二世帯住宅|建築家の設計事例

交通量の多い道路に面しており、騒音・視線の遮断を考慮し、「2世帯が集う明るい寛ぎの空間」が要望でした。
梁・柱だけではなく、なるべく無垢の木を使う事により温かみのある寛げる空間に成っていると思います。

「2014年住まいの環境デザイン・アワード LiVES賞」

■家の採光は密集地のため、光庭を家の中央につくり、ガラスの屋根からの天空光が、吹き抜けのスノコデッキやスノコブリッジを通し、一階にまで届くようにしています。
■2階床には防音シートとALC板を敷き、1階の母親の部屋に2階の音が伝わりにくいようにしています。

平面がアルファベットの ” L” の形をしているので、
このお住いの名前は、” L” House になりました。

この建築は、4世代4世帯の住居と仕事場、及び賃貸住居3戸からなる複合建築です。家族構成は20代の兄家族・弟・50代の親夫婦・70代の祖母です。高密度に積層する建築の中で、住まいが閉鎖的にならずに広がりが感じられるためには、ゆとりある外部空間が重要です。

築30数年となる木造2階建て住宅のリノベーションです。
もともとはご両親が住まわれていたこの住まい、子世帯に孫が生まれたことをきっかけに、2世帯住宅として一緒に暮らすことができないかと計画が始まりました。

 親子二世帯、総勢7人が住む二世帯住宅です。この住宅では大き目の階段ホールを設けました。

 二世帯住宅では親世帯と子世帯をいかにゆるやかに仕切るか、ゆるやかにつなぐかがテーマとなります。

玄関に設けたシューズクロークは常に玄関を美しく保て、そこに設けられた建具には姿見の鏡が仕込まれています。また、台所近くに設けられた脱衣所からは直接 物干場に出られるようになっています。ウッドデッキになっているので段差もなく安心して行き来可能です。

敷地が、JR宇都宮駅近くの商業地域にあり、もっと大規模な計画(賃貸部分を設けるなど)とすることも考えておられましたが、必要最小限の規模とすることになり、周辺の大きな建物に囲まれながらも、敷地全体に余裕を持たせる配置計画となったことが、この環境において魅力的な建物になったように思われます。

ー和モダンとフレンチカントリーの2世帯住宅ー
建物外観と親世帯の住まいは和モダン、子世帯の住まいはフレンチカントリーとテイストが全く違う、平屋建の完全分離型2世帯住宅です。

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