建築家の設計事例
この住宅は、諏訪で7年に一度ある御柱祭に当たる年に依頼に見えました。諏訪地方には、御柱祭の時に造作をすると家が傾くと言い伝えがあり、その事を非常に気にされていました。そこで御柱祭を逆手にとって、祭りと同じように四本の柱を立てその神域をすまいとしたものです。 |
敷地は閑静な住宅地で約49坪の広さがあり、北西の角地で南北方向に長く僅かに南側が狭い形状になっています。 |
瀬戸内の温暖な気候に寄り添う住宅になるよう |
駐車スペースからのアプローチをゆっくりと確保し、その導線上は植栽などで |
寝室・お風呂・洗面所を1階にまとめ、2階に高天井の開放感のあるLDK。 |
古くて良い部分はそのまま残して再利用し |
老朽化し漏水する外壁をどうするかが最大の課題でした。1、2階は重いラスモルタルを撤去しガラスとアルミパネルで軽量化しつつ、3、4階は既存の壁に上に金属サイディングでカバーしました。露出配管はある程度整理して必要な管を覆うような位置でサイディングやパネルを施工しました。 |
4枚の建具を引込めば、1階は土間も含めた一つの空間となります。 |
山間地のお医者さんの住まいです。 |
「足して引く」 |