フルオーダー・自由設計の注文住宅を建てたいあなたへ
ハウスメーカーの自由設計とは?
自由設計というキーワードを広告に掲載しているハウスメーカーは多いです。
しかし、ハウスメーカーの場合、実際には自由設計と言っても使用する建材などは標準仕様の範囲内で選ぶという場合が多いです。
もちろん、追加費用を払えば標準仕様以外の建材を使うことも可能ですが、その場合はかなり割高になります。
ハウスメーカーの言う自由設計というのは「間取りは自由になります」くらいの意味と思ったほうがいいと思います。
それではフルオーダー・自由設計の家を建てたいという場合はどうしたらいいでしょうか?
「自由設計」「フリープラン」というキーワードの広告に注意
「自由設計」「フリープラン」というキーワードを使って新築建売住宅や建築条件付き宅地を販売している不動産会社も多いです。
そのような建売住宅・建築条件付き宅地を購入して
・自由設計のはずなのになかなか思い通りにならない
・希望通りのプランにするとオプション費用がかさむ
・解約しようとしたら違約金を請求された
などの場合があるそうです。
「住宅のプランは契約をしてから決めればいいので、とりあえず契約を結ぶ必要がある」
などと言われる事例が多いようです。
住宅の請負契約を結ぶ際には間取り・仕様・価格などが決まってからにすることをおすすめします。
大阪府の公式サイトの上記のような事例を紹介したページがあります。
興味のある方はご覧ください。
要注意!「自由設計」「フリープラン」をうたう契約のトラブル
フルオーダー・自由設計の注文住宅の注意点
- 予算をはっきりさせる
予算がはっきりしないまま、ハウスメーカーや工務店に問い合わせをすると、あなたが住宅ローンを組める最大限の予算で家を建てることになりがちです。
できればファイナンシャル・プランナーなどに相談して無理のない予算を立てることが大切です。 - 設計者とのコミュニケーション
自由設計であるため、自分がどのような家に住みたいのかを設計者に伝えることが必要です。
そのため、設計者とのコミュニケーションを密に行い、イメージを共有することが重要です。
ハウスメーカーの場合、営業マンが設計を行ったり、設計者と直接、打ち合わせができない場合もあります。
できれば建築家に直接、設計を依頼することをおすすめします。 - 将来の増改築も考慮する
間取りは、家族構成やライフスタイル、将来のライフプランに合わせて検討する必要があります。将来の増築や改装の可能性を考慮することも大切です。
ハウスメーカーの場合、型式適合認定という制度を使っていることが多いため、、他社では増改築の際に確認申請が通らない可能性が高いです。
その場合、新築の際に依頼したハウスメーカーに依頼せざるを得ないことになります。
比較検討がされない場合、価格は相手の言い値となり、高くなりがちです。 - 土地を購入する場合は事前に専門家に相談する
土地の形状や地盤、法規制など、注文住宅を建てる上での土地の条件を確認することが必要です。
建築基準法や都市計画法などの法規制にも十分に注意してください。
購入前に建築家に相談していただければ、アドバイスすることが可能です。
土地探しの段階から建築家に相談するメリットは下記をご覧ください。
土地探しの段階から建築家を活用するメリット
- 土地を購入する場合は予算のバランスに注意する
土地を購入して、注文住宅を建てる場合は土地と建物の予算のバランスも重要です。
不動産業者はできるだけ高い土地を売りたいため、不動産業者の勧める土地をそのまま購入する事はやめてください。
高価で広い土地を買ったために、建物の予算が少なくなってしまう場合があります。
事前に建築家に相談して、土地と建物の予算のバランスを考慮した上で最適な土地を購入することをおすすめします。 - 特殊な条件の土地の場合
狭小地、変形地、傾斜地など特殊な土地の場合は、ハウスメーカーでは対応が難しく工事費が高くなってしまうことがあります。
そのような場合はぜひ建築家に相談することをご検討ください。 - 施工会社の選定
施工会社を選ぶ際は、実績や技術力、保証内容などを十分に検討することが必要です。
また、施工中のコミュニケーションや工程管理、施工後のアフターサービスなども重要なポイントとなります。
建築家に設計・監理を依頼した場合、詳細な図面を作成した上で各社から見積もりを取ることができます。
品質を確保した上で比較検討することが可能になります。 - 建築基準法や法規制の遵守
注文住宅を建てる際には、建築基準法や法規制を遵守することが必要です。
これには、耐震性や断熱性などの基準をクリアすることも含まれます。 - 完成後のメンテナンス
注文住宅の完成後も、定期的なメンテナンスが必要です。
外壁や屋根、水回りなどの設備機器など、各部位の点検や修繕を行い、長期間にわたって住み続けるための環境を整えることが大切です。
極端なローコスト住宅はメンテナンスに費用がかかる場合がありますので、ご注意ください。
ほんとうの意味でのフルオーダー・自由設計・注文住宅を建てるなら施工業者から独立した建築家に依頼することが大切
工務店・ハウスメーカーは設計と施工を同時に請け負います。
設計・監理などは社内の設計部門の担当者が行います。
自由設計・注文住宅と言っても、少なからず施工部門の得意な構造・工法・建材・仕様などを考慮しながら設計を行う必要があります。
建築家は設計・監理のみを受託します。
依頼者の立場に立って、設計・監理を行います。
構造・工法・建材・仕様なども依頼者の希望に沿って設計していくことが可能になります。
本当の意味での自由設計・注文住宅を建てるには施工業者から独立した建築家に依頼することが大切です。
建築家に設計を依頼する場合、下記のような点を心配される方が多いようです
フルオーダー・自由設計の注文住宅を建てたいなら建築家に設計を依頼するのがおすすめ
フルオーダー・自由設計の注文住宅を建てたい方は建築家に設計・監理を依頼することをご検討ください。
建築家に設計を依頼する場合、下記のような点を心配される方が多いようです。
下記のような心配は不要です
建築家に依頼する際に下記のような点で心配される方が多いようです。
費用が高くなる
建築家に依頼すると設計料の分だけ高くなると思っている方がいらっしゃるようです。
しかし、下記のような理由で必ずしも高くなるとは限りません。
- ハウスメーカーでも内部に建築士がいて設計などの作業を行っています。
そのための費用は必ずかかっています。 - ハウスメーカーは多くの営業マンを抱え、大量の宣伝広告費用を使って集客を行っています。
そのような費用も住宅の価格に上乗せされています - 建築家は少人数の事務所で、宣伝広告に大きな費用をかけることはありません。
- 建築家に設計・監理を依頼した場合、複数の工事業者から見積もりをとって一番安い工務店を選ぶことができます。
- 複数のハウスメーカーから見積もりをとって比較する場合、もともと違う家を比較するだけなので「安かろう悪かろう」という結果になりがちです。
建築家に依頼すると詳細な設計図を作成し、その設計図で見積もりをとって比較するので一定の品質を保った上で価格を比較することができます。
そのため、どちらが高くなるかはその都度比較検討してみたいとわかりません。
比較検討した上で設計依頼するかどうかを決めていただければ結構です。
相談しただけでお金がかかる
相談しただけでは料金を取る建築家はほとんどいません。
当サイトの建築家依頼サービスを利用すれば、事前にかかる費用を確認することができます。
プランを作成しただけでお金がかかる
プラン作成は有料の場合と無料の場合があります。
プランを依頼する場合は事前に有料か無料か伺ってから依頼するようにしてください。
奇抜な設計になる
多くの建築家は奇抜な設計よりも住みやすい住宅を設計することを心がけています。
当サイトでは建築家の設計事例も掲載していますので、建築家を選ぶ際の参考にしてください。
小さな住宅など設計してくれない
当サイトの建築家依頼サービスには小さい家を建てたい方からの投稿も多いです。
小さい家をてがける建築家も所属していますので、ぜひ投稿してみてください。
断熱や構造などの基本性能が悪い
多くの建築家は断熱性能や構造強度なども十分に確保する設計を心がけています。
住宅性能表示制度を使えば、住宅の性能を把握することができます。
土地がないと相手にしてくれない
当サイトの建築家依頼サービスに投稿することで、土地がなくても建築家に相談することができます。
土地探しの段階で建築家の意見を聞くことで、土地選びの失敗を防ぐことができます。
建築家依頼サービスの料金
建築家依頼サービスは会員建築家が支払う参加料で成り立っています。
そのため、一般の方は無料でサービスを利用することができます。
なので、参加していただいた建築家には誠実な対応をお願いいたします。
注文住宅が得意な建築家一覧
当サイトに住宅の事例を掲載している建築家を紹介します。
実際にはもっと多くの建築家が注文住宅を手がけています。
愛知県 愛知県名古屋市近郊の設計事務所です。何年住んでも飽きない、愛着の増す建物づくりをめざします。設計監理はもちろん、建設資金の借り入れ、コストプランニングのご相談も承ります |
福岡県 ウチとソトとの関係性を大切に、敷地のもつ力を最大限に引き出す設計を心がけています。 |
福岡県 建物づくりとは建築物という「形」をつくるだけではなく、その空間によって生まれる『生活スタイル』や、そこで過ごす『時間』、『家族の絆』や『感情』、『感覚』までも創造していく事だと思います。 |
注文住宅の設計事例一覧
当サイトには多くの建築家が登録しています。
当サイトの建築家と建てた注文住宅の事例を紹介します。
画像 | 設計事例の名称 | 建物の紹介文 |
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傾斜地の家 | 住居専用地域で防火の制限や、傾斜地の規定、道路斜線制限などがある中、「無垢材の使用」や「オーソドックスな切妻屋根」「必要最小限の居室」などご希望を可能な限り実現した、施主と共に作り上げたミニマムハウスです。 | |
ナガヤネ ー 長い屋根と土間の家 ー | 敷地が細長い形であったこともあり、全長約20mのなが~い1枚屋根で家族の様々な生活シーンを緩やかに繋ぐオープンでシンプルな平屋の家を提案しました。 | |
市崎の家 | この家はプラン依頼を頂いた時、すでにお施主の中では間取りが決まっていました。しかし、私だったらこう考えますよという提案をさせて頂いたところ、それを気に入って頂き、全く違うプランで進める事になりました。 |
注文住宅関連の依頼事例一覧
このページでは建築家相談依頼サービスの依頼事例のうち、住宅というタグのつけられたものを表示しています。
タイトル |
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I‐0007、注文住宅の設計・監理をお願いしたい(高知県) |
I-0006、注文住宅の設計・監理をお願いしたい(富山県) |
I-0005、分譲住宅の建築確認取得をお願いしたい(千葉県・埼玉県・東京都) |
I-0004、注文住宅の設計・監理をお願いしたい(千葉県) |
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お断りする場合でもプライベートメッセージなどを使って連絡いただければ幸いです。
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・設計士に依頼すると高くなるとは限りません
・リフォームでも依頼可能です
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