愛犬は人の言葉を話すことのできない4本脚の個性的な家族・前田敦計画工房 前田敦さん


 
「愛犬は人の言葉を話なすことのできない4本脚の個性的な家族である!」という視点で犬と暮らす家の設計に取り組んでいる前田敦計画工房 前田敦さん。
犬と暮らす家について前田敦計画工房 前田敦さんに伺いました。

お話を伺った建築家

 

ユーザー 前田敦計画工房 前田敦 の写真
東京都港区白金2−1−1 パセオ三光坂408
03-4500-2410

犬と暮らす家を手がけたきっかけがあれば教えてください。

 
国内に設計事務所が多数存在する中で弊社のアピールポイントは何だろう?と考えました。
 
動物達に何故だか好かれるところはひとつの才能でもあるし、子供の頃の愛読書は動物図鑑。
在籍したのは飼育委員(いきものがかり)。
今でも息抜きに出かけるのは上野動物園というほどの動物好きなので、これらを活かすにはペット共生住宅だと思ったわけです。
 
なかでも身近な愛犬と暮らす家を手始めに手がけることになりました。
 

犬と暮らす家を設計する上で注意している点を教えて下さい。

 
技術的にはいろんな手法を駆使しますが、「愛犬は人の言葉を話なすことのできない4本脚の個性的な家族である!」という視点で設計に取り組んでいます。
 
たとえば、家族に脚の不自由な方がいらっしゃったら、当然そのことに配慮した設計をするのと同じことなんです。
 
愛犬だって家族なんだから差別してはダメですよね(笑)
 

 

犬と暮らす家の間取りで気をつけていることを教えて下さい

 
人と愛犬の動線や視点の違いがとても重要なポイントです。
 
愛犬達の安全、家財の保護、来客対応等を配慮すると動線を分けることも必要なことです。また、人と体長の異なる愛犬達に快適な空間の大きさについて最適な空間を用意するようにしています。
 
特に空間の大きさについては、我々が通常慣れている天井高さというのは、小型犬にとっては体育館のように感じてると思います。そんな広い空間で落ち着いて眠ることはできないです。
 
マリー・アントワネットだってベルサイユ宮殿の高い天井の下では天蓋付ベッドで眠っていたように、落ち着ける空間の大きさというのがあります。
 
そんなことを意図して創った空間に、引越し時に何も教えることも無く愛犬が入っていったときは嬉しかったですね。 
 

犬と暮らす家の床材でおススメがありましたら教えて下さい。

 
 床材のポイントは3つあります。
 
1)滑りにくいこと
2)ソソウに備えて防水性能があること
3)傷がつきにくい、もしくは傷がついても容易に取り替えられること
 
以上のことから、
 
フローリング等に塗布するフロアーコーティング材の「愛犬の床」
グリップが効き、取替も容易なタイルカーペット
 

「スロープの家」では愛犬達が家中を自由に走り回れるような工夫があるそうですが、どのような工夫ですか?

 
Mダックスフンドは個性的な体型のために、人が普通に使う階段ではヘルニアになってしまうことが多いようです。トイプードルも関節が堅いので階段の利用は好ましくありません。
 
そこで考えたのが家中をスロープで立体的に自由に回遊できる家を構想しました。
 
二つに分けたブロックをスキップフロアーで構成して、それを繋ぐようにスロープで半階ずつ昇降することによって、階段のない家が可能になります。
 
これは愛犬にはもちろん、人にも優しい家になりました。
 

スロープの家

犬と暮らす家のリフォームも引き受けてもらえますか?

 
もちろん 大歓迎です。
 
現在も古い中華料理の建物をリノベーションして、ペットサロン併用の愛犬・愛猫と快適に暮らす家の設計監理を手がけているところです。
 

猫と暮らす家も手がけているそうですが猫と暮らす家の場合はどのような点に注意していますか?

 
猫の場合は基本室内だけで飼うことをお薦めしています。
 
野良猫からの感染、交通事故等を考えると、愛猫のためにもそうしてあげることが思いやりです。
 
室内だけの生活で退屈しないように、立体移動の場所を用意してあげたり、トイレは人目から離れた場所に用意してあげたり、爪とぎの場所も必要ですね。
 
逃亡や転落を避けるためにも網戸はステンレス製にして破損を防ぐことも忘れてはいけません。
 

猫と暮らす家

犬と暮らす家を建てたい方になにかアドバイスがあればお願いします。

 
繰り返して申し上げることになりますが、「愛犬は人の言葉を話なすことのできない4本脚の個性的な家族である!」という考え方を共有できる建築家に相談することが大切です。
 
愛犬との飼い主の関係もそれぞれの家庭によって異なります。
 
そんな関係を話し合いの中で形にしてくれる建築家とスクラムを組んで家づくりを楽しんでもらいたいですね。
 

前田敦計画工房 前田敦さんの犬と暮らす家・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
スロープの家

スロープで構成された家なので、購入する敷地でそのプランが成立するかどうか?という不安をお持ちだったので、土地探しから購入する際にも建築家としてアドヴァイスしています。

スキップフロアの愛犬家住宅

ペットの安全性確保、匂いやペットトイレの問題、程よいスケールのペット居室、滑りにくい床材等
ペットが快適に過せる様々な工夫が満載の家です。

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