建築家の設計事例

この建物は元は、ここの地域の学校の給食室として使われていたそうで、その後約50年ほど前にこの地におじいさんの手によって移築され馬小屋を 経たのち近年は農機具庫として使われてきたそうです。
今回のリノベーションにおいては

ただ綺麗にするリフォームでなく、住む方が望む形を考え造り出します。
当然のことながら、資金計画等も現場が進行する中で何度も調整を行います。
施工が見える現場を意識し、壁の仕上げなどは施主様と一緒に行いました。

◇敷地の有効利用で賃貸面積と部屋数が最大確保できたこと。
◇店舗の使い勝手にも工夫があって、使いやすいこと。
◇自宅の広さ確保やプライバシ-に配慮した部屋配置としたこと。

コンクリート打放しの外観。
一際目立つマンションです。

奈良県天川村の木を使用。天川村へ同行して、伐採祈願祭を行い、実際に木を伐採体験してもらった。もちろん、その木は使われている。
 

2世帯住宅は建物が大きくなる傾向があるため、将来負担になってくるメンテナンスに対応するため外壁や屋根には維持管理のしやすい建築材料を選びました。2世帯住宅は設計が特に難しい分野で、同居することが家族の幸福につながることが大前提となります。

車4台を入れることは至難の業でしたが、高低差を利用してうまく処理することができました。
搭のような階段室と玄関ホールを、新たに挿入することによって、全体の構成がうまくまとまり、建築主の要求に応えることができました。

京都のもうひとつの文化、伝統と革新の空間。スギ板を型枠に使い、ネガティブな木造建築を表現。

狭小地に2世帯で暮らすために、スキップフロアを採用しました。
階段を建物の中心に据え長方形の平面を4つのブロックに分け、立体的に配置する事でそれぞれのプライバシーに配慮しながら室を多く確保出来、拡がりのある快適な居住空間を実現しています。

・銀座の街並みからも、店内の雰囲気が感じられるようガラス面の開口とし、スチールの縦格子で視界をさえぎる。
・入口の扉は、平面上角度をもたせ、古材の扉を再利用した。
・床材は大理石の予定を中止し、モルタル(墨)の素材感を優先した。

東京都あきる野市にある週末住居住宅です。(環境共生型住居)
現在、施主であるご夫婦は東京都心近郊に住み、それぞれ職業をもっておられます。
週末の休みの日をこの武蔵野の自然の中で楽しみ、将来定年退職したらここに定住する計画です。

現代の茶室
株式会社七葉は「抹茶」という切り口から、「新しい日本のカタチ」を世界に発信している会社である。
09年10月現在で27店舗を展開する”和カフェ”である。
良質の抹茶を、抹茶ラテなど現代的にアレンジしたメニューで提供している。

土地を購入した当初から、この地に個性のある家を建てたいとのご希望でした。廻りはホワイト系が多いので、外壁は黒!これは決まっていました。シンプルである事、採光を十分取り、明るく暖かい家。奥様のお仕事のネイルサロンを併設しますが、プライベートとは完全に分ける事。これが条件でした。

今までのお店を継承しつつも、違和感の無い改修を心がけました。

敷地は充分な広さがあるのですが、建蔽率が30%と低めであることをどう活かすか?
を考え抜きました。建物が小さく見えるのでは?といった懸念もされていましたので
間口一杯を使い、建物と一体に見える門をあしらったり、見る人に奥行きを意識させる

小学生の娘さんが二人いらっしゃる、若いご夫婦一家の家造りに参加させていただきました。

実りから得られる食を大切にする、大家族の住まい。

辺りは田園広がるのどかな地域、長年住まわれた母屋の建替えです。
この地方の慣習的な間取り”田の字”を基本に、木組みを追求し進化させ、木の文化を復活させます。

木組み・土壁の家

敷地形状より南東にプローチを兼ねる前庭を作り、それを囲むようにそれぞれの部屋を直列に配置しました。そして第一の要望である育児や家事の時間短縮が可能な動線を実現しています。

東京建築賞 共同住宅部門 優秀賞を受賞。
共用廊下と室内の土間とが一体的に連続するような設えとし、狭小でありながらも広がりを感じられる計画とした。

将来も入居率が高い差別化された単身者向マンションの設計(ベッドルーム付ワンルーム)・外装塗装はフッ素樹脂系土塗壁調くし引仕上を採用

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