二世帯住宅|建築家の設計事例
この建築は、4世代4世帯の住居と仕事場、及び賃貸住居3戸からなる複合建築です。家族構成は20代の兄家族・弟・50代の親夫婦・70代の祖母です。高密度に積層する建築の中で、住まいが閉鎖的にならずに広がりが感じられるためには、ゆとりある外部空間が重要です。 |
敷地が、JR宇都宮駅近くの商業地域にあり、もっと大規模な計画(賃貸部分を設けるなど)とすることも考えておられましたが、必要最小限の規模とすることになり、周辺の大きな建物に囲まれながらも、敷地全体に余裕を持たせる配置計画となったことが、この環境において魅力的な建物になったように思われます。 |
家の真ん中に光庭と呼ぶ中庭があり、別棟ガレージのある、自然素材・和モダンの共有型二世帯住宅のコートハウスです。光庭のまわりをぐるりと回れ、光や風が各部屋を通り、光庭や吹抜階段を介して、互いの世帯に気配を伝えます。親世帯寝室へ直接入れるバリアフリースロープもあります。 |
敷地周辺は、新しい住宅が少しずつ増えているが、まだまだ、畑も多く残る静かな環境である。 |
建ぺい率を目一杯使い切り、2階賃貸住居を1フロアで4室確保 |
住宅密集地の中で外観は閉じつつも、中で楽しく暮らせる家として、 |
建物は西陣地区の少し南に位置し、美容室を営む、店舗併用二世帯住宅です。 |