等々力の家

●設計事例の所在地: 
世田谷区
●面積(坪): 
64坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

等々力、区の保存樹の下、アプローチは手前からのみである為曲線でソフトに迎える。
道路斜線を大屋根で包み込みポーチの屋根を吹き抜けとしコンクリートによる重厚さを軽減。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

前面道路が私道につき地主との関係、解決後の建設が条件
時間はかかったが円満解決。スタイルはお任せ。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

大手建設会社の社員が店舗掲載の雑誌を見て叔父にあたる施主を紹介してくれた住宅。
そのお店で雰囲気を味わいながらいろいろとお話をし数日後に依頼された。
「話が合い素敵な住宅ができそう、地主との交渉から全てお任せ」とのこと

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建設に当たり常に地盤をチェック。当地は地盤調査の結果コンクリート杭を採用。 道路より多少敷地が落ち込んでいる関係上湿気を嫌い鉄筋コンクリートを選択、その分杭の必要性が増した。
施主はお客さんが多く1階にアトリエ、2階にLDK、浴室、洗面トイレ、3階に各個室の構成となっている。竪動線による機能分離とした。

依頼者の声: 

「初期投資は高くついたが杭を打ったことにより揺れが少ない、安心していられる。」
 「使いやすい、住みやすい建物である。」「周囲は住宅で目線の心配があったが食堂は天窓から、居間はガラスブロックや正面、脇から光が入り外からの目線の心配はない。」

その他の画像: 

ポーチはコンクリートのクールさを避け木の暖かさを赤レンガと呼応。
上部は吹き抜けとし青空、雲の流れ、雨の降りざまを見上げることができる
自然を感じる空間。

乳白のガラスブロックが強烈な西日や目線を避け心置きなく憩える場所となっている。
居間と食堂とは一体空間で広さを感じる時と隠し扉で区画することが可能であり客人が
居間にいる時は階段ホールー厨房ー食堂へと動線は完全分離している。

食堂の光は連続天窓と脇光線より入射し外から目線はシャットアウトされている。
落ち着いた食事空間確保。

設計者

ユーザー 一級建築士事務所 中原建築研究所 中原照雄 の写真
オフライン
Last seen: 1ヶ月 1週 前
登録日: 2024-02-15 11:18

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