建築家の設計事例

約40年前に建てたプレハブ住宅の改装工事です。
当初、建替えの予定でしたが、構造部材が一般のプレハブ住宅より肉厚で亜鉛メッキ処理も良好でしたので、社会のサスティナブル指向や諸事情を鑑みて改装としました。

切り妻の単純な家型をしたボリュームと、その半分のボリュームからなるこの二つの家は、中庭を挟んでひとつになっています。

ペットの安全性確保、匂いやペットトイレの問題、程よいスケールのペット居室、滑りにくい床材等
ペットが快適に過せる様々な工夫が満載の家です。

施主がこだわりを持っているだけに、当方もでティールに気を使いました。予算的にも十分になく、まして施工業者が変わったのでコストが必要以上にかかりました。ただ、材料など安く仕入れる関係を知っておられたようで、その面はお任せしたことでデザインに集中できました。

建て主様のお家に対してのイメージを形にしていく作業が主でした。
ダイニング上部の吹き抜けなども利用しながら、自然の通風が抜ける過ごしやすい空間になりました。
また仕上げ材を自然素材にこだわって、かなりな健康住宅に仕上がりました。

沢山の患者様が集ることを予想して、出来る限り室内を広く開放感のある印象を保つように心掛けました。はじめのプランは様々な案をご用意し、院長先生の使い勝手をトコトンまで突き詰めたプランが選ばれました。詳細に至りましても、最後まで使い勝手を確認検証し、ひとつひとつ作り上げさせていただいた医院です。

韓国内にてシャニー社が手掛けるベーカリー店舗のデザイン開発

「雨水を再利用する、環境共生住宅」の大きな特徴は、雨水を100%再利用するところにあります。敷地に降り注ぐ雨水の大半は、まずビオガーデン(自然の要素を積極的に取り入れた庭)に溜まり、ソーラーエネルギーによって建物の東西を循環します。

変形した土地を逆手にとった配置で日照を確保し、散策路のようなアプローチ動線で敷地を繋ぐ計画です。建主待望の薪ストーブ、その余熱を床下から全体に循環させるシステムを採用しています。土間は残土を配合した三和土風仕上で、建主家族による自主工事です。

空間スタジオが設計監理し建て主自身も工事に参加して完成したハーフビルドの家です。居住性とコストを建て主と一緒に追求した暖かい家です。

・主人がゴルフ好きなので「倶楽部ハウス」の様、外観はユニークでありながら安定感をもたせ、内部は無垢材の太柱を使い、構造骨組みが見える大空間を実現、夫婦が育った旧家を偲ばせる、自信作の1つです。

国内の 安価な建材を 利用して いかにヨーロッパ風に 見せるか

外観内観は、やさしく強くというデザイン。
外壁は4種類の仕上げ材の組み合わせで、内部はほぼ全て珪藻土仕上げ。

軽井沢の穏やかな別荘地に建つ、定年を迎えた夫婦+猫のための小さな住宅です。
敷地は、北方向に下った傾斜部と、平坦部を、緩やかに流れる小川により分けられており、微かに聞こえる水の音、木々のせせらぎの心地の良い、とても安らぎのある場所です。

様々な人の意見を取り入れる事がもっとも難しく、誰しもの悩みでした。

四方を住宅に囲まれた敷地に建つ、夫婦+子供1人(将来的には2人)のための住宅です。
設計に際して、南に面した住宅により、南からの日もあまり望めないため、東庭の手法を取り東からと南(部分的に平屋とし、南からの日も入る)の日を取り込めるコの字型の中庭のプランとしました。

親世帯、子世帯、それぞれに設置されているインナーテラスでは、観葉植物の置場、風雨にさらされる出入りのサンダルの置場所に使われたり、小雨くらいでは、窓を開け放して風を入れて過ごすなど、この緩衝帯は、半外部であり外と内の折り合いを付けてくれるようなスペースとして期待しています。

混構造ならではの設計・施工方法に悩みました。

敷地のもともとの高低差を活かした眺望に優れた住まいとなる様、計画しました。

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