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昨日は、駐車場に掛ける屋根として
カーポートのお話しをしました。

カーポートを採用するにあたって、
気にした方がよいポイントを
いくつかご紹介しました。

屋根材、柱の長さなどなど。
意図せずセレクトしてみたら、
使えない!ってことにならないために。

今日は、各社いろんな種類のある
カーポートの中で、目立った特徴のある
タイプを、少しご紹介しようと思います。

カーポートっていうと。
昨日の画像みたいに、手の片側に柱があり、
屋根を支えていて、屋根が半透明。
といった印象が強いかなと思います。

確かにシンプルですし、コスパいいので、
採用される方が多いこともあって、
周りでよく見かけるからでしょうね。

では。
そういったタイプ以外はどんなものか?
順番にご紹介していきますね。

一つ目はこちら。

何が違うか。わかりましたか??

よく見ていただくと。。
側面に柱がありませんよね?

カーポートって、1台用であれば2本、
2・3台用であれば、4本の柱が、
側面に必要になります。

奥の柱はまだいいのですが、
手前の柱って、車の出し入れする時、
じゃまになったりすることがあります。

とはいえ。構造的には必要なので
柱なしにはできないんですよね。

その不便さを解消するために、
このタイプは柱を奥へ配置しています。

柱を気にせず、駐車できますし、
見た目もスッキリします。

駐車の時、柱が気になる方にオススメです。

二つ目はこちら。

屋根部分をご覧ください。
ギザギザで構成されていますよね。

このギザギザのおかげで、幅を大きく
取ることができるんですよね。

最近でこそ、3台分の間口を確保するって
カーポートでは難しかったのですが、
このギザギザだけは実現できたので、
よく採用されていましたね。

見た目で、このデザインが好き!
なんて方もいましたね。

他のメーカーにはない独自のデザインなので
お好みの方にはいいですよ。

三つ目はこちら。

基本的な形状は、通常のカーポートに
似ていますが、なんだかスッキリしてます。

何かというと。
屋根が透明ではなくて塞がっていることと、
そのおかげで、天井面を木目にできますし
下から骨組みが見えないので、スッキリ見えます。

これ。
発売当初は、かなり革新的だったので、
ものすごく人気の高いカーポートに
なりました。

ちなみに。
こちらは3台分もできますよ。

長くなってしまったので、この辺にしますが、
ほんと、いろんな種類があります。

いろいろ比較検討しながら。
選定してみてくださいね。

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住まい造りの際に気になる

間取りと同時に

外構・庭工事、駐車スペースを

どのように考えるべきなのか?

家づくりで見落としがちなのが

「外構(エクステリア)」かもしれません。

内装やインテリアは

一生懸命に考えるのに、

庭を含めた家の外観や

外回りの使いやすさを

見落としているケースは

少なくありません。

また予算の都合で外回りは将来、

落ち着いてから

というケースもよくあります。

しかし、

将来的にという場合でも、

新築のプランの段階から

しっかり外回りについても

考えておくことが大切です。

外回りの中でも

特に駐車スペースは注意が必要です。

「車庫」とは屋根や壁などがある

車を入れる建物のことで、

「ガレージ」も同様に使われることが多く、

住宅と一体化したものは

「ビルトインガレージ」と呼ばれます。

一方、

エクステリア部材などで

簡単な屋根が付けられたものを「カーポート」、

柱や屋根はなくて

車を置くだけの場所を

「カースペース」と呼びます。

ある程度の

国産普通車の場合にになると

全長約4.9m、幅約1.8mになります。

この大きさに、

乗り降りなどをするときに

必要な前後左右のスペースを考えると、

自動車置き場は

想像より大きなスペースが必要になります。

実際にどれぐらいの

スペースが必要なのかは、

駐車する向きや台数、

進入路の状況や車種など

いろいろな要因を

考慮する必要がありますが、

あらかじめご自身が

どの程度の「ゆとり」が必要なのか?

という事を知っておくことは大切な事です。

そのためは日頃、

利用するスーパーマーケットや

コンビニ、

パーキングなどで「駐車しやすい」もしくは

「駐車しにくい」と感じる

駐車場がどの程度の広さなのかを

知っておくと、

これからの家づくりの際に

敷地(土地)に対する建物の位置関係も

把握しやすくなるかと思います。

土地だけを見るのではなくて

電柱の位置関係や

道路の傾斜、道路幅、

道路の対岸等、

駐車する際に気になりそうなところを

意識的に見ておくことで

その後の建物配置計画も

意図が分かりやすくなるかと思います。

暮らし始めてからの事を

丁寧に考えてみませんか?

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昨日は、ガレージのいろんなつくり方
についてお話ししました。

建物の一体になったビルトンガレージ
ではなく、独立したタイプが中心。

ガレージ単体でおしゃれなタイプでも
いいのですが。。

予算に合わせて、いろいろ組み合わせる、
コスパのいい方法をいくつかご紹介しました。

今日は、囲われたガレージまでいらない。
屋根だけあればいいです。
そんな方向けのお話しとなります。

駐車場に屋根がほしい。
そんな時は、アルミとポリカでできた
カーポートを設置する人が多いですよね。

工事や金額が手ごろなのと、
それでもかなり、雨を凌げますから。

そのカーポート。
どれも似たような感じなのですが、
よく見てみると、違いがあります。

そのセレクトするためのポイントをお話し
していこうと思います。

一つ目のポイント。
屋根の仕様についてですね。

屋根って、透明の樹脂パネルでしょう?
って思われたかなと思います。

その半透明のパネル。
ポリカという素材が多いですね。

光を通してくれるし、ガラスみたいに
重たくなくて、割れにも強いですから。

いい素材ではあるのですが、
日当たりのいい場所に設置する予定なら、
少し割り高ですが「熱線吸収」「熱線反射」
がオススメです。

このパネルにするだけで、かなり
紫外線をカットしてくれるし、
夏の暑さが、結構違いますよ。

体感でわかるくらいなので、車への影響も
かなり軽減できますよね。

二つ目のポイントは、高さです。
カーポートは、大きく分けて、
標準タイプとハイルーフタイプがあります。

柱の長さが異なりますね。

セダンだから標準でいいかな。
そんな風に決めない方がよいかも。

将来、ワンボックスの車に代わるかも
しれませんし、ルーフボックスつけるかも。。

後で高さ上げれないので、高い方がいいです。

それと。
床面にきつめの勾配がついてると、
低い方に合わせてつくることが多いので、
柱が短くなってしまうこともあります。

三つ目はデザインですね。
ほんと、いろんなデザインがあるので、
迷ってしまうかもしれませんね。

シンプルでコスパ重視であれば、
さほどこだわらなくてもよいのですが。
よく見える場所だからこだわりたい!
ということであれば、比較検討してみて
ください。

明日、その一部をご紹介していきたいと
思います。

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外構のお話しって。
ほんといろいろありますね。

なんとなくで進めてしまいそうですが、
家の見え方や使い勝手に大きく影響するので、
しっかりこだわって計画しておきましょう。

昨日、独立したガレージについて
いろんなタイプをご紹介しました。

ビルトインガレージを断念しても、
諦めきれない人の対応策のお話しでした。

こだわりと予算とのバランスを見ながら、
最適な方法を選定してくださいね。

今日は、その続き。

コストを抑えつつ、見た目をよくしたい。
それって、みなが思うことですよね、きっと。

その実現方法について、いくつか
お話ししておこうと思います。

一つ目。
機能的にしっかりしているイマバガレージを
ベースにして組み立てます。

なんとなく思いつきそうなのって、
鼠色の外壁を塗装してしまうアイデア。

色が違うだけで、全然印象違います。
とはいいつつ。

新品に仕上がっている外壁に塗装をする
って結構勇気いりますね。

それに。
壁に少しついている凹凸までは
変更できないし、カタチ変わらないので、
どこまでいっても既製品っぽさは残ります。

二つ目。
同じく、イナバガレージは使います。
機能はしっかりしていますよね。

そのガレージの外壁を下地に、
家の外壁等を採用するという方法です。

イナバガレージに外壁の下地を設置するので
厳密には、穴が開いてしまいますが、
その上を外壁で仕上げるので、
雨仕舞は悪くありません。

そうすると。
本体の外壁と統一感がでるので、
ビルトインガレージをつくったような
錯覚に陥ると思います(笑)

すごくいい方法なのですが、
ポイントになるのは、外壁と屋根との
取り合い部分です。

雨が入らないよう工夫するか、
雨が入っても、排出できるようにするか。
しっかり考えておきたいところです。

実際に、採用された方はいますが、
かなりいい感じで仕上がっています。

三つ目。
ガレージを思い切って、カーポートにして
そのカーポート周りを目隠しの塀と
シャッターで囲ってしまう方法。

ガレージがカーポートになって割安になりますが
周りの壁をつくる分がプラスになるので、
大幅はコストダウンに直結しないです。

ただ。
見え方は、かなりよいかなと思います。

そうなんです。
カッコいいガレージをオーダーで造る以外に
既製品を取り入れながら、統一感を持たせる。
そんなこともできますね。

明日は、カーポートのお話しです。

HouseH

●設計事例の所在地: 
神奈川県横浜市
●面積(坪): 
40.82坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

和室から庭への眺め
低く抑えた天井、明るさを抑えた和室から眺めると、すのこ天井からの柔らかい光と外の緑が強調される

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

4畳半〜小さな丘
夫婦、幼い子供2人、犬、猫が暮らす住宅です。
敷地は北側に傾斜した段丘状の宅地造成地の一画で、
緑豊かな環境の中にあります。
既存敷地の高低差は駐車場の天井高を確保するには不十分であったため、
敷地北側の地盤面を上げ、
緩やかな傾斜で南側の既存地盤面へとつなぐ
小さな丘のような空間を計画しました。
日常生活の中で庭で遊ぶことも想定されたため、
内部から自然なかたちで庭へアプローチできるように
LDKには小上がり程度の段差を連続させ、
庭から玄関までは緩やかな芝生の傾斜でつなぎました。
間取りは伝統的な四畳半を用いて、
様々な機能に対応できる間取りとしました。
均質な四畳半のみでできた間取りですが、
広々としたキッチン、コンパクトなダイニング・寝室など、
機能を与えられることで、多様性のある間取りとなります。
また、様々な天井高さを計画することで、
開放感と落ち着きのある空間を作り、
LDKからも屋上へと繋がる吹抜けを計画することで、
庭から屋上まで一体的につながり、
豊かな周辺環境と共に暮らす住宅となっています。

その他の画像: 

LDK 午前中には 2 階窓からの光が光天井や吹抜を通して差し込んでくる

光天井 2×4 材を 100mm ピッチで並べ、上にすりガラス調のポリカーボネート板を載せることで 2 階窓の存在を抽象化している

キッチンから庭を眺める

引戸でサンルームを仕切る 2重のポリカーボネート板は視線を制御しつつ、風景をほのかに映し出す

サンルーム
ポリカーボネートを入れた框引戸で仕切ると完全な外部としても使える

サンルーム 機能のない部屋 ライフスタイルの変化に応じて、使い方が変化する
住まい始めは子供の遊び場となっている

南側外観 向かいの歩道から 周囲は緑豊かな歩道と街路樹が続いている

北側道路から 明るい街並みになるように外壁は白とした
基壇はRC造のビルトインガレージと玄関

外壁は檜板張り、上部は下見板張り、下部は縦張りに使い分け、立面的に屋根と壁が分節された表現とした 主屋の屋根は 7.5 寸勾配 下屋は 2.5 寸勾配

I-4211、用途変更の申請は必要でしょうか(岩手県)

ユーザー つとむ4211 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
岩手県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

現在事務所として使用している建物(登記簿上の用途が倉庫の建物 木造平屋建て床面積50m2程度)
を、リハビリ室(宿泊は無し)に用途変更する場合、用途変更の申請は必要でしょうか?
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-4210、分家住宅を一般住宅に用途変更(沖縄県)

ユーザー こうち の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
沖縄県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

沖縄県糸満市にある分家住宅を一般住宅に用途変更してもらいたい。
現在は市街化調整区域の緩和区域になってます。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-4209、住宅が建築できれば購入したい土地が……(熊本県)

ユーザー サワイ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
熊本県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になります。熊本市内に住宅が建築できれば購入したい土地がありますが、資料に崖条例の記載があります。
現地を見ても崖の判断ができず、回避方法等が検討できないので調査と判断をお願いしたいです。
また、この土地への進入道に一部他者所有の私有地が含まれているのでここの対応についてもアドバイスいただければと思います。予算等につきましては、依頼経験がありませんので、ご提示いただければと思います。よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





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昨日は、建物の一角につくるガレージ、
ビルトインガレージについてのお話しでした。

車好きには、たまらなく、憧れな場所。

ただ。。
建物の一部にすると、コストに反映されるので、
予算調整で、取りやめになることもしばしば。。

一度は真剣に考えたガレージなので、
何とか実現できないかな。。

そんなお気持ちのお客様たちが、
どんな対応をしているのか。

今日は、そのお話しをしていきます。

愛車を雨風から守りたい!
そんな気持ちを捨てられないお客様の場合。

一つ目の方法としては。
独立したハコ型のガレージですね。

例えばこちら。

リクシルの製品で独立したガレージ。

見た目も少しこだわっていたりしますし、
正面だけでなく、側面を開閉できたりして、
ガレージというだけでなく、趣味のスペース
という感じの使い方ができそうです。

数年前までは、見た目にこだわったガレージって
これくらいしかなかったのですが、
最近はそうでもないんですよね。

例えばこちら。

外壁に角波鋼板を使っていて、
ガレージ単体でもかっこよく見えますし、
もし、家の外壁がガルバニウム鋼板だったりすると
まるで、一体のビルトインガレージみたいに
魅せることができますね。

ここまでの見え方でしたら、
家と一体になったガレージでなくても、
独立型でもよいかなって思えるかもしれませんね。

ただ。。
これらの見た目が素敵な独立ガレージでも、
まだまだ予算的に厳しいかも。。

そんな状況になったらどうするのか。

そういった方にオススメする方法は、
イナバガレージ(orヨドガレージ)ですね。

「100人載っても大丈夫!」
で有名な、あのガレージですね。

機能的には、よく出てきますよ。

例えば、電動シャッターにすることもできますし、
オーバースライダーにすることもできます。
側面に出入り口つけたり、窓もできます。
棚板を設置することもできますから。

とはいえ。。
気になるのは、あの外観。
グレーといえば響きはいいのですが、
どちらかというと、鼠色ですよね。

側面なんかも色が選べるといいのですが、
その鼠色しかないんですよね。

シャッターの色だけは選べるので、
側面が見えない配置をすればまだよいかも。。

そうでもない場合、何かいい手はないのか??

実はあります。
明日、その方法についてお話ししますね。

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昨日は、機能門柱について。
セレクトする際のポイントをお話ししました。

どんなこだわりがあるのか。
それによって、どれが最適なのかが、
変わってきます。

いろいろ比較しながら決めてくださいね。
そんなお話しでした。

今日は、外構の中でも大事な一つ。
駐車場周りについて、お話ししていきます。

みなさん。
突然ですけど、車をどれくらい愛してますか?

愛してるって(笑)

そこまでではないにしても、
愛車を、ものすごく大切にしている。
そんな人って、結構いると思いますよ。

仮住まいの賃貸物件に暮らしている方で、
その暮らしの不満を聞いてみると。。

一番、二番は結露と収納不足で、
それ以降で、意外にも上位ランクする項目は
駐車場だったりします。

駐車場台数のことも話題になりますが、
もう一つ。。

大事な車が野ざらしになることに
ストレス感じてる方っていたりします。

なんとなくですが、男性に多いかも。

なので。
ご要望をお聞きしたりすると、

「ビルトインガレージがほしい」
「最低でも、カーポートがほしい」

特に多いのは、前者ですね。

日差しだけでなく、雨風も完全に
シャットアウトできるからです。

家の一部がガレージになっていて、
駐車したら、そこから家へアクセスできると
とても便利ですよね。

しかも。
車のメンテナンスだって、天候に左右されず
できますから。

憧れる方。とても多いですね。

ただ。。
実際に実現される方は、全員ではありません。
割と少数派かも。。

理由はとてもシンプルなのですが、
建築コストが高くなるからです。

少し説明しておきます。

仮に、家と一体になったビルトインガレージを
想定してみましょう。

その駐車場を覆う壁って、家の外壁と同じ仕様です。
しいて言えば、断熱材が充填されていないくらい。

そして。その面積。
意外かもしれませんが、1台分として、
最小限な大きさにしても、10帖ほどの広さになります。

えぇ?そんなに大きいの?
って思われたかもしれません。
主寝室より大きいんですから。

つまり、その分の床壁天井、外壁に基礎、
屋根なんかも含めて、工事が必要なので、
割高に感じてしまうのも無理はありません。

そういう感覚もあって、
よほど強いこだわりでなければ、
予算調整の時にやめてしまうケースって
結構あったりします。

ビルトインガレージをやめた場合。
みなどうしているのか??

その辺は明日お話ししますね。

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