建築家の設計事例

3方向道路の恵まれた立地。
南の道路側は大きく開き、
光と風が惜しみなく流れ込む快適な空間。
内装材や断熱材、すべてに自然素材を
使用した健康住宅。

沖縄県で設計したコンクリートと木の素材感溢れる住宅です。

ペット共生アパートメント
真っ白な外観
真っ赤なエントランス
オートロック
1LDK
二階木造
北側道路

撮影:小林達実

スキップフロアの平屋の住まいです。広い畑の中に建てられるため、平面形状を正方形として、対角線を南北軸に合わせることで、4面全てを採光可能としています。

当物件の土地は広大な農地の住宅地。周辺は純和風住宅の多い地域であり、調和と存在感をコンセプトにデザインしました。2世帯住宅の一部2階ですが、間取り等はほぼ平屋と同等。リビングを中央に配置し、家族が集まるリビングとしました。

1998年に独立して初めて依頼された住宅です。当時、健康住宅という言葉も自然素材も一般的でない時に
設計した住宅です。外壁は土や小石などを配合して独自の掻き落とし左官壁を作りました。

敷地は密集した住宅地で、西側からアプローチする旗竿状になっています。建物は幅3.5間、奥行き3.0間あまりのシンプルでコンパクトな2階建の住宅です。

旗竿敷地に建つ2世帯住宅です。特殊な敷地形状に左右で完全に分離した2世帯住宅を長屋形式で計画しました。中庭を挟んでそれぞれのリビングが90度向きを変えて接しています。

建物の中心の居間が暗くて荷物置き場のようになっていてすみっこに暮らしていた。設計で大切なことは家族の中心を建物の中心に持ってくることと考え広いダイニングリビングキッチンとした。

都会暮らしのご夫婦が退職を機に、ご主人の懐かしい生家を終の棲家として暮らせるように、耐震補強と住宅設備の充実は当然ですが、寒くて暗い古民家を、暖かくて明るく、開放感があって、それでいて懐かしさがこみあげてくる優しい住宅にリノベーションしました。

とにかく建物の仕様をシンプルにし、納まりもできるだけ明快にすることを心がけました。特に、二階の床材は国産杉三層パネル「Jパネル」を採用しましたが、これを一階の天井にあらわしで使うと同時に二階の床の仕上げにしました。要は厚板一枚で二階の床ができています。

設備とインテリアの調和

天井のアルミ格子は30×30と細い部材を用いることで、カラビナやS字フックにも対応させました。部屋を作り出す素材をテント生地にしたことで、壁と布の中間的な仕切りを作ることに成功しました。夏には蚊帳を吊るしています。

想いの詰まった計画に+αのデザインを加えた住まい

これまでの医療建築は、清潔感と信頼感がデザインソースであったが、今は完全にそうとも言い切れない。この建築は白いパッケージに山野を彩る代表的な色をランダムに配色し、窓は室内空間から必要とされる場所にのみ設けた。プランとしては医療建築のオーソドックスな平面計画としつつも、主張する建築となった。

「間取りで決めました」と言ってもらえました。
デザインは一緒に納得いくまで検討し、進めてこれたと思います。

3世代が繋がり、旧家の柱を再利用することで昔からの繋がりを持たせました。

建て主さんの考えていらしたプランを極力生かし、外観や、内部の意匠は、できる限り本格的なつくりを実現することに努めました。材木は、一緒に実際に見に行き、安心していただきました。駐車スペースは、最後まで迷っていらっしゃいましたが、庭を優先し、小作りな待合と門によって、茶庭が充実しました。

リビングの開口部(2.3m×4.8m)に木製ペアガラスサッシを採用し、豊かな広がりを得ている。
フローリングはメープルとクリ、壁は珪藻土と紙クロス、天井はサワラと紙クロスなどを使用している。

愛知県の犬山城へと続く本町通りから少し外れた敷地に建つこの住宅は、どことなく城下町にある「蔵」の雰囲気を感じさせています。四角い箱から三角状に切り落とした部分を玄関ポーチと兼ねることでシンプルで印象的な外観としました。内部は1Fを共用スペース、2Fをプライベートスペースとしています。

二条城近くのラグジュアリーホテル。
京都の伝統美と現代美の融合を意識した和モダンな館内は、和紙と間接照明を効果的に取り入れたことで、全体を柔らかな光が包んでいる。

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