ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 さて今回は、照明器具の第2回として、ペンダントライトを取り上げます。食堂などで食卓の上に吊るして使うことが多い器具です。とても温かみがあって家庭的な雰囲気が醸し出されるので、好きな照明器具の一つです。ここで気を付けたいのが、器具の取り付け高さです。ペンダントライトは多くは傘の中に光源があって、この光源が目に入らない高さで、かつ座ったときにお互いの顔が隠れない程度に吊るすことです。あまり高いと、光源が目に入りやすくなりますし、低すぎると邪魔な感じがします。私共では床から1350mm程度にすることが多いです。この高さですと食卓の上でちょうどよい感じになります。写真は、お客様が持っていらしたスパンレッグテーブルとセブンチェアに合わせて、同じアルネ・ヤコブセンのデザインしたペンダントライト(AJロイヤル)を選んでいます。取り付け高さは床から1350mmです。この器具は取り付けるとテーブルの位置も決まってしまいますので、設計段階で入念な家具のレイアウトをして、なおかつ現場で再確認することが大事です。

「古民家×再生」:住み継ぐ家

●設計事例の所在地: 
岡山県岡山市
●面積(坪): 
75坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

「古民家×再生」:築後95年の古民家再生
◇かなり傷んでいた古民家の再生です。
 (安易なリノベ-ションではなく)
◇土葺き瓦、シロアリ被害、老朽化・・・数々の課題を克服
◇伝統性を生かし、家族の思い出と家の歴史の継承
◇備前の古瓦を再利用し、「古瓦・枯山水庭園」を作庭

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・古いが、この家を残せないか
・老朽化、シロアリ被害に対処して欲しい
・これからの生活も、少し改善して欲しい

依頼者があなたに依頼した決め手: 

◇施主の「真の意向を理解」して取り組んだこと
◇「古きを生かし、新しきを馴染ませる」計画提案としたこと
(似非古民家にしないでこの民家の良さを引き出す)
◇様々な課題を解決し「思いのこもった再生」ができたこと

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

■建物を全部変えるのではなく、段階的な再生としました。
「①保存・再生部分②改修部分③増設部分」
◇①建物の老朽化への基本的な対応②設備への基本的な対応③快適な生活への基本的対応
 ④コストへの基本的対応⑤保存・再生への基本的な考え方と対処方法に理解をいただきました。
◇建物を残すだけでなく、”家を継承してゆくという家族の思い”が設計者と共有できたこと。

依頼者の声: 

■建物を全部変えるのではなく、
①保存・再生部分②改修部分③増設部分に分け、各所の連続的な設計としたことで「全体が違和感のない住み継ぐ家」となりました。
◇屋根の歪み、屋根の軽量化、耐震正確保、雨漏り改善、シロアリ対策等の「種々の課題克服ができ完成」にこぎつけました。
◇給排水、電気配線、通信環境等の設備インフラとキッチン・水回りのへの対応で「快適な生活」になりました。
◇備前で焼かれた”古瓦を再利用した「枯山水庭園”に日々、気持ちを新たか」にしています。
(以上、施主談)

その他の画像: 

「玄関」

「玄関」正面の明かり窓

「玄関」

「和室」保存部分

「増設部分」

「古瓦・枯山水」庭園
・”経てきた時間と生きた自然”とが醸し出す、一福の絵画のような景観です。
・”白砂青松”の瀬戸内海をイメ-ジした「枯山水庭園」
・かつて備前で焼かれた希少な古瓦を再利用しています。
・裏山を庭の景観として、借景に取り込みました。

「古瓦・枯山水庭園」
・種々の古瓦、サビ砂利、オカメ笹、前庭のスギゴケなどで、瀬戸内の海と島影、渦潮をイメ-ジして作庭しました。
・瀬戸内海の”潮の流れと凪の穏やかさ”を庭にデザインしています。

「軒先巴瓦」

「前庭から移植されたスギゴケと古瓦」

板橋小茂根の家

●設計事例の所在地: 
東京都板橋区
●面積(坪): 
26
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

2階リビングです。南に開口を設け、窓まわりに縁側のような机コーナーを設けています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

外断熱、オール電化をご希望いただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「家の中の縁側」
敷地は角地の建ち、南側道路敷地の反対には公園が立地しています。敷地隅切り部反対側には桜の木があり、春になると満開の桜が咲き誇ります。そういった周囲の環境に対し、リビング・ダイニングの配置された2階部分には角地の形状をなぞるように大きな開口部を穿ちました。
この開口部まわりには一続きの机コーナーをしつらえ、窓まわりの溜まりの空間としています。ぼんやり周囲の景色を眺めたり、家事をしたり、子どもの勉強をみたり…。この場は、外との連続を意識した縁側のような空間でもあり、内部での生活行為に伸びしろをつくる空間でもあります。
建築の仕様としては、外断熱通気工法、エコキュート採用によるオール電化、床暖房の採用等、環境やランニングコストにも意識を向けています。

その他の画像: 

外観昼景

外観夕景

窓まわり机コーナー

キッチン前

玄関前

寝室

階段

街並み

水回り

子ども部屋

I-1590、店舗併用住宅を新築したい(神奈川県)

ユーザー うみ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
鎌倉市
依頼内容: 

お世話になります。
当方、神奈川県鎌倉市内に店舗併用住宅を新築したいと考えています。土地はありますが、狭小地なので3階建てローコスト住宅を希望。おおよその土地条件等は以下の通りです。予算面など厳しい条件が多いのですが、親身に相談に乗って頂ける建築家の方いらっしゃいましたらよろしくお願いします。
 
鎌倉市 約12.2坪 準防火地域
建蔽率80%・容積率300%
近隣商業地域(準防火エリア)・現況:更地
神奈川県内及び近隣の方で、お会いしてご相談頂ける方を希望。
 
1階を店舗、2-3階を居住エリアで屋上付きの建物を希望。予算は1,500万円以内のローコスト住宅。鎌倉景観地区でもあり予算的なこともありますので、外観などシンプルなデザインで構いませんので予算重視でお願いできれば助かります。狭小住宅に強くよいアイディアやアドバイスを頂ける方、ぜひご連絡下さい。よろしくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日、ブログでチラッとご紹介した、階段の手摺。
昨日、取り付けはじめていました!

親柱、子柱の曲線を描いたラインが
何とも美しくて、優雅な雰囲気を創りだしてくれます。

手をかける笠木も、丸みを帯びた断面なので
とても握りやすい。
見た目以上に、使い勝手がよいのもいいですね。

華奢に見えますが、床とはアンカーでしっかりと固定
されているので、ぐらつきはありません。
安心ですよ。

もちろん、このままの色ではなくて、
床のウォルナットに合わせた色で着色予定。

シックな雰囲気になってくれます。

ちょうど玄関ホールの吹き抜けに、
この手摺がある様。
想像すると、ワクワクしますね。

外回りも順次進んでいます。

こちらは、LDKに面した出窓部分。

台形の出窓というカタチも素敵なのですが、
それに、モールディングが取り付くことで、
より表情豊かな感じになっています。

ちょっとしたことなのですが、
結果は、全然違う感じになりますね。

こちらは、窓周りです。
今回は、窓周りにも、しっかりとモールディングを回しています。

左右はフラット。
上下は、凹凸のある形状です。

このサッシにフィットするサイズを指定して、
製作取り寄せしています。(しかも海外から)

何もない窓に比べますと、華やかな感じになりますね。

今回、洋館ということで、モールディングを採用したり、
しっかりと装飾を取り入れています。

ただ、ゴテゴテになりすぎないよう、
スッキリとしながらも、華やかさを損なわない程度で
採用をしてます。

そのスッキリさが、ほどよい上質さを実現してくれるんだと
思っています。

シンプルなデザインが主流の中、
こういった、装飾を取り入れたデザインは、
とても素敵な魅力を放ちそうです!!

仕上がりが愉しみです!!!

「シンプル×モダン」市街地の住宅

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
45坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

◇シンプルでモダンな市街地の住宅です。
◇プライバシ-を守りながら外光をトップライトなどから取り入れています。
◇光と灯:昼と夜の計画的な光の演出行っています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・隣接する建物に影響されない明るさの確保
・シンプルで快適なインテリア
・予算内で建てられるように

依頼者があなたに依頼した決め手: 

◇敷地を有効利用したこと
◇日照、採光、通風が十分な平面計画としたこと
◇コスト管理を行い、予算内で計画できたこと

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

◇隣地状況、敷地条件が厳しくても、有効な敷地利用が提案できたこと。
◇予算を抑えながらも、魅力的な住まいとなったこと。
◇建物とインテリア、照明・家具等・カ-テンまでト-タルにコ-ディネイトしたこと。
◇各所に魅力的なデザインが組み込まれていること。

依頼者の声: 

「施主談」
・機能的で、魅力的なインテリアになりました。
・キッチンもおしゃれで楽しく調理ができます。
・来てくれる友人が増えました。
・家族が家で過ごす時間が増えました。

その他の画像: 

「玄関ポ-チ」

「玄関」
・シンプルで美しいホワイトガラスのエントランス

「玄関ホ-ル」の光窓
・”窓ではない” 壁から外部の光が魅力的に入ってきます。

・建築化照明で光の演出が楽しめるリビング、ダイニング

「ダイニング」・「キッチン」
・窓と吹抜け上部から心地良い光が降り注ぎます。

「ダイニング」
・上部からの自然光が、家族団欒の食事を楽しくしてくれます。

「キッチン」
・機能的で明るく、収納力の高いキッチン

「階段」
・上り下りの楽しい階段ステップ

「モダン和室」
・気分転換や接客の場として活用されています。

「モダン和室」インテリア
・照明もインテリアと一体でデザインされています。

ユーザー 栗原正明建築設計室 栗原正明 の写真

下記のウェブログに記事を掲載しています。
"masaaki times" (マサアキ タイムズ)
http://msak.seesaa.net/

床面を傾斜地に合わせる・眺望の良さを生かす

床面を傾斜地に合わせる

 
傾斜地に木造住宅を建てる場合、傾斜地の一番低い部分に基礎を作ると基礎が深すぎてコンクリート造の部分が大きくなりすぎます。
 
そこで1階の床面の高さを傾斜地に合わせることで基礎工事を少なくすることがあります。
 
床面を傾斜地に合わせるためには、間取りと断面計画を同時に進めて無理のない計画をする必要があります。
 
下記では床面の高さを傾斜地に合わせた住宅の事例を紹介します。
 

LIC 山本建築設計事務所の「傾斜地の平屋」

 

 

 
LIC 山本建築設計事務所の「傾斜地の平屋」の敷地は山のすそ野の自然豊かな傾斜地でした。
山本さんは造成をすることなく、この傾斜に合わせてスキップフロアにしています。
こうすることで各部屋から南の果樹園との距離感がとても近くなり、室内の空間にも広がりが出来ます。
造成をしない分費用的にも負担が少なくなります。
 

木の家プロデュース 明月社の「猪名川の家」

 

 
依頼者は建てる前から「傾斜地を活かして、造成費をあまりかけない」というご希望があったそうです。
木の家プロデュース 明月社の山岸さんはスキップフロアにして傾斜地にそって建てています。
 

更田邦彦建築研究所の「多気の住宅」

 

 
多気の住宅の敷地は小高い山の中腹傾斜地にあります。
依頼者からは「構造的に安全であること」「日当りが良くない敷地において建物全体が明るい内部空間とすること」などが求められました。
 
更田さんは傾斜地に応じて、半地下ー1階ー中2階ー2階が連続するスキップフロアの構成にすることにしました。
その全てのフロアに天空からの光を行き届かせる「光室」と呼ぶ中庭のような半外部的な内部空間を設けることにしました。
 
光室からの光で家全体が明るい空間になっています。
 


眺望の良さを生かす

 
傾斜地のメリットのひとつは眺望がいい土地が多いということです。
眺望の良さを最大限に活かすことで、平地では得られない開放感を得ることができます。
下記では眺望の良さを生かした家の事例を掲載します。
 

DENアーキテクツ一級建築士事務所の「那須の家」

 

 
敷地は那須の平野を一望にする約20度の傾斜地にあります。
愛犬と一緒に暮らすための家です。
 
1階は犬舎・車庫・倉庫としてRC高基礎を利用していています。
住居部分は高基礎内側より階段で上ります。
眺望をできるだけ確保するために1階部分を高基礎として、居住者のアイレベルをできるだけ上げるようにしました。
土地は那須の別荘地ですが、冬場はかなり寒さが厳しいため、大きな開口を設けた分できるだけ家の断熱性能を上げるようにしています。
 

KAZ建築研究室の「那須の週末住宅」

 

 
敷地は道路より最大で12m程度上がっている傾斜地でクヌギ・コナラなどの落葉広葉樹林。当面は週末住宅として住まい、将来はこの地に永住するというクライアントの希望を踏まえた住宅です。
 
1階は土間・個室・水回りを配し、2階に周囲のロケーションを楽しめるリビング空間。
1階土間は薪ストーブを中心にワークデスクも備え多目的に利用できる落ち着いた空間となっています。
2階はたくさんの友人を招いてゆったりと過ごせるオープンなリビング空間です。
 
リビング中央の大きな吹抜けは、1階の気配と共に薪ストーブの暖気を伝えてくれます。
また1・2階にはそれぞれロケーションを楽しむ屋外デッキを備えています。
 

かわつひろし建築工房の「Y.M.P」

 

 
自然公園内の別荘地に建つ住宅です。
道路より低い位置になる西側面は極力、窓を設けず、海岸を見下ろす東側に大きな開口を集中させています。
大きな窓とバルコニーからは海を眺めることができます。
 

(有)TAM建築設計室の「百景楼-海の別荘」

 

 
敷地は伊東市街、相模湾を望む高台にあります。
築造年数のかなり経過した前後の擁壁を考慮し住みての安全を確保するために1階部分をRCとし、安全性と経済性のバランスを取りました。
 
1階がRC造のため耐力壁が軽減され大きな開口が可能となりました。
内部からアルミサッシが見えない納まりにしています。
 

水谷嘉信建築設計事務所の「大開口から八ヶ岳が一望できる別荘|蓼科高原の家」

 

 
敷地は八ヶ岳が一望できる林の傾斜地です。
7mの大開口からは八ヶ岳やアルプス山脈が一望できる快適な別荘です。
レッドシダーの床材が内と外をつなげます。
内と外との気配や空気感によって、内外の境界がなくなり空間を一体化してくれます。
 
依頼者の希望も「雄大な風景と建物が一体になり、その風景にとけ込む様にしたい」というものだったそうです。
7mの大開口は建具を全て引き込むことができるようになっています。
 

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

外構工事は、概ね本体建物が終わったころに
はじまりますが、資金の余裕がないとなかなか
そこまで目に留めにくい部位ではあります。
今回のお題は、防犯砂利ということです。
人が歩いた時に踏む砂利の音で不審者が敷地内
に無断ではいったかどうか知らせるというものです。

敷地に撒かれた砂利を化粧の美化として見せ、
そしてどう防犯的な機能をもたせることができるか、
そのことについて当事務所が行った事例
を交えて情報提供いたします。

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

近年、住宅は防犯意識が高まり、閉鎖的な家が大きくなってきました。
家の裏側に、入り込まれると、防犯することが難しくなります。
防犯灯などは、深夜動物の通過で、点滅するなど近隣に迷惑を
かけます。防犯砂利は、人が歩くと、音がかなり気になります。
泥棒の抑止効果があります。但し、庭が広い場合、風で飛ぶ場合が
ありますので、注意が必要です。防犯砂利は、数種類の色があり、
また、軽いので、自分で工事することも出来ます。
防犯砂利をまく前に、雑草防止シートを敷いてからにしてください。
砂利のみの状態では、雑草が生えてきて、かなり見苦しい感じに
なります。防犯砂利は汚れやすいので、土の庭の隣は、色の付いた
砂利にする方が、良いと思います。白い砂利の場合は足跡が残り、
人の入った形跡を確認出来ます。
防犯砂利はあくまでも、防犯には、補助的なものですので、窓や、
ドアの防犯機能を高める方が効果があると思います。

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