ごはんやさんキモリ
農業用倉庫を改装した和食レストラン。
隣接していた納屋を解体して出来た中庭を眺めながら、食事ができる。
シェフの奥さんの実家(母屋、納屋、蔵など複数棟からなる農家住宅)で独立開業をするにあたり、店舗併用住宅にリノベーションしたいが、どこの部分をどう工事すればよいのか分からない。
・古材をできるだけ利用したい
・厨房のレイアウトにはこだわりたい
・好みのインテリアのイメージ写真を取集しているので参考にしてほしい
同じ町内に住んでいることから相談した。
会って話をしたところ、予算や要望に沿ったデザインをしてくれると思えた。
道路に面する農業用倉庫を店舗、敷地北端の物置を離れ住宅とし、それらに隣接する2階建て納屋は解体した。納屋の跡地は中庭とすることで、各棟の独立性と採光や通風を確保した。
解体した納屋の丸太梁や床板等を使って店舗の家具を作ったり、古い建具を再利用するなど、新旧部材を織り交ぜた。
農業用倉庫という、暗くて閉鎖的であったデメリットを解消しつつ、広くて高い内部空間をもつメリットをいかし、明るく開放的で、どこか懐かしさを感じられる空間を生み出した。
おかげさまで長年の夢をかなえることができ、お店も順調なスタートを切ることが出来ました。
住宅の方もとても快適です。
ありがとうございました。
工事初期段階の写真。
中央の2階建て納屋を解体し、中庭とした。
右手の倉庫を店舗にコンバージョンした。
店舗入り口。
看板は奥さんの手作り。照明器具も奥さんのチョイス。
入り口引戸は、解体した納屋に使われていた木製ガラス戸。
外壁はシラス台地の「シラス」を原料とした「そとん壁」。
店舗のレジカウンターは、土蔵に眠っていた「長持(ながもち)」を利用して製作。
内壁は、敢えて色ムラが出るよう配合された薄塗しっくい壁。
中庭の目隠し塀は、解体した納屋の床板を再利用したもの。
カウンターも、解体した納屋の梁を使って制作した。
テーブル席がある部分は、かつて牛小屋だった。
土間には床暖房の温水配管が施されている。
のどかな農村の風景を眺めながらゆっくりと会席料理を楽しめる。
テーブルも解体した納屋の部材を使って制作した。
離れ住宅部分、LDK。
梁下が2mもない、低い物置小屋であったが、屋根裏・床下空間を最小限に抑え、居住性を確保した。
延べ17坪の小さな住宅の広い玄関土間。
正面はシューズクローク。
建築家に設計を依頼するメリット・デメリット
建築家に設計を依頼しなくても、設計施工を一括で請け負ってくれる業者はたくさんあります。
なぜ、あえて建築家に設計を依頼する必要があるのでしょうか?
建築家に設計を依頼するメリット・デメリットは下記のページをご覧ください。
▼建築家に設計を依頼するメリット ▼建築家に設計を依頼するデメリット
建築家相談依頼サービス・最近の相談依頼事例
建築家相談依頼サービス・目次
建築家紹介センターでは建物を建てたい方にお近くの建築家を紹介する建築家相談依頼サービスを行っています。
建物について相談・依頼したい方はぜひ、下記のページをご覧ください。
建築家相談依頼サービス・目次 |
---|
建築家相談依頼サービス・トップページ |
建築家相談依頼サービスの流れ |
建築家相談依頼サービスの特典 |
建築家相談依頼サービス・お客様の声 |
建築家相談依頼サービスの料金 |
建築家相談依頼サービス・最近の相談・依頼事例 |
建築家相談依頼サービスのよくある質問 |
建築家相談依頼サービスの安心安全宣言 |