建築家の設計事例

この家は太陽熱温水器を使った、給湯と温水暖房システムが組み込まれています。
最初は太陽光発電も視野にいれておられましたが、費用対効果と温水暖房の気持ちよさをお伝えして、太陽熱温水器による省エネ住宅にしました。

急坂の前面道路との高低差を処理するための高基礎を兼ねた車庫のうえに、ほぼ平屋建ての建物をのせています。敷地内の岩盤や既存建物を避けるため「く」の字のように途中でクランクしたワンルームになっています。クランク部分に設けたデッキでは、高台からの広々とした景色が望めます。

1.5mほどの高低差がある土地の場合、擁壁を設けた上に建築することがセオリーだと思いますが、それでは擁壁に費用がかかり、建物にかける費用が減ってしまうので、法面(斜面)をつくってブロックにて土留めをすることでコストダウンを図りました。

地上2階建ロフト付の木造住宅です。

限られた敷地の中で、2つの外部空間を立体的に組み込み、内部空間との連続性により実空間よりも広がりを感じる建物となっています。

厳しい敷地条件の中、プライベートな空間を確保しながら各部屋を吹抜けで繋ぎ、LDKに大開口を設けることで狭さを感じないのびのびとした空間をつくりました。

大阪市西区京町堀に計画したレトロなオフィスリノベーション(改修工事)です。周辺は靭公園のすぐ北にあるため、緑や風がとても心地良く、環境としてとても素晴らしい立地です。そこに「カフェのようにおおらかで落ち着ける空間」をコンセプトに設計しました。

内外コンクリート打放しを基本に各階にメリハリをつけた設計を心がけた
屋上で畑をやりたいという要望からどの階からも屋上へアクセスできるように配慮した
コンクリートと木の2種類の素材のみを使って内装をシンプルに考えた

借地であるので、解体時にコストがかからない、杭工事、本体構造を選定しました。癒され高級感のあるインテリアデザインは、間接照明とカラーコーディネートで表現し、室内には土足で入らない様にして清潔感を出しました。

木造2階建+地下1階RC造の住宅です。

東尾道店をベースにしながら、ロケーションを検討した結果、全体的にブラッシュアップを行う事になりました。
対象となったのは、お客さんが直接接触する椅子・テーブルのグレードアップ、素材としては独特の存在感を持つ「大谷石」の採用でした。

落ち着いた居間の空間に吹抜けと立体的に楽しめる動線を造り、光や風と共に子供の声が降り注ぐイメージを取り入れています。
オリジナル左官、秋田杉、和紙などで仕上げています。温水暖房機による床下暖房は堀炬燵の熱源として使う事もできます。

この土地の大きな欠点でもある約3mの高低差を利用して、容積緩和が受けられる総地階とし、
要望である3台分の駐車場、大型バイク2台、自転車5台を無理なく収容できた点。
東住戸地階は隣地の承諾により敷地境界沿いにドライエリアを設ける事により、地階でありながら、

セルフビルドのためランバー材(杉40X120)を釘着で重ねて柱や梁を造る工法を採用しました。この工法は軸組み工法ですがほぞやほぞ穴をのみで加工する必要がなくプレカットを必要としません。仕口や継ぎ手も在来のような加工が必要ありません。ただ桁と梁の仕口には接合金物を使用します。

・敷地には、東側と南側に戸建て住宅と2階建てアパートが隣接しています。しかし、周囲には2階建て以上の高さの建物が無いことから、家族の中心になるリビングダイニングを2階に配置し、高窓から光を取り入れる計画を考えました。

下町のおおらかに流れる川の隣の立地です。敷地に平行して緑化護岸、車道、植栽帯、歩道、中川が高さを変えながらストライプ状に並んでいます。これらと内部の様々な居場所からの視点を効果的に結びつけるために、水平軒下空間や水平パノラマ開口を設けました。

「土間」「薪ストーブ」「十和田石とヒバのお風呂」・・・・どれもこの土地、家で時間を楽しむアイテムで必修アイテムとなりました。ローコストでまとめる為にも自主工事部分も多岐に渡りましたが、なかなかの出来栄えです。

南濃町の高台に建つ木造2階建住宅です。
三角形の屋根と板張りの外壁に景色を見るためのかわいい出窓がアクセントとなっています。

細かいところまで拘った内部空間は、家具やキッチンを造作し素材に統一感があります。

フロイデ彦島はグループホーム(18室2ユニット)とケア付き老人ホーム(個室48室6ユニット、内2室が夫婦対応)の居住施設に、地域施設(デイサービスセンター、地域交流スペース)を複合させた施設です。

幼稚園園舎の耐震性が不安とのことから、改修を提案したプロジェクトです。既存天井を取り除き、明るさと、木のぬくもりとともに、梁の力強さも感じられるインテリアとしています。

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