住宅|建築家の設計事例

高低差1.5mほどある敷地で軟弱地盤。
一般的なハウスメーカーがするような雛壇形成して建設するのではなく、道路面からそのままアクセスできるように建物1階は半階地面に埋まっている。

この物件は付き合いの大工さんからの依頼です。ただ、いつもであればある程度の方向性が決まっているのですが、今回に限っては何も決まっておりませんでした。また特に要望もありませんでした。ですので、これを依頼者の満足できるものにすることが大変でした。

小さな家ですが、それぞれの居場所を工夫して、いろんなシーンが想定できる楽しい住まいになるように工夫しています。

エレベーターでバリアフリー、一番眺めのいい3階を母親のスペースに。
収納部確保のため中間階の2.5階をロフトにした。

お客様は50代の方で、賃貸マンション住まいから一戸建ての住み替えでした。ご夫婦お二人でお住まいの事で将来的にのんびり住めるように、ゆとりの空間と木の温もりが感じられるお住まいをご希望でした。

施主が家具職人のため、彼の制作した家具を生かせられるような素材を選んだ。薪ストーブもオリジナルでデザインし作りました。

実りから得られる食を大切にする、大家族の住まい。

辺りは田園広がるのどかな地域、長年住まわれた母屋の建替えです。
この地方の慣習的な間取り”田の字”を基本に、木組みを追求し進化させ、木の文化を復活させます。

木組み・土壁の家

キッチンは、奥様にショールームに行っていただきましたが、気に行ったメーカーがないため、
すべてオーダーキッチンで作りました。完成度が高く、非常に満足されています。
床は大理石を使い温水床暖房を併設しているため、夏は涼しく冬は暖かい住まいになっています。

敷地の南北側には2階建ての住宅が隣接しています。東側には隣家の庭として空いたスペースがあり有効利用を考えられますが、3階程度の建築物が建つ可能性も検討すべきだと考えました。道路を挟んだ西側は新しい3階建て住宅と郵便局がありなかなか窓を開けられる環境ではありませんでした。

私は、依頼者のお話を伺うことを楽しみにしています。
Coo Planning がどんな実績を残してきたかを説明するより、
まずお会いした際、依頼者のお話を伺うことからはじめています。
お話を伺った上で、私に何ができるかを考えることをはじめています。

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