建築家の設計事例
車椅子を常時使用するご主人と、介護をなさる奥さまの老夫婦の家です。設計するに際してご主人の症状や奥さまの具体的な介護の動きを理解するため、お宅へ泊り込んで一緒に生活しました。介護、家事のために、徹底的に回遊動線を導入しています。常時車椅子使用のため、段差の解消、スロープの設置を徹底しています。 |
キッチンのレイアウトを工夫してリビングから流しが見えないよう工夫しました。耐震性を確保するために壁に筋交い等の補強を可能な範囲で入れ、腐っている土台等の入れ替えをしました。底冷えしないよう、温水式の床暖房に。狭い玄関には置けなかった自転車やケージを置ける広めの土間をレイアウトしました。 |
・住宅地の高台で前面道路と2m程レベル差があり、南に抜けのある敷地での計画です。 |
敷地はゴルフ場に面して分譲された170坪の土地です。周りには会社の役員や芸能人などの富裕層の豪邸が建ち並んでいます。そこに夫婦2人だけの家の設計を頼まれました。ご主人の実家は山武杉の山を持つ林業家で、ご本人は古い平屋の日本家屋にお住まいでした。 |
北・東・西の各面に流れを持つ屋根が重なり合い、建物北東部分には独立した図書館を配置し、静かに読書や仕事をすることができ、リビングの吹抜け部分に面した小窓からはLDKで生活している家族の様子も窺えるようになっている。 |
このリノベーションに求められているものは、あまり上質ではない数寄屋風の原形をことごとく消し去り、その対極にあるようなテーマ「ハワイ」を出現させる事が求められている。 |
京町屋に住んでいたときに寒さ対策に悩まれていたので、フローリングを暖かい無垢の杉を使いました。リビングキッチンには水に強い栗の木を採用してガス床暖房を入れました。リビングや寝室の窓には2重サッシを入れました。 |
前面道路が建物と海との間に存在することで外部からの視線処理に時間をかけました。道路に面したピロティ上部が浴室の為、風呂からの景色は絶景であることが条件ですのでそのバランスが難しかったです。 |
江戸時代に建てられた、築 200年以上経つ商家の、大規模な耐震リフォーム設計を手掛けました。 |
スペースの有効活用をするため玄関は1ヶ所ですが、階段の向きを変更して玄関から直接それぞれの生活空間へ分離できる動線計画とし、2階にキッチンと浴室を増設して、それぞれの世帯が独立した生活ができるようにしました。 |