階~3階建て・鉄筋コンクリートと木造のハイブリッド。
希望イメージを叶えるべく、何度も何度も詳細に打合わせし『ご提案』しました。

「パーキングも庭して、アプローチ空間を豊かに!」「カーテンを閉めずに庭を楽しめる様に格子雨戸を採用!」「寝室、クローゼット、洗面、浴室はワンセット!」「添い寝が出来る寝室に!」「家の中心は食に有り!プロトタイプなLDKから茶の間スタイルへ!」「無垢床材、漆喰壁等自然素材で家造り!」「生活空間に

旧家屋はクライアントの父が建てたもので、外装や間取りなどご希望とはかなり違い、床下井戸の始末も不十分なものでした。
しかしながら、持山から切り出した欅材は思いがあり材料再生、新築工事となりました。

南面にご両親のお住まいがあるため、敢えて対面する面には大きな窓を設けず、ハイサッシで外光を取入れました。2階に広めのテラスを設け、木製ルーバーで祭礼時と敷地内のご両親の住まいと、緩く区切り、プライバシーを保ちつつ外部との繋がり、採光を確保しています。

高低差のある敷地で、敷地の前に大きく広がる桜並木をどう取り入れるか。またオフシーズンの季節をどう楽しむかということでした。

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