大江の家
南面の外壁・庇が大開口を中心にすり鉢状な凹の形状は、冬の低高度の太陽光をより多く全体に取り入れることができ、また夏の高高度の太陽光と西日を遮断し風を取り入れることができるように、庇の勾配・外壁の勾配・窓の大きさ・位置・形状を設計しています。
冬は寒さを感じない「あたたかい」住まいを第一の計画とし、夏は風が抜け涼しい住まいを希望されました。
また明るく、広がりを感じれる空間がほしい。
今後の生活スタイルを考慮し、バリアフリーで設計してほしい。
基本1階をメインに計画し、子供部屋だけを2階に計画してほしい。
数回の打ち合わせの中、「親身に相談に乗ってもらい根気よく、親切、丁寧な打ち合わせであることより、今後付き合うことができる」と判断されたため
依頼者の建て替えの一番の希望は、冬は寒さを感じない「あたたかい」住まいを実現することです。そこで、この家の骨格は、メインの画像の説明文の内容のように年間を通し大胆に太陽光・風と心地よく付き合える家となっています。また北側のプライベートコートは洗濯干しスペースでもあるため、年間を通して太陽光が降り注ぐような屋根の形状となっています。素材は、住空間の熱負荷対策を第一とし、気密・断熱効果の高い発砲断熱材を使用しながら、肌触りが心地よい小国杉のフローリング・階段・手すりを使用しました。この住まいは、この土地の環境を利用した天然のエコ住宅です。
去年の年末にお伺いし、寒さについてお聞きしたところ、「晴れた日は、日中太陽光が部屋の奥まで入り心地いいです。1階LDK+和室と2階のブリッジ・プレイルームの吹き抜け空間は、エアコン4台あるんですが、1台しか使っていません。それも使わなくてもいい日もあります。先ほどまでおられたお客さんが来られた時床暖房入れてるの?と言われました。(笑)」とのことでした。ちなみに夏は、太陽光は逆に入らない以外は、上記の内容と同じことをおっしゃられていました。
北側の外観。北側のプライベートコートは洗濯干しスペースでもあるため、年間を通して太陽光が降り注ぐような屋根の形状となっています
LDKより南を望む。窓の外は、屋外デッキへとつながる。上部はブリッジで両側に2階書斎と2階プレールームがあります。
LDkより北を望む。LDK+和室でその先は、プライベートコートとつながります。コートの塀の高さは、向かいに大学の校舎があり、その視線が干渉しない最小限の高さにしています。
洗面脱衣室よりキッチンを望む。家事動線をスムーズに行うための配置としています。床の仕上げは、水対策のためPタイルを張っています。
LDKからブリッジを望む。目の前は木組みのディスプレイです。
キッチンよりLD・ブリッジ・書斎を望む。
2階ブリッジを望む。向かいには、プレイルームがあります。
プレイルームよりブリッジ→書斎を望む。
2階書斎。本棚は、1・2階からのディスプレイ棚にもなる。
1階の大収納ゾーン。奥行は約8M(4.5間)でLDK+和室に各々接している。
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