I-0573、戸建ての物件を認可外保育園に用途変更(茨城県)

ユーザー なないろ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
茨城県
現住所‐郡市区町村: 
守谷市
依頼内容: 

戸建ての物件(115.67m)を認可外保育園として使用します。1階2間を保育室で2階3部屋のうちの1室を教室に。その際に用途変更が必要だと言われました。極力、経費をかけずにおねがいできればと思います。概算の見積りもいただきたいです。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





お年寄りが生き生きと暮らせる特別養護老人ホーム・加藤淳一建築設計事務所 加藤淳一さん


 
特別養護老人ホームの設計には入居者の視点と職員の視点のバランスが大切です。
お年寄りが生き生きと暮らせる施設が、ひいては職員の方々にとっても働き易い施設になります。
 
特別養護老人ホームについて加藤淳一建築設計事務所 加藤淳一さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 加藤淳一建築設計事務所 加藤淳一 の写真
大津市大萱1-7-3-1208
077-544-1963

 

特別養護老人ホームとは何ですか?一般的な老人ホームとはどこが違うのでしょうか?

 
特別養護老人ホーム(以下特養)とは、正式には介護老人福祉施設の事で、特養が終の住処としての施設となる場合が多いのに対して、一般的に老健と呼ばれるものは介護老人保険施設の事で、こちらは医療施設から自宅に帰るまでの中間施設的なものとして、自宅復帰を前提にした施設です。
 

特別養護老人ホームは建築基準法以外になにか基準があるのでしょうか?

 
福祉のまちづくり条例に基づく特定施設整備基準、建築物移動等円滑化基準、補助金事業における老人福祉法に基づく特別養護老人ホームの設備および運営に関する基準、消防法に基づく消防用設備等の設置基準、等
 

特別養護老人ホームの平面計画で注意しているポイントを教えて下さい

 
私が平面計画をする際に考える事は大きくは2点です。
 
まず1点目は、入居者の視点での平面計画です。
ご高齢の入居者にとって快適で楽しい住空間とはなにかを追求する事が最も重要だと考えています。
 
2点目は、職員の視点からの平面計画です。
職員の為の平面計画とは、いかに入居者を管理しやすい空間にするかに重点が置かれます。
しかしこれは往々にして入居者の為の空間とは相反する物になる恐れがあります。
 
したがっていかにしてこれら2つの視点でのバランスをとるかが、平面計画のポイントだと考えています。
  

 

特別養護老人ホームの外観で注意しているポイントを教えて下さい

 
特養に限った事ではありませんが、こうした福祉施設や医療施設とその他の商業施設や住居系施設との大きな違いは、前者は外観で人を呼び込んだり、その建築のアイデンティティーを外観に与える必要性がほとんど無い事だと思います。
 
私が特養の外観で注意しているのは、いかに周りの環境に溶け込ませる事ができるかです。
具体的には、建物のボリュームをできるだけ分散して周辺への圧迫感を抑え、外壁の素材や色に注意したり植栽を利用する事によって周囲に建物を溶け込ませる事を意識しています。
  

特別養護老人ホームの居室の設計で注意しているポイントを教えて下さい

 
居室(個室)はできるだけコンパクトにしつつ各自の「住まい」に近い空間にできるような冗長性のあるものにする事が大切だと考えています。
可能な限りそこに住む人が自分でカスタマイズできるような空間にする事で、よりプライバシーの高い住空間になると思います。
 

特別養護老人ホームの共用部の設計で注意しているポイントを教えて下さい

 
共同生活室や共用スペースについては、日だまりや眺望などの外部環境を取り入る事によって、季節の移り変わりや日々の何気ない変化を楽しみながら、集まって誰かと話しをしたくなるような場所をつくる事が重要だと考えています。
 

 

特別養護老人ホームの設計を貴社に依頼するメリットを教えて下さい。

 
我々が福祉施設を設計する際には、まず設計を始める前に事業主様およびその施設で働く職員の方々とどのような施設にするのかを時間をかけて話し合い、設計に入ってからも常に現場の意見に耳を傾けて計画に反映させながら、さらに入居者にとっての新しい快適性の獲得を目指したいと思います。
 

特別養護老人ホームの補助金申請の手伝いなどもやっていただけますか?

 
各官公庁へ事業主様と同行して打ち合わせをしたり、補助金申請書類の作成業務のお手伝いもさせていただきます。
 

特別養護老人ホームの改修などもやっていただけるのでしょうか?

 
改修もやっております。
できるだけ既存の使えるところを残しながら、小さく手をかけて大きな変化を与えるような改修を心がけています。
 

 

土地購入前の相談にものっていただけますか?

 
はい。
特養の場合は市街化調整区域に建てる場合も多く必ずしも敷地形状が整っているとは限りませんので、どのような敷地にどのくらいの規模の施設が可能かと言う事は、土地購入前に十分に検討しておかれた方が良いと思います。
 

特別養護老人ホームを建てたい方になにかアドバイスがありましたらお願いします。

 
特養と一口に言いましても、事業主様の運営方針によって施設の設計は大きく変わってくると思います。理想論になるかもしれませんが、私はやはり入居者がいかに快適に生活できるかを考える事が最も大切なのではないかと思います。
 
お年寄りが生き生きと暮らせる施設が、ひいては職員の方々にとっても働き易い施設になるのでは無いかと考えております。
 

加藤淳一建築設計事務所 加藤淳一さんの特別養護老人ホーム・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
追分の特別養護老人ホーム

市街地にもほど近く、のどかな田園風景の広がる敷地に、80床のユニットケア型特別養護老人ホームが計画された。

草津の特別養護老人ホーム改修

築20年以上経つ特別養護老人ホーム内のデイケアセンターとメインエントランスの改修計画である。本改修で求められたのは、「ホテルのロビーの様な」落ち着きのある空間であった。

特別養護老人ホーム 茜の郷

施設の性質上、運営側としては入居者の安全の為に常に目が届くような空間配置が必要となる為、理想的には職員スペースを中心として周りに居室を配置するのが良いが、今回は敷地形状が三角形の為その定石通りのプランが困難であった。

 

ユーザー タイラヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博 の写真

ご予算にもよりますが

キッチンカウンターは基本的に製作する事をお勧めしています。

今回は製作キッチンカウンターのお話を。

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添付写真は

弊社が作成したキッチンカウンターの詳細図です。

これをもとに、ステンレス工場、そして家具屋さんと打合せを行います。

既製品のシステムキッチンの中でも素晴らしい物もありますが

手作りの空間の中に

そういった既成品が

『ドンっ!!』と鎮座している姿は

ど~も違和感を感じます。

アイランドキッチンなどのオープンスタイルでは尚の事。

それぞれのお宅で

家全体の雰囲気

壁、天井の仕上材料

色、形

は異なります。

そこで

弊社ではキッチンも

お施主様からの要望をくみ取り

我々で図面をつくり、詳細にデザインしていきます。

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今回はキッチンダイニングの雰囲気がシャビーな空間なので

全体の調和を意識し、キッチンカウンターも

素材、色、そして扉や引き出しの位置を検討・決定しました。
(色はお施主様主導で決めていただきました。)

添付写真の現場(西山の住まい @新潟県)は

アイランドタイプのシンク部分と

壁付タイプのガスコンロ部分の

二つのカウンターを製作します。

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天板は無垢のステンレス板

扉、引き出しは木で、防水の為にウレタン塗装を施します。

今から完成が楽しみです!!

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タイラ ヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博
blog▶http://www.taira-arch.com/blog
web site▶http://www.taira-arch.com/
facebook▶www.facebook.com/tairayasuhiro.arch
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ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ちょっと気になるイベントのお知らせ。
 
10/17から、愛知県陶磁美術館で開催される展示会。
タイルがテーマです。
 
瀬戸のタイルを含めて、昭和初期までのタイルが見れます。
 
この時代のタイルは、とてもこだわった装飾が魅力的。
現代では、こういった装飾的なタイルは、なかなかお目にかかれません。
 
最近、昭和を思わせるタイルを良く見かけます。
ちょっとレトロで、とてもいい表情を持っています。
とても刺激になりそうで、愉しみです。
 
興味ある方は、「愛知県陶磁美術館」で検索してみてください。
 
 
昨日は、とある家のリノベーション打合せからスタート。
 
ご高齢のご夫婦が住まう家。
今後の住まい方をいろいろと模索しています。
 
まずは、外部で傷んでしまっている部分を修繕していきます。
 
工事を進行しながら、その後の住まい方を
一緒に考えて、最低限の工事で、よりよい生活を
していけるようにしていく予定です。

夜には、別の家のリノベーションを考案。
 
たまたまですが、こちらも、ご高齢のご夫婦の家。
 
段差がない、手摺があるといった表面的なことだけでなく、
将来を見据えて、本当の意味で機能的な家にすることで、
快適で、安心できる住まい方を提案しようと思っています。
 
 
リノベーションは、大枠が決まってしまっています。
その範囲内で、いろいろと試行錯誤が必要です。
 
新築よりも難しい側面もあるのですが、
いろんな可能性を秘めています。
 
その可能性から、たった一つの家を創りだしていきます!

ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

大きな笑い声をあげながら、ひたすらブランコに揺られる娘。
こんなに空が高いもの。そら気持ちいいね。
 
             ◇ ◇ ◇
 
今回の建ものは「都心の箱 立体ワンルーム」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/35
中層マンションやテナントビルが混在した街の小さな一角。
細い道路1本隔てた先に見えるのは幹線道路。
一戸建てを持つならもっとゆったりとした静かなところに、
と、田舎者の私なら必ず思いそうな環境だ。
それでも、「住んでみたい!」
そう思わせてくれる素敵な建物だった。
 
             ◇ ◇ ◇
 
まず、玄関ホールがダイナミックで都会的で、すごく印象的だった。
建物の高さ分5.8mの吹き抜けで、真っ白な壁に挟まれた通路状の玄関ホール。
高く立ちのぼる真っ白な壁には、家族の写真がいっぱい飾られている。
写真はどんどん増やしていきたい、と紹介されていたから、
子供達がすっかり大きくなる頃には、きっと、壁の高ーいところまで
楽しい写真で一杯になるだろう。
床には、茶色に黒のグラデーションが入ったタイルが敷かれていて、
その床がとっても表情豊か。
どこか路地に入り込んだような雰囲気だった。
 
タイル敷きの玄関ホールを、小径を行くようにつたって進む。
階段をのぼり、のぼった先はダイニングスペースになっていた。
階段の踊り場のような囲われた空間で、なんとも心地よい狭さだ。
ちょうど頭の高さくらいの壁の一部ががらりと開くと、
そこには、数段高くなったキッチンが現れた。
階段を挟んだキッチンの反対側の壁には、真四角に切られた入り口があって、
そこは天井の低い物置スペース。
天井の低さが小さな人たちにはぴったりで、
今はまだ、物置ではなく子供達のお城になっていた。
踊り場のようなダイニングスペースからさらに階段をのぼると、
そこは、ゆったりしたソファーが置かれたリビングだった。
 
キッチンもリビングも、2辺は胸くらいの高さまでの壁になっていて、
玄関ホール、ダイニング、キッチン、リビングは、ひとつの空間として繋がっている。
キッチンやリビングに立てば、まるでビルの屋上にいるよう。
キッチンやリビングに立つ爽快感、ダイニングの囲まれた安心感、そして、
ぜんぶの空間がひとつになっている一体感。
そうしたそれぞれの空間から感じるものが、れぞれにとても適切で心地よく、
家としての温かみや過ごしやすさがある建物だということが、
画面からひしひしと伝わってきた。
 
              ◇ ◇ ◇
 
つまりはこんな構造になっているようだ。
 
この建物、 3つの箱からできている。
ひとつ目の箱は、建物の一番外側の大きな真っ白な直方体。
その上面は、全部屋上テラスになっている。
ふたつ目の箱は2番目の大きさで、上面がリビング、中は2段で物置とクローゼット。
みっつ目の箱は高さも幅も一番小さくて、上面がキッチン、その中はお風呂と洗面所。
ふたつ目の箱とみっつ目の箱をひとつ目の箱の中に据えて、
その箱と箱の間には、通路(玄関ホール)と階段、箱と箱をつなぐような踊り場を置いた。
その踊り場がダイニングスペース。
そのダイニングスペースの下にはもう一部屋、主寝室が生み出された。
 
建物の中に据えられ2つの箱は、それぞれまるでビルみたい。
路地と広場が楽しくつなぐ。
都心の一角の小さな箱の中に、街がもうひとつ。
 
都心の一角をどう切り取って自分達だけの空間を守るか、
そんな内向きの発想ではなくて、
小さな箱の中に大きな世界をもうひとつ。
都心の空気や人を引き込んで、4時限空間みたいに大きく広がっているような気さえした。
 
              ◇ ◇ ◇
 
家族の成長に合わせた空間の使い方の工夫も面白かった。
 
1階には、続きになった寝室と、スキーやボードも収納できるクローゼット部屋がある。
将来的にはこの寝室を二人の子供のための個室に、隣のクローゼットをご夫婦の寝室に、
と変化させることを考えているそうだ。
クローゼットを寝室にする際には、今は子供達の遊び場なっている物置スペースが、
本来の役割を担う。
 
小さな空間だけれど、その広がりは無限大。
使い方もまだまだ工夫の余地はあり、家族に合わせて変化させられる。
そういう柔軟さもしっかり備えた素敵な建物だった。

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ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

一般的に簡単に言うと…スケルトンとは建物を支える構造駆体のことです!
柱・梁・床・天井・壁などの構造的に必要な部分に仕上げを施さず、そのままで終了して…そのあとは使い手が好きに手を加えることができるということです。
逆に間取りとか内装のことをインフィルといい、好みに応じて変えることができるのです!

これは、店舗・事務所とか…住宅系で言えば分譲マンション…にあてはまるでしょうか?
耐久性の高いスケルトンと、使い手のスタイルの変化に応じて容易に リニューアルできるインフィルを明確に分け、時代の変化に対応できる社会的に長持ちできるスケルトン・インフィル型の建築は用途によってはとても効率のいい建築だと言えますね(^^ゞ

I-0572、デザイナーズ住宅的なオシャレなガレージ住宅(茨城県)

ユーザー うっちー の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
茨城県
現住所‐郡市区町村: 
古河市
依頼内容: 

鉄骨倉庫51坪内に住宅スペース33坪を作りたいのですが倉庫業者に見積り以来したら21m×8.2mで倉庫が1300万円で住宅にするのに内装仕上げが坪単価25万とのことでした
 
同じような値段又はそれ以下でデザイナーズ住宅的なオシャレなガレージ住宅を建てたいので請け負っていただける建築家の方いましたら御連絡宜しくお願いします
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とてもいい天気でした。
 
天気のいい日は、なんとなくですが、
元気が出てきますよね。

さて。
 
昨日、とある家創りのため、
確認検査機関のビューローベリタスへ行ってきました。
 
写真は、いつもいただいている紅茶です。
 
省エネポイントの関係で、申請書を提出。
手早く、手続きしてくれました。
 
その後、とある家創りの事前相談。
 
厳しい法規制の中で、大きな家を建てるため、
いろいろ検討しているのですが、
そういった規制についての解釈に問題がないのかを確認します。
 
さらに、客観的な目線で、気になる法規制を
指摘してくれて、それも含めて確認していきます。
 
ちょっとした解釈違いや、見落としがあると、
家の計画自体が成立しなくなってしまうため、
こういった、事前の相談は、早い段階でするようにしています。
 
いつも、相談させていただいているおかげか、
顔も覚えていただいて、とても丁寧に、
教えていただけるので、助かっています。
 
もちろん、建築家として、きちんと確認しながら
計画はするのですが、こういった場所で、
客観的な立場から内容を確認してもらえるのは、
とてもありがたいですね。
 
 
ひとつのことを、きっちりと。
当たり前と思わず、確認する。
 
とても大事にしています。
 
大切な家創りですからね。

生石港町の家

●設計事例の所在地: 
大分県大分市
●面積(坪): 
56.11坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

2007年竣工物件で、工事の状況をブログ公開していました。
1階RC(鉄筋コンクリート造)2~3階木造の混構造専用住宅です。
生石港町と言う場所柄(港近く、遊郭跡が残る場所)、当初から白を基調とした家にこだわりました。敷地面積36.6坪。大分市では決して広くない敷地に駐車場2台分とる余裕無く、1階の日当たりが良い角地に部屋が欲しいお母様の要望も相まって、方向が異なる2面にビルトインガレージを別々に設置するプランを提案しました。2階は共有スペースのLDKと茶の間(畳コーナー)、3階に寝室・子供室をとる構成になっています。R階ロフトを抜けるルーフテラスからの眺望は、周囲建物の屋根を越え、別府湾が一望出来ますが、その分、潮風当たりは避けられないため、耐候性を考慮した屋根・外壁材料を使用しています。
木造構造計算も自社で行い、準防火地域に建つ為、木造部分も含め準耐火構造としています。都市部では当たり前にやっている事で、もう数年経ちますが、大分県では未だに馴染み少ない設計手法です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「ハウスメーカーに依頼したけど、敷地が狭いせいか、金額も高い上、なかなか思うようなプランが出てこない。」これが依頼のきっかけです。もともと設計事務所という選択枝は想像もしていなかったようですが、「相談して話してみたら?」と言う紹介から始まりました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「予算は幾らぐらいでどのような内容をお望みですか?」ハウスメーカーの見積書も出ているようだったので、率直に伺いました。敷地と車のことも考えると、総3階建ての木造では構造的に厳しかったのと、海に近いため鉄骨造は避けたいと言う思いから、「全て鉄筋コンクリート造だと、厳しいので、土台となる1階部分を鉄筋にして、2~3階を木造で考えることで良いようで有れば、予算的に実現可能と思いますよ。」これから始まりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

施主のこだわりも多く有り、木材・新建材・住宅機器・コーディネート部材の仕入れ等、知人が居ての作業だったため、CM(分離発注)工事の提案をしました。プランニングは納得いくまでシミュレーションを繰り返し、予算に治まるよう、設計段階から細かな見積をしながらの設計作業となりました。

依頼者の声: 

自らこだわった住宅設備機器(特にトイレ~アラウーノと赤扉のキッチン)・建具・床材等、あっちこっちのショールームに足を運びカタログを読み、ゼロから選択する作業は大変でしたが、その分商品的には納得もいき楽しかったです。商品グレード的には高い安いは解るのですが、それが予算の中で治まるのか?見積内容が高いのか安いのか?解らない部分は設計事務所のアドバイスを受けながら進めていきました。
ほぼイメージ通りにできあがったのですが、ただ1点、1階コンクリートの色が思ったより濃く重々しく、シミュレーションから、もっと白っぽいのを想像していたので残念です。

その他の画像: 

左写真:玄関寄り付きがエージ
右写真:勝手口寄り付きガレージ

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